滝沢健児
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滝沢 健児(たきざわ けんじ、1927年6月15日 - 2013年5月2日)は、日本の建築家。
略歴
[編集]長野県更埴市(現千曲市)出身。早稲田大学大学院修了後、吉阪隆正主宰のU研究室の創設メンバーとして1954年から1964年まで在籍。この時期に関わった代表作に「浦邸」(『吉阪隆正の方法 浦邸1956』斉藤祐子編著、住まい学大系064:住まいの図書館出版局、1994に詳しい)がある。ほかに、「ヴィラ・クゥクゥ」、「富山市立呉羽中学校旧校舎」、「大学セミナー・ハウス」などを担当した。
1965年に自身の建築設計事務所を開設、更埴市庁舎などを設計している。国士舘大学教授も務めた。著書に、『図面と表現・建築』、『すまいの明暗』、『木とけとき』などがある。
2013年5月2日、肺炎のため死去[1]。85歳没。
代表作
[編集]著書
[編集]- 『水平面・垂直軸: 「愛」「力」そして「すむ」』 出版社: 鳳山社 著書: 滝沢健児 (2000/6) ISBN 4831601101
- 『集合住宅の設計要点集―性能確保の手法から維持管理まで』 出版社: 彰国社 著書: 滝沢健児 (1996/5/1) ISBN 4395110827 ISBN 9784395110827
- 『建築━その成立ち』 出版社: 鳳山社 著書: 滝沢健児、ほか (1992/6/1) ISBN 4831600989 ISBN 9784831600981
- 『空間の演出/階段』 単行本 出版社: 彰国社 著書: 滝沢健児 (1977/1/1) ISBN 4395110312 ISBN 9784395110315
- 『木とけとき―広がりと凝縮の美学』 出版社: 鳳山社 著書: 滝沢健児 (1993/1/1)
言語: 日本語 ISBN 4831600997 ISBN 9784831600998
脚注
[編集]- ^ 滝沢健児氏死去(国士舘大名誉教授) 時事ドットコム 2013年5月9日 - archive.today(2013年6月29日アーカイブ分)