林健久
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マルクス経済学 | |
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生誕 |
1932年3月27日(92歳) 日本 長野県 |
国籍 | 日本 |
研究機関 |
立正大学 東京大学 流通経済大学 |
研究分野 | 財政学 |
母校 | 東京大学 |
林 健久(はやし たけひさ、1932年3月27日[1] - )は、マルクス経済学者、東京大学名誉教授。専門は財政学。「最後のマルクス経済学者」を自称していた[2]。
1955年東京大学経済学部卒業、1960年同大学院社会科学研究科満期退学。同大学助手、1964年「明治前期の租税構造」で経済学博士。 1963年立正大学教授、1975年東京大学経済学部教授、1993年定年退官、名誉教授、流通経済大学経済学部教授、地方財政審議会会長。
著書
単著
- 『日本における租税国家の成立』 東京大学出版会 1965.3
- 『ニュー・ディールと州・地方財政』 御茶の水書房 1969.7(立正大学経済研究所研究報告)
- 『昭和財政史:終戦から講和まで 第16巻地方財政』東洋経済新報社 1978.8
- 『財政学講義』 東京大学出版会 1987.3
- 『福祉国家の財政学』 有斐閣 1992.5
共著
共編著
- (貝塚啓明)『日本の財政』 東京大学出版会 1973.8(東京大学産業経済研究叢書)
- (武田隆夫・今井勝人)『日本財政要覧』 東京大学出版会 1977.10
- (武田隆夫)『現代日本の財政金融 1-3』 東京大学出版会 1978-86(東京大学産業経済研究叢書)
- (加藤栄一)『ドイツ財政統計1872-1913:ライヒとプロイセン』 東京大学出版会 1983.1
- (佐々木隆雄)『マルクス経済学・論理と分析』 時潮社 1985.9
- (大島通義・宮本憲一)『政府間財政関係論』 有斐閣 1989.6
- (池上惇・淡路剛久)『21世紀への政治経済学:政府の失敗と市場の失敗を超えて』 有斐閣 1991.1
- (加藤栄一)『福祉国家財政の国際比較』 東京大学出版会 1992.9
- (佐藤進)『地方財政読本』第4版 東洋経済新報社 1994.7
- (加藤栄一・金澤史男・持田信樹)『グローバル化と福祉国家財政の再編』 東京大学出版会 2004.1