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「マッハバンド」の版間の差分

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この効果は[[アンシャープマスキング|高域強調フィルタ]]によるものと類似している。マッハバンドは、神経系の[[側抑制]](lateral inhibition)によって説明されることが多い。他の説明は、視覚系が、統計的な方法によって、輝度勾配からハイライトとローライトを同時に算出する、というものである{{要出典|date=2008年8月}}。
この効果は[[アンシャープマスキング|高域強調フィルタ]]によるものと類似している。マッハバンドは、神経系の[[側抑制]](lateral inhibition)によって説明されることが多い。他の説明は、視覚系が、統計的な方法によって、輝度勾配からハイライトとローライトを同時に算出する、というものである{{要出典|date=2008年8月}}。


一時期、デジタル画像処理時の精度不足や[[:en:Color quantization|減色]]による丸め誤差([[:en:Posterization|トーンジャンプ]]・[[:en:Posterization|ポスタリゼーション]])や、階調不足で発生する擬似輪郭(([[:en:Colour banding|バンディング]]または[[:en:Colour banding|カラーバンディング]])に対し、マッハバンドと慣例的に呼んでいた事もあったが、これは間違いである。
一時期、デジタル画像処理時の精度不足や[[:en:Color quantization|減色]]による丸め誤差([[:en:Posterization|トーンジャンプ]]・[[:en:Posterization|ポスタリゼーション]])や、階調不足で発生する擬似輪郭([[:en:Colour banding|バンディング]]または[[:en:Colour banding|カラーバンディング]])に対し、マッハバンドと慣例的に呼んでいた事もあったが、これは間違いである。


==参考文献==
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* [[側抑制]]
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==外部リンク(英語)==
==外部リンク==
* [https://web.archive.org/web/20030827051950/http://www.nist.gov/lispix/imlab/illusions/machband.html Demonstration of the Mach band]
* [https://web.archive.org/web/20030827051950/http://www.nist.gov/lispix/imlab/illusions/machband.html Demonstration of the Mach band]{{en icon}}- [[ウェイバックマシン]](2003年8月27日アーカイブ分)
* [http://www.purveslab.net/ Laboratory of Dale Purves, MD]
* [http://www.purveslab.net/ Laboratory of Dale Purves, MD]{{en icon}}


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[[Category:錯視]]
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2019年11月18日 (月) 15:50時点における版

マッハバンド(Mach bands)とは、微妙に濃淡の異なるグレーの領域が接触している場合に、暗い方の領域の境界付近はより暗く、明るい方の領域の境界付近はより明るく強調されて見える、錯視の一種である。この錯視はエルンスト・マッハにちなんで命名された。

この効果は高域強調フィルタによるものと類似している。マッハバンドは、神経系の側抑制(lateral inhibition)によって説明されることが多い。他の説明は、視覚系が、統計的な方法によって、輝度勾配からハイライトとローライトを同時に算出する、というものである[要出典]

一時期、デジタル画像処理時の精度不足や減色による丸め誤差(トーンジャンプポスタリゼーション)や、階調不足で発生する擬似輪郭(バンディングまたはカラーバンディング)に対し、マッハバンドと慣例的に呼んでいた事もあったが、これは間違いである。

参考文献

Lotto RB, Williams SM, Purves D (1999). “Mach bands as empirically derived associations”. Proceedings of the National Academy of Sciences 96 (9): 5245?50. doi:10.1073/pnas.96.9.5245. PMID 10220451. 

関連項目

外部リンク