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佐藤昌胤

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

佐藤 昌胤(さとう しょういん、1907年(明治40年)- 1970年(昭和45年)9月4日[1])は画家伊勢湾台風を題材にした絵画などで知られる[2]三重県桑名郡長島町(現在の三重県桑名市)出身、長島町町会議員も務めた[3]

晩年住んだ屋敷は改修され、桑名市の情報交流施設・又木茶屋として利用されている[4]

略歴

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1921年(大正10年)、三重県立津中学校に入学する[5]1924年(大正13年)、三重県立富田中学校に編入学するも[5]、翌年退学する[5]。同校の先輩の丹羽文雄の影響を受け、文学を志し上京した。川端画学校で油絵の修業を始め[5]曽宮一念の指導を受けた[5]1928年(昭和3年)「晩秋の丘」が帝展に入選する[5]。1930年から春陽会に出品し[5]、1948年に準会員として推挙され[5]、後に会員となる[5]1970年(昭和45年)リンパ腺癌で死去する[5]

脚注

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  1. ^ 『20世紀物故洋画家事典』(美術年鑑社、1997年)p.141
  2. ^ 佐藤昌胤 《伊勢湾台風》 移動美術館”. 三重県立美術館. 2011年2月11日閲覧。
  3. ^ 三重の近代洋画-物故具象作家にみる 5.明治40年代生まれの画家たち-佐藤昌胤”. 三重県立美術館. 2020年7月16日閲覧。
  4. ^ 又木茶屋”. 桑名市. 2011年2月11日閲覧。
  5. ^ a b c d e f g h i j 佐藤昌胤”. www.bunka.pref.mie.lg.jp. 三重県立美術館. 2022年4月27日閲覧。

外部リンク

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