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歴史は秋田県内でも最も古く、[[658年]]越国守[[阿倍比羅夫]]が軍船180隻を引いて蝦夷征伐のため上陸した。また[[続日本 |
能代港の歴史は秋田県内でも最も古く、[[658年]]越国守[[阿倍比羅夫]]が軍船180隻を引いて蝦夷征伐のため渟代(ぬしろ、能代の古称)に上陸したのが記録上の初出である。また[[続日本紀]]には、[[光仁天皇]]の[[宝亀]]年間に、[[渤海 (国)|渤海]]の使臣壱万福等350余人が船10隻に乗り野代湊(のしろみなと)に着いたことが記録されている。[[1611年]]([[慶長]]16年)に[[佐竹義宣 (右京大夫)|佐竹義宣]]によって[[久保田藩|藩]]北部の物資集積地として林木受勘定所が設置されると、日本海の要港として[[北前船]]による交易が盛んとなった。明治期には[[秋田杉]]の輸送拠点として大いに発展したが、河港としては土砂の堆積が進み、大型船が入港できない事もあって停滞することとなった。戦後、港の整備が進められ[[1981年]]に重要港湾に、[[2006年]]に[[静脈物流|リサイクルポート]]に指定された。今日では主に石炭の輸入が貨物取扱量の大きな割合を占める。 |
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*[[2001年]] - 大森地区の多目的国際ターミナル13メーター岸壁が供用開始される。 |
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2011年10月30日 (日) 16:51時点における版
能代港 | |
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所在地 | |
国 | 日本 |
座標 | 北緯40度12分58.94秒 東経139度59分59.83秒 / 北緯40.2163722度 東経139.9999528度 |
詳細 | |
開港 | 1974年 |
管理者 | 秋田県 |
種類 | 重要港湾 |
統計 | |
統計年度 | 2010年 |
貨物取扱量 | 3,418,221t[1] |
能代港(のしろこう)は、秋田県能代市にある港湾で、米代川河口に位置する。港湾管理者は秋田県。重要港湾に指定されている。能代火力発電所が隣接する。
概要
能代港の歴史は秋田県内でも最も古く、658年越国守阿倍比羅夫が軍船180隻を引いて蝦夷征伐のため渟代(ぬしろ、能代の古称)に上陸したのが記録上の初出である。また続日本紀には、光仁天皇の宝亀年間に、渤海の使臣壱万福等350余人が船10隻に乗り野代湊(のしろみなと)に着いたことが記録されている。1611年(慶長16年)に佐竹義宣によって藩北部の物資集積地として林木受勘定所が設置されると、日本海の要港として北前船による交易が盛んとなった。明治期には秋田杉の輸送拠点として大いに発展したが、河港としては土砂の堆積が進み、大型船が入港できない事もあって停滞することとなった。戦後、港の整備が進められ1981年に重要港湾に、2006年にリサイクルポートに指定された。今日では主に石炭の輸入が貨物取扱量の大きな割合を占める。
また、県内外の釣り人に釣り場として利用されている。
沿革
- 1922年 - 指定港湾になる。
- 1974年 - 関税法上の開港に指定される。
- 1981年 - 重要港湾、エネルギー港湾に指定される。
- 1993年 - 能代火力発電所が完成。
- 2001年 - 大森地区の多目的国際ターミナル13メーター岸壁が供用開始される。
- 2006年 - リサイクルポート(総合静脈物流拠点港)に指定される。
施設
- 管理者:秋田県
- 位置:北緯40度13分 東径140度00分
- バース数:6(うち2つは火力発電専用)
- 大森13メーター岸壁(40,000トン)
- 15,000トン岸壁(15,000トン)
- 中島1号岸壁(5,000トン)
- 中島1号岸壁(5,000トン)
- 能代火力60,000トン桟橋(60,000トン)
- 能代火力5,000トン桟橋(5,000トン)
周辺施設
イベント
関連項目
外部リンク
- 美の国あきたネット 能代港の概要 - 秋田県