櫻井武次郎
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櫻井 武次郎(桜井 武次郎、さくらい たけじろう、1939年4月3日 [1] - 2007年1月22日)は、日本の国文学者。神戸親和女子大学名誉教授。近世文学、特に俳諧が専門。
略歴
[編集]大阪府豊能郡(現豊中市)出身。高野山大学文学部卒業。園田学園女子大学助教授、親和女子大学助教授、神戸親和女子大学教授、名誉教授。
2002年「奥の細道の研究」で、早稲田大学より博士(文学)の学位を取得。
2007年1月22日、筋萎縮性側索硬化症のため死去[2]。67歳没。
著書
[編集]- 『元禄の大坂俳壇』(前田書店、前田国文選書) 1979
- 『上嶋鬼貫 伊丹の俳人』(新典社、日本の作家) 1983
- 『連句文芸の流れ』(和泉書院) 1989
- 『芭蕉自筆「奥の細道」の顛末』(PHP研究所) 1997
- 『蘇枋帖』1 - 2(紫薇の会) 1999 - 2002
- 『奥の細道の研究』(和泉書院) 2002
- 『俳諧から俳句へ』(角川学芸出版) 2004
- 『俳諧史の分岐点』(和泉書院) 2004
- 『奥の細道行脚 『曾良日記』を読む』(岩波書店) 2006
共編著・校訂
[編集]- 『展望俳諧の文学』(榎坂浩尚共編、双文社出版) 1976
- 『芭蕉全句集』(乾裕幸, 永野仁共編、桜楓社) 1976
- 『梅室関係俳書集』(島居清共編、古典文庫) 1988
- 『影印おくのほそ道』(編、双文社出版) 1991
- 『蕪村全集 第8巻 関係俳書』(藤田真一, 清登典子共校注、講談社) 1993
- 『近世小説選』(大高洋司ほか校注、編、双文社出版) 1994
- 『服部嵐雪』(編著、蝸牛社、蝸牛俳句文庫) 1996
- 『芭蕉自筆 奥の細道』(上野洋三共編、岩波書店) 1997、のち岩波文庫 2017
- 「俳諧開化集」(西谷富水編、越後敬子共校注、岩波書店、『新日本古典文学大系 明治篇 和歌 俳句 歌謡 音曲集』) 2003
参考
[編集]- セブンネットショッピング
- 『全国大学職員録』 1981
- おくのほそ道
脚注
[編集]- ^ 『現代日本人名録』(
- ^ 桜井武次郎氏死去 神戸親和女子大名誉教授 47news) 2007年1月23日