炎症性腸疾患
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| 炎症性腸疾患 | |
|---|---|
| 概要 | |
| 診療科 | 消化器学 |
| 分類および外部参照情報 | |
| DiseasesDB | 31127 |
| eMedicine | med/1169 emerg/106 oph/520 |
| MeSH | D015212 |
炎症性腸疾患(えんしょうせいちょうしっかん、英: inflammatory bowel disease、略:IBD)とは、主として消化管に炎症をおこす慢性疾患の総称で、潰瘍性大腸炎(英: ulcerative colitis、略:UC)、クローン病(英: Crohn's disease、略:CD)の2疾患からなる。国の指定難病[1]。国内の患者数は推定約29万人[2]。
感染性腸炎とは違い、この二疾患は主に自己免疫的な機序によると考えられている慢性疾患。治療はメサラジンに代表されるサリチル酸製剤、インフリキシマブに代表される抗TNF-α抗体、副腎皮質ステロイドなどを用いて寛解に導き、刺激の多い食事を控えて寛解を維持するという点で共通している。
感染性腸炎のカンピロバクター腸炎、サルモネラ腸炎、アメーバ赤痢(アメーバ性大腸炎)は間違いやすく、中でもカンピロバクター腸炎の鑑別は難しく、内視鏡検査、培養検査、抗体検査が併用される[3]。
World IBD Day(IBDを理解する日)
[編集]毎年5月19日は、“World IBD Day”として制定されている[4]。日本では、2013年に「IBDを理解する日」として日本記念日協会に登録された[4]。シンボルカラーは紫色[1]。
脚注
[編集]- ^ a b 「紫の光 IBD理解へ…大阪城天守閣」『読売新聞オンライン』2024年5月20日。2025年5月20日閲覧。
- ^ 「太陽の塔、紫色にライトアップ…難病理解の願い込め」『読売新聞オンライン』2025年5月19日。2025年5月20日閲覧。
- ^ 大川清孝、青木哲哉、上田渉 ほか、「非定型的炎症性腸疾患―診断と経過 炎症性腸疾患と鑑別困難な感染性腸炎の診断と経過―潰瘍性大腸炎との鑑別を中心に」 『胃と腸』(2006/5/25) 41巻6号、p.959-970、doi:10.11477/mf.1403100616
- ^ a b “世界IBDの日”. 福島市 (2025年5月1日). 2025年5月20日閲覧。[リンク切れ]
外部リンク
[編集]- 一般社団法人日本炎症性腸疾患学会
- 炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎,クローン病) - 日本大腸肛門病学会
- 炎症性腸疾患 - 日本赤十字社医療センター
- 炎症性腸疾患(IBD) - 日本消化器病学会ガイドライン(日本消化器病学会)
- IBDステーション - 武田薬品工業
- World IBD Day - ファイザー
- Inflammatory Bowel Disease Genetics(IBD) - NIDDK