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{{Infobox 艦艇
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'''雲揚'''（うんよう）は、[[大日本帝国海軍|日本海軍]]の[[軍艦]]。元[[長州藩]]の砲艦で[[江華島事件]]のきっかけとなった艦。


艦名の意味は「雲の高く揚がるように勢い盛んなさま」<ref>片桐大自『聯合艦隊軍艦銘銘伝』p190。</ref>。
艦名の意味は「雲の高く揚がるように勢い盛んなさま」{{Sfn|片桐|2014|p=190|ps=、雲揚(うんよう)}}。

== 概要 ==
'''[[鳳翔 (砲艦)|鳳翔]]'''と同じく[[長州藩]]が[[イギリス]]から購入した小型砲艦。'''鳳翔'''の排水量は300トン強に対し、本艦は排水量245トンで同じ大きさの木造汽船だった。
[[日本海軍]]では[[佐賀の乱]]に出動、[[江華島事件]]に関与など。
1976年10月31日事故で失われた。


== 艦歴 ==
== 艦歴 ==
=== 長州藩時 ===
「[[鳳翔 (砲艦)|鳳翔]]」と同じく長州藩が[[イギリス]]から購入した小型砲艦。「鳳翔」の排水量は300トン強に対し、本艦は排水量245トンで同じ大きさの木造汽船だった。明治3年1月（[[1870年]]2月）に購入し、「雲揚丸」と命名した。翌明治4年5月18日（[[1871年]]7月4日）に明治政府に献納、6月8日（1871年7月25日）に領収された。それにより[[兵部省]]所管となり、「雲揚艦」と改名された。
明治3年1月([[1870年]]2月)に購入し、'''雲揚丸'''と命名した<ref name="中川1994p10"/>。
翌明治4年5月18日([[1871年]]7月4日)に明治政府に献納、6月8日(新暦7月25日)に領収された<ref name="中川1994p10"/>。
それにより[[兵部省]]所管となり、'''雲揚'''(艦)と命名された<ref name="中川1994p10"/>。


『帝国海軍機関史』によると、
[[1874年]]（明治7年）には[[佐賀の乱]]鎮圧のため出動している。
[[慶応]]2年([[1866年]])長州藩がイギリスに注文し、明治元年([[1868年]])製造、明治2年([[1869年]])[[長崎]]で長州藩が領収、明治4年5月([[1871年]]6月から7月)に献納された<ref name="機関史(1975)p466"/>。


『公文類纂』によると、
[[1875年]]（明治8年）、[[朝鮮]]との外交交渉を有利に進めるために「雲揚」は5月10日に[[品川 (東京都)|品川]]沖を出港、25日に[[釜山広域市|釜山]]に到着した。9月20日より陸上砲台と交戦し、一時砲台を占領した（[[江華島事件]]）。この時の艦長は[[井上良馨]]だった。
明治4年2月29日(1871年4月18日)に山口藩から'''雲揚丸'''と'''鳳翔丸'''の献納の申し出があり<ref>[[#M4公文類纂26/鳳翔雲揚献艦願]]画像1</ref>、
'''鳳翔丸'''は6月8日(新暦7月25日)に受領<ref>[[#M4公文類纂26/鳳翔丸請取済]]画像1</ref>、
'''雲揚丸'''は献納申し出の後に損傷したため修理後の献納になった<ref>[[#M4公文類纂26/鳳翔雲揚献艦願]]画像3、「先達テ鳳翔雲揚二隻之軍艦差出候儀ニ付願置候処御採用被仰付早速二隻共可差回覚悟ニ御座候処雲揚丸運用中損所出来候テ受取掛居候付相調次第可差出候鳳翔丸之儀御請方被仰付候様奉願候以上 辛未五月十八日 山口藩 辨官御中」</ref>。
10月29日(新暦12月11日)'''雲揚丸'''は[[品海]]に到着<ref>[[#M4公文類纂26/雲揚丸着艦]]画像1</ref>、
11月29日([[1872年]]1月9日)領収された<ref>[[#M4公文類纂26/雲揚丸請取済]]画像1</ref>。


同年11月15日([[1871年]]12月26日)、六等艦に定められた<ref name="中川1994p10"/>。
[[1876年]]（明治9年）に[[萩の乱]]が勃発し、その鎮圧の為に回航中、10月31日に[[紀伊国|紀州]]阿田浦で座礁し沈没、翌年に売却された。

=== 明治5年 ===
明治5年2月5日([[1872年]]3月13日)、'''中艦隊'''に編入された<ref>[[#海軍制度沿革4-1(1971)]]p.7、明治5年2月5日雲揚</ref>。

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[[1875年]](明治8年)、[[朝鮮]]との外交交渉を有利に進めるために
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==艦長==
==艦長==
<small>※『日本海軍史』第9巻・第10巻の「将官履歴」に基づく。</small>
<small>※『日本海軍史』第9巻・第10巻の「将官履歴」に基づく。</small>
*河野又十郎:明治4年12月時<ref name="M4.12艦長">[[#M4公文類纂7/下士波多野五郎八以下分任の件]]画像5</ref>
*[[相浦紀道]] 少佐：1872年3月3日 - 1872年4月14日
*[[相浦紀道]] 少佐：1872年3月3日 - 1872年4月14日
*[[井上良馨]] 少佐：1874年10月20日 - 1875年10月15日
*[[井上良馨]] 少佐：1874年10月20日 - 1875年10月15日
*[[瀧野直俊]] 少佐：1875年10月17日 - 1877年2月28日
*[[瀧野直俊]] 少佐：1875年10月17日 - 1877年2月28日

== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}<!--
=== 注釈 ===
{{Notelist}}-->
=== 出典 ===
{{Reflist|2}}


== 参考文献 ==
== 参考文献 ==
* [https://www.jacar.go.jp/ アジア歴史資料センター(公式)](防衛省防衛研究所)
**{{Cite book|和書|id=Ref.A07062089000|title=記録材料・海軍省報告書第一|ref=M1-M9海軍省報告書}}(国立公文書館)
**{{Cite book|和書|id=Ref.C09090247200|title=公文類纂 明治4年 巻7 本省公文 黜陟部4/癸2号大日記 下士波多野五郎八以下分任の件雲揚艦申出|ref=M4公文類纂7/下士波多野五郎八以下分任の件}}
**{{Cite book|和書|id=Ref.C09090401200|title=公文類纂 明治4年 巻26 本省公文 艦船部/海軍願伺 鳳翔雲揚献艦の件山口縣願|ref=M4公文類纂26/鳳翔雲揚献艦願}}
**{{Cite book|和書|id=Ref.C09090401400|title=公文類纂 明治4年 巻26 本省公文 艦船部/海軍所往復 右鳳翔丸請取済の件海軍所達|ref=M4公文類纂26/鳳翔丸請取済}}
**{{Cite book|和書|id=Ref.C09090401500|title=公文類纂 明治4年 巻26 本省公文 艦船部/乙1大日記 右雲揚丸着艦に付請取方山口縣願|ref=M4公文類纂26/雲揚丸着艦}}
**{{Cite book|和書|id=Ref.C09090401600|title=公文類纂 明治4年 巻26 本省公文 艦船部/大日記撮要 右請取済軍務局届|ref=M4公文類纂26/雲揚丸請取済}}
**{{Cite book|和書|id=Ref.C09110637400|title=公文類纂 明治5年 巻24 本省公文 艦船部1/届之部 雲揚艦申出 品海より横浜へ回艦の件|ref=M5公文類纂24/雲揚品海より横浜へ回艦}}
**{{Cite book|和書|id=Ref.C09110637500|title=公文類纂 明治5年 巻24 本省公文 艦船部1/5号送達大日記 軍務局達 鉄道開業式に付雲揚艦横濱滞艦の件|ref=M5公文類纂24/雲揚艦横濱滞艦}}
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* <!--カイグンショウ-->{{Cite book|和書|volume=明治百年史叢書 第175巻|title=海軍制度沿革 巻四の1|author=海軍省/編|publisher=原書房|date=1971-11|origyear=1939|ref=海軍制度沿革4-1(1971)}}
* <!--カイグンショウ-->{{Cite book|和書|volume=明治百年史叢書 第182巻|title=海軍制度沿革 巻十の1|author=海軍省/編|publisher=原書房|date=1972-04|origyear=1940|ref=海軍制度沿革10-1(1972)}}
* <!--カイグンユウシュウカイ1938-->{{Cite book|和書|volume=明治百年史叢書 第227巻|title=近世帝国海軍史要(増補)|author=海軍有終会/編|publisher=原書房|date=1974-4|origyear=1938|ref=近世帝国海軍史要(1974)}}
* 海軍歴史保存会『日本海軍史』第7巻、第9巻、第10巻、第一法規出版、1995年。
* 海軍歴史保存会『日本海軍史』第7巻、第9巻、第10巻、第一法規出版、1995年。
* 片桐大自『聯合艦隊軍艦銘銘伝』光人社、1993年。ISBN 4-7698-0386-9
* 片桐大自『聯合艦隊軍艦銘銘伝』光人社、1993年。ISBN 4-7698-0386-9
** <!--カタギリ2014-->{{Cite book|和書|author=片桐大自|date=2014-04|origyear=1993|title=聯合艦隊軍艦銘銘伝<普及版> <span style="font-size:90%;">全八六〇余隻の栄光と悲劇</span>|publisher=潮書房光人社|isbn=978-4-7698-1565-5|ref={{SfnRef|片桐|2014}} }}

* <!--ニホンハクヨウ1975-->{{Cite book|和書|author=日本舶用機関史編集委員会/編|title=帝国海軍機関史|volume=明治百年史叢書 第245巻|publisher=原書房|date=1975-11|ref=機関史(1975)}}
== 脚注 ==
* <!--ゾウセンキョウカイ1911-->{{Cite book|和書|volume=明治百年史叢書 第205巻|title=日本近世造船史 明治時代|author=造船協会/編|publisher=原書房|date=1973|origyear=1911|ref=造船史明治(1973)}}
<references/>
* <!--フクイ1994-->{{Cite book|和書|author=[[福井静夫]]|date=1994|title=写真 日本海軍全艦艇史|publisher=ベストセラーズ|isbn=4-584-17054-1|ref=日本海軍全艦艇史}}


== 関連項目 ==
== 関連項目 ==
[[Image:UnyoBattle.jpg|300px|thumb|[[江華島]]での戦闘錦絵]]
* [[大日本帝国海軍艦艇一覧]]
* [[大日本帝国海軍艦艇一覧]]
* [[雲鷹 (空母)|雲鷹]]（うんよう） - 同音異字の艦
* [[雲鷹 (空母)|雲鷹]](うんよう) - 同音異字の艦


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2020年1月5日 (日) 11:31時点における版

雲揚
基本情報
建造所 ハル社(イギリス・アバディーン)[1]
艦種 砲艦[2]
艦歴
発注 慶応2年(1866年)[3]
進水 明治元年(1868年)[1]
竣工 明治元年(1868年)[1][3]
就役 明治2年(1869年)受領[3]
または明治3年1月(1870年2月)長州藩が購入[1]
明治4年5月18日(1871年7月4日)献納
最期 1876年10月31日坐礁[1]
その後 1877年5月14日売却[1]
要目
排水量 245英トン[2][4]
トン数 162.74トン[5]
長さ 119尺[6](36.06m)
または 119 ft (36.27 m)[2][3]
あるいは 126尺[7](38.18m)
幅 24尺5寸[6][7](7.42m)
または24 ft (7.32 m)[2][3]
深さ 10尺03[4](3.04m)
または11尺[7](3.33m)
吃水 8尺[4](2.42m)
または 7 ft 7 in (2.31 m)[2]
ボイラー 60馬力円缶 2基[7]
主機 2気筒横置直動レシプロ[3]
推進 スクリュー[6]
出力 106馬力[2][4]
帆装 2檣ブリッグ[2][4]
燃料 炭団:100,000斤[4]
航続距離 燃料消費:15,000斤/日[4]
乗員 明治4年時:65人[4]
1873年10月定員:65名[8]
1874年時:64人[9]
兵装 1874年時[10]
100ポンド・シャント砲 1門
40ポンド・フレッケレー砲 1門
20ポンド・フレッケレー砲 2門
その他 船材:木[2](チーク)[7]
甲板2層[7]
テンプレートを表示

雲揚(うんよう)は、日本海軍の軍艦[11]。 元長州藩の砲艦で[2] 江華島事件のきっかけとなった艦。

艦名の意味は「雲の高く揚がるように勢い盛んなさま」[12]。

概要

鳳翔と同じく長州藩がイギリスから購入した小型砲艦。鳳翔の排水量は300トン強に対し、本艦は排水量245トンで同じ大きさの木造汽船だった。 日本海軍では佐賀の乱に出動、江華島事件に関与など。 1976年10月31日事故で失われた。

艦歴

長州藩時

明治3年1月(1870年2月)に購入し、雲揚丸と命名した[1]。 翌明治4年5月18日(1871年7月4日)に明治政府に献納、6月8日(新暦7月25日)に領収された[1]。 それにより兵部省所管となり、雲揚(艦)と命名された[1]。

『帝国海軍機関史』によると、 慶応2年(1866年)長州藩がイギリスに注文し、明治元年(1868年)製造、明治2年(1869年)長崎で長州藩が領収、明治4年5月(1871年6月から7月)に献納された[3]。

『公文類纂』によると、 明治4年2月29日(1871年4月18日)に山口藩から雲揚丸と鳳翔丸の献納の申し出があり[13]、 鳳翔丸は6月8日(新暦7月25日)に受領[14]、 雲揚丸は献納申し出の後に損傷したため修理後の献納になった[15]。 10月29日(新暦12月11日)雲揚丸は品海に到着[16]、 11月29日(1872年1月9日)領収された[17]。

同年11月15日(1871年12月26日)、六等艦に定められた[1]。

明治5年

明治5年2月5日(1872年3月13日)、中艦隊に編入された[18]。

9月4日(新暦10月6日)品海から横浜港に回航[19]、 鉄道開業式の為に、そのまま横浜に停泊した[20]。 9月19日(新暦10月21日)に琉球の使節が横須賀を見学するため、雲揚は品川と横須賀の間を往復した[21]。

1874年(明治7年)

1874年(明治7年)には佐賀の乱鎮圧のため出動している[1]。 2月14日、品海を出港[22]、 4月18日、品海に帰港した[22]。

1875年(明治8年)

江華島での戦闘錦絵
詳細は「江華島事件」を参照

1875年(明治8年)、朝鮮との外交交渉を有利に進めるために 雲揚は5月10日に品海を出港[22]、 25日に釜山に到着した。9月20日より陸上砲台と交戦し、一時砲台を占領した。この時の艦長は井上良馨だった。 9月28日雲揚は長崎に帰港した[22]。

同年10月28日、中艦隊は編成を解かれた[23]。

喪失

1876年(明治9年)に萩の乱が勃発し、その鎮圧の為に回航中、10月31日に紀州阿田浦で座礁し沈没した[1]。

1877年(明治10年)5月14日に売却された[1]。

艦長

※『日本海軍史』第9巻・第10巻の「将官履歴」に基づく。

  • 河野又十郎:明治4年12月時[24]
  • 相浦紀道 少佐：1872年3月3日 - 1872年4月14日
  • 井上良馨 少佐：1874年10月20日 - 1875年10月15日
  • 瀧野直俊 少佐：1875年10月17日 - 1877年2月28日

脚注

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出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m 中川努「主要艦艇艦歴表」#日本海軍全艦艇史資料篇p.10、雲揚『うんよう・うんやう』
  2. ^ a b c d e f g h i #造船史明治(1973)p.188
  3. ^ a b c d e f g #機関史(1975)p.466、沿革
  4. ^ a b c d e f g h #M1-M9海軍省報告書画像23-24、明治四年辛未艦船総数表 四
  5. ^ #M10公文類纂前13/雲揚艦払下広告画像7、概目
  6. ^ a b c #M7公文類纂13/管轄(2)画像22
  7. ^ a b c d e f #M10公文類纂前13/雲揚艦払下広告画像12-13、概目
  8. ^ #海軍制度沿革10-1(1972)pp.153-155、明治6年10月闕月(軍務局)艦船乗組定員
  9. ^ #M7公文類纂13/管轄(2)画像35、上士官8人、下士15人、卒41人、計64人
  10. ^ #M7公文類纂13/管轄(2)画像47
  11. ^ #近世帝国海軍史要(1974)p.884
  12. ^ 片桐 2014, p. 190、雲揚(うんよう)
  13. ^ #M4公文類纂26/鳳翔雲揚献艦願画像1
  14. ^ #M4公文類纂26/鳳翔丸請取済画像1
  15. ^ #M4公文類纂26/鳳翔雲揚献艦願画像3、「先達テ鳳翔雲揚二隻之軍艦差出候儀ニ付願置候処御採用被仰付早速二隻共可差回覚悟ニ御座候処雲揚丸運用中損所出来候テ受取掛居候付相調次第可差出候鳳翔丸之儀御請方被仰付候様奉願候以上 辛未五月十八日 山口藩 辨官御中」
  16. ^ #M4公文類纂26/雲揚丸着艦画像1
  17. ^ #M4公文類纂26/雲揚丸請取済画像1
  18. ^ #海軍制度沿革4-1(1971)p.7、明治5年2月5日雲揚
  19. ^ #M5公文類纂24/雲揚品海より横浜へ回艦画像1
  20. ^ #M5公文類纂24/雲揚艦横濱滞艦画像1
  21. ^ #M5公文類纂24/琉球使臣横須賀一覧に付雲揚艦品海回艦画像1
  22. ^ a b c d [[#]S9.12.31恩給叙勲年加算調査(下)/軍艦(3)]画像49、雲揚
  23. ^ #海軍制度沿革4-1(1971)p.7、明治8年10月28日
  24. ^ #M4公文類纂7/下士波多野五郎八以下分任の件画像5

参考文献

  • アジア歴史資料センター(公式)(防衛省防衛研究所)
    • 『記録材料・海軍省報告書第一』。Ref.A07062089000。 (国立公文書館)
    • 『公文類纂 明治4年 巻7 本省公文 黜陟部4/癸2号大日記 下士波多野五郎八以下分任の件雲揚艦申出』。Ref.C09090247200。 
    • 『公文類纂 明治4年 巻26 本省公文 艦船部/海軍願伺 鳳翔雲揚献艦の件山口縣願』。Ref.C09090401200。 
    • 『公文類纂 明治4年 巻26 本省公文 艦船部/海軍所往復 右鳳翔丸請取済の件海軍所達』。Ref.C09090401400。 
    • 『公文類纂 明治4年 巻26 本省公文 艦船部/乙1大日記 右雲揚丸着艦に付請取方山口縣願』。Ref.C09090401500。 
    • 『公文類纂 明治4年 巻26 本省公文 艦船部/大日記撮要 右請取済軍務局届』。Ref.C09090401600。 
    • 『公文類纂 明治5年 巻24 本省公文 艦船部1/届之部 雲揚艦申出 品海より横浜へ回艦の件』。Ref.C09110637400。 
    • 『公文類纂 明治5年 巻24 本省公文 艦船部1/5号送達大日記 軍務局達 鉄道開業式に付雲揚艦横濱滞艦の件』。Ref.C09110637500。 
    • 『公文類纂 明治5年 巻24 本省公文 艦船部1/5号送達大日記 軍務局達 琉球使臣横須賀一覧に付雲揚艦品海回艦の件』。Ref.C09110637700。 
    • 『公文類纂 明治7年 巻13 本省公文 艦船部1/管轄(2)』。Ref.C09112102000。 
    • 『公文類纂 明治10年 前編 巻13 本省公文 艦船部3/往入134 雲揚艦払下広告の件に付主船局伺』。Ref.C09112327900。 
    • 『恩給叙勲年加算調査 下巻 除籍艦艇 船舶及特務艇 昭和9年12月31日/除籍艦艇／軍艦(3)』。Ref.C14010005700。 
  • 海軍省/編『海軍制度沿革 巻四の1』 明治百年史叢書 第175巻、原書房、1971年11月（原著1939年）。 
  • 海軍省/編『海軍制度沿革 巻十の1』 明治百年史叢書 第182巻、原書房、1972年4月（原著1940年）。 
  • 海軍有終会/編『近世帝国海軍史要(増補)』 明治百年史叢書 第227巻、原書房、1974年4月（原著1938年）。 
  • 海軍歴史保存会『日本海軍史』第7巻、第9巻、第10巻、第一法規出版、1995年。
  • 片桐大自『聯合艦隊軍艦銘銘伝』光人社、1993年。ISBN 4-7698-0386-9
    • 片桐大自『聯合艦隊軍艦銘銘伝<普及版> 全八六〇余隻の栄光と悲劇』潮書房光人社、2014年4月（原著1993年）。ISBN 978-4-7698-1565-5。 
  • 日本舶用機関史編集委員会/編『帝国海軍機関史』 明治百年史叢書 第245巻、原書房、1975年11月。 
  • 造船協会/編『日本近世造船史 明治時代』 明治百年史叢書 第205巻、原書房、1973年（原著1911年）。 
  • 福井静夫『写真 日本海軍全艦艇史』ベストセラーズ、1994年。ISBN 4-584-17054-1。 

関連項目

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