栗島

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座標: 北緯37度32分22秒 東経126度55分44秒 / 北緯37.539500度 東経126.928800度 / 37.539500; 126.928800

栗島
各種表記
ハングル 밤섬 / 율도
漢字 밤섬 / 栗島
発音 パムソム / ユルト
日本語読み: りつとう
ローマ字転写: Bamseom / Yuldo
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栗島朝鮮語: 밤섬 / 율도、パムソム、ユルト)は、大韓民国ソウル特別市を流れる漢江にある1対の島で、僅かな面積で繋がっている。面積0.24km2、長さ1,147mの無人島で、かつて地続きだった汝矣島と北岸の麻浦区の間に位置する。西江大橋朝鮮語版が栗島の西側を通っており、島は2012年にラムサール条約湿地として登録されているため[1]、訪れることはできないが、バードウォッチングの対象場所である。島周辺の水域はチョウセンイチモンジタナゴ英語版チョウセントゲタナゴ英語版クロヒレヒガイ英語版などの魚類の産卵場と生育する場所であるほか、渡り鳥がこの島をよく利用しており、カルガモゴイサギマガモオシドリチョウゲンボウダイサギハシビロガモなどを見ることができる。近年は外来種ミシシッピアカミミガメカナムグラオオブタクサアレチウリの侵入が問題となっている[1][2]

脚注[編集]

  1. ^ a b Han River-Bamseom Islets | Ramsar Sites Information Service”. rsis.ramsar.org (2012年6月21日). 2021年3月31日閲覧。
  2. ^ Seoul Metropolitan Government - "A Clean, Attractive & Global City, Seoul!"”. 2008年9月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。