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水源地駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
水源地駅
本駅起点の乗車券
水源地
シュイユェンチー
Shuiyuanti
古亭 (1.3 km)
(0.6 km) 公館
地図
所在地 中華民国の旗 台湾台北市古亭区(現在の中正区)水源里汀州路三段
北緯25度00分55.9秒 東経121度31分53.8秒 / 北緯25.015528度 東経121.531611度 / 25.015528; 121.531611
所属事業者 台北鉄道台湾鉄路管理局
等級 三等站
種別 廃駅
所属路線 新店線
キロ程 3.9 km(万華起点)
電報略号 ㄕㄩㄉ
駅構造 地上駅
開業年月日 1921年1月22日
廃止年月日 1965年3月25日
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水源地駅
各種表記
繁体字 水源地車站
簡体字 水源地车站
拼音 Shuǐ yuándì Chēzhàn
通用拼音 Shuěi yuándì Chējhàn
注音符号 ㄕㄨㄟˇ ㄩㄢˊ ㄉㄧˋ ㄔㄜㄓㄢˋ
ラテン字 Shui yüan ti ch'ê chan
発音: シュイユェンチー チャーヂャン
台湾語白話字 Chúi Goân-tē Chhia-thâu
日本語漢音読み すいげんちえき
英文 Shuiyuan Ti Station
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汀州路台鉄旧宿舎
中華民国の旗 中華民国 文化資産
飲食店となっている元職員宿舎南棟(羅斯福路三段316巷9弄側)
登録名称汀州路台鐵舊宿舍
旧称台鉄水源地駅職員宿舎
等級歴史建築
文化資産登録
公告時期
2004年12月22日
位置中華民国の旗 中華民国台湾
台北市中正区羅斯福路三段316巷9弄1.3.5.7号
建設年代1962年[1](p17)

水源地駅(すいげんちえき)は台湾台北市古亭区(現在の中正区)にあった台湾鉄路管理局新店線廃駅。駅名は近辺を流れる新店渓取水場浄水場だった台北水道水源地に由来する。

現在の台北捷運松山新店線公館駅より直線距離で約200メートル、やや北西方向の汀州路三段と思源路の交差点付近に位置し、木造駅舎の地上駅だった[2]。駅舎やホームは現存しないが、汀州路三段の南華高級中学前交差点対面にある汀州路三段284巷角の商店に当駅の職員宿舎が存在していたことを示すプレートがあるほか、反対車線側の空き地が駅の所在地だったとされている[3]。職員宿舎は新店線内の施設で唯一文化資産となっている。

歴史

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職員宿舎は歴史建築に登録されたものの、入居者によって塗装や装飾が加えられるなど様変わりしており、当時の面影を取り戻そうと台鉄が復元の動きをみせている[1]

廃止前の利用状況

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各年の乗降客数と貨物取扱量は以下の通り。戦後、国立台湾大学の教員および学生数急増に合わせて旅客輸送が増大した[8]

台北鉄道
年間 1日平均
乗車 下車 乗降車計 出典 乗車 乗降車
資料なし
1928年度 18,794 17,973 36,767 [9] 51 101
1929年度 28,184 25,756 53,940 77 148
1930年度 25,577 21,560 47,137 70 129
1931年度 24,300 22,422 46,722 66 128
1932年度 28,013 26,113 54,126 77 148
資料なし
[注釈 1] 旅客乗降(人) 貨物積卸(t)
年間計 1日平均 年間計 1日平均
1946年 資料なし
1947年 資料なし
1948年 資料なし
1949年 84,107 230 6,234 17.1
1950年 410,947 1,126 9,724 26.6
1951年 1,078,739 2,955 9,415 25.8
1952年 499,471 1,365 11,789 32.2
1953年 525,991 1,441 6,822 18.7
1954年 506,672 1,388 14,415 39.5
1955年 505,119 1,384 16,022 43.9
1956年 602,457 1,646 25,125 68.6
1957年 716,736 1,964 23,303 63.8
1958年 628,834 1,723 21,523 59.0
1959年 414,056 1,134 14,799 40.5
1960年 419,058 1,145 18,808 51.5
1961年 370,523 1,015 16,118 44.0
1962年 241,474 662 16,802 46.0
1963年 212,750 583 11,803 32.3
1964年 248,774 680 8,774 24.0
1965年 資料なし
3月20日停止
資料なし
3月25日廃止

駅周辺

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隣の駅

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台湾鉄路管理局
新店線(廃止)
古亭駅 - 仙公廟駅 - 水源地駅 - 公館駅

脚注

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注釈

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  1. ^ 臺灣省政府交通處鐵路管理局各年年報[10](pp391-392)(日平均については旅客は小数点以下を、貨物は小数第2位以下を切り捨て)

出典

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  1. ^ a b (繁体字中国語)107.3.8台鐵汀州路舊宿舍拆除計畫 含原公告測繪圖”. 台湾鉄路管理局 (2018年3月13日). 2019年2月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年2月19日閲覧。
  2. ^ (繁体字中国語)臺大校友雙月刊第68期 椰林風情~地景篇 早年臺大人的”捷運"-萬新鐵路窄軌火車的故事 2010-03-01,国立台湾大学
  3. ^ (繁体字中国語)古庭維 、鄧志忠 (2010-08-11). 台灣舊鐵道散步地圖. 晨星出版. pp. 22-27. ISBN 9789861774015. http://booklook.morningstar.com.tw/pdf/0113030.pdf 2019年2月17日閲覧。 
  4. ^ “八 私設鐵道 第八四表 營業粁及營業開始年月日表”. 台湾総督府交通局鉄道年報. 第40 (昭和13年度). 台湾総督府交通局鉄道部. (1939-12-20). p. 325. https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1114169 2019年2月17日閲覧。  国立国会図書館
  5. ^ (繁体字中国語)搶救新店線鐵道記憶 2004-09-22,時報悅讀網:洪致文的鐵道世界
  6. ^ (繁体字中国語)簡介與大事紀 - ウェイバックマシン(2018年5月3日アーカイブ分)
  7. ^ (繁体字中国語)汀州路台鐵舊宿舍 文化部文化資産局国家文化資産網
  8. ^ (繁体字中国語)何文賢 (2018年12月). “沿著鐵道聽故事 萬新鐵路的前世今生”. 新北市政府. pp. 51. 2019年2月17日閲覧。 新北市文化 季刊 No.30
  9. ^ 臺北市役所 (1934-03-19). 昭和七年臺北市統計書. 臺北市役所. pp. 132-133. https://tm.ncl.edu.tw/article?u=008_001_0000350930  国家図書館
  10. ^ (繁体字中国語) 臺北市志 卷六經濟志交通篇 第四章、光復以後 第五項、鐵路 第三目、客貨運. 臺北市文獻委員會. (1988-12). pp. 240-241. https://tm.ncl.edu.tw/article?u=006_001_0000304486 2019年2月16日閲覧。