板越ジョージ

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いたごしじょーじ
板越ジョージ
生誕 (1968-06-03) 1968年6月3日(51歳)
日本の旗 日本東京都葛飾区
出身校 The University of South Carolina International Studies(BA)、中央大学大学院戦略経営研究科修了(MBA)、中央大学大学院総合政策研究科博士後期課程修了(博士:学術)
職業 戦略コンサルタント、経営学者

板越 ジョージ(いたごし ジョージ、英語表記はGeorge Itagoshi、1968年(昭和43年)6月3日 ‐ )はニューヨーク在住の戦略コンサルタント、経営学者。日本におけるクラウドファンディング研究の第一人者と呼ばれている。MBA、博士(学術)。ワインソムリエ。

Global Labo, Inc.(NY)CEO、(株)クラウドファンディング総合研究所所長、中央大学政策文化総合研究所客員研究員、静岡大学非常勤講師、在NY日本国総領事館海外安全対策連絡協議会委員、坂本龍馬財団理事。

元ジャニーズjr.。東京都葛飾区出身。

プロフィール [編集]

東京都葛飾区生まれ。高校卒業後、バイク便で留学費を稼ぎ、1988年に単身渡米。サウスカロライナ大学国際政治学部卒業。在学中にバックパックを背負い世界35カ国を放浪。イスラエル、ロシア、チェコ、グアテマラにも留学。1995年にITASHO America, Inc.を米国で創業。7つの会社を経営し、株式公開直前までいったが、9・11の影響で倒産。多額の借金を背負った。その後、日米50往復以上し中央大学大学院戦略経営研究科修了(MBA)、同大学院総合政策研究科博士後期課程修了(博士:学術)する。情報社会学会、日本知財学会、日本マーケティング学会に所属。ワインソムリエ。ニューヨーク州不動産取扱い免許。ワインソムリエ資格。現在、アメリカに進出する企業や起業家へ会社設立や資金調達などの支援を行うGlobal LaboをNYで運営。また、日本では2015年にクラウドファンディング総合研究所を設立。クラウドファンディング研究の第一人者。「クラファン®」の名付け親。クラウドファンディング促進のために活動している。在NY日本国総領事館海外安全対策連絡協議会委員、坂本龍馬財団理事、中央大学政策文化総合研究所客員研究員、静岡大学非常勤講師。著書に週刊「SPA!」の3年半の連載をまとめた「リベンジ人生道場(扶桑社)」や、「とにかくどこかの会社にもぐりこむための77のヒント(扶桑社)」、「グラウンド・ゼロ(扶桑社)」、「結局、日本のアニメ・マンガは儲かっているのか?(ディスカヴァー21)」「クラウドファンディングで夢をかなえる本(ダイヤモンド社)」「日本人のためのクラウドファンディング入門」(フォレスト出版)「クラウドファンディングでおトク生活」(ゴマブックス)等。元ジャニーズJr.という異色の経歴を持つ。 

経歴[編集]

  • 1968年 東京都葛飾区生まれ。
  • 1973年 家の近所で妹と歩いていると後ろからタクシーが飛び込んできて妹をかばい交通事故にあう。右足を2度手術し、1年あまり病棟生活。現在も右足に30センチほどの手術痕が残る。
  • 1975年 葛飾区立南奥戸小学校入学 
  • 1981年 葛飾区立立石中学校入学。友人に誘われジャニーズ事務所に履歴書を送り中学校1年生の時に入所。
  • 1984年 受験勉強のためジャニーズ活動を一時休止。都立葛飾野高等学校普通科に入学。入学後まもなくジャニーズ事務所を辞める。
  • 1988年 バイク便でお金を貯めて渡米。The University of North Carolina at CharlotteのELTIプログラムに入学。
  • 1989年 Midlands Technical College(Columbia, SC)に入学。
  • 1991年 The University of South Carolinaに編入。
  • 1993年 The University of South Carolinaを卒業。BA in International Studies(学士)
  • 1994年 US Frontline News Inc.(New York, NY)に入社。
  • 1995年 インターネット・広告代理店事業の Itasho America, Inc.をNJ州にて設立。11月、出版事業の IS Publications, Inc. をNY州に設立。
  • 1996年 凸版印刷の資本参加のもと、インターネットによるコンテンツの企画・開発などを目的として設立された iMMERS, Inc.を買収。
  • 1998年 人気絶頂であった格闘技イベントK-1のラスベガス進出をきっかけにK-1 USAの副社長に就任する。
  • 1999年 アニメ・キャラクターグッズ販売事業のJC Itasho, Inc.を設立する。[1]米国での日本人として最年少株式公開を目指す。
  • 2000年 ブックオフ・コーポレーションの米国進出を支援し、ロスに「ブックオフ・イタショー」を展開[2]。ベンチャーキャピタルや伊藤忠商事等から億単位の投資を得てNASDAQへ株式公開直前まで行く[3]
  • 2001年 アメリカ同時多発テロの影響により、株式公開は断念。JC Itashoをはじめとするアニメ・キャラクターグッズ販売事業が倒産。多額の借金を背負う。
  • 2002年 ニューヨークの日本人コミュニティーを形成するために、NY異業種交流会を始める。隔週フリーペーパー「アメリカン★ドリーム」をニューヨークで発刊する。
  • 2005年 ニューヨーク州不動産取扱い免許取得。
  • 2006年 俳優千葉真一らとハーレーでルート66を使いアメリカを横断する。
  • 2008年 NY異業種交流会をNPO法人化させる。
  • 2009年 第1種給付奨学金を得て、中央大学大学院戦略経営研究科に入学。ニューヨークから通学する。
  • 2011年 日米20往復し、中央大学大学院戦略経営研究科修了(修士、MBA)、5番街にJaNet会館を設立する。
  • 2012年 一般財団坂本龍馬財団の理事、中央大学文化政策総合研究所客員研究員に就任。
  • 2013年 全額給付奨学金を得て、中央大学大学院総合政策研究科博士後期課程に入学。ニューヨークから通学。
  • 2014年 Global Labo, Inc.をニューヨーク州ニューヨーク市に設立。
  • 2015年 株式会社クラウドファンディング総合研究所を東京都中央区に設立。
  • 2016年 中央大学大学院総合政策研究科博士後期課程修了。博士号(学術)英語表記:Ph.Dを取得。
  • 2017年 Global Labo SAGAを佐賀県佐賀市に設立。佐賀へタイム移住する。
  • 2018年 日本で最初のクラウドファンディングの専門校である、クラファン カレッジを設立し、大阪市中央区に事務局を構える。

エピソード[編集]

  • 父親の事業は廃棄物収集運搬業。幼少の時、両親は離婚。父親の事業の失敗のため住んでいた家をとられる。[4]
  • 小学校3年生より少年野球チームに入る。プロ野球の選手を目指す。
  • 中学1年生の時、友人に誘われてジャニーズ事務所に履歴書を送り合格。同期は、光GENJIの内海光司、大沢樹生。たのきん、シブがき隊、少年隊のバックダンサーとしてコンサートやテレビに多数出演。[5]
  • 中学3年の3学期から高校受験勉強のためジャニーズ活動を休止。入学後、一時活動を復帰するが芸能生活に嫌気がさし引退する。[6]
  • 高校生時代は全く勉強もせずに趣味のドラム、サーフィン、バイクに熱中していた。[7]
  • 高校3年生の2学期より勉強するが、大学入試は失敗。神田予備校に通い浪人する。この時に、努力をする楽しさを知る。
  • 一浪するものの希望大学には入学できず、いつか日本を見返してやるとの思いから海外留学を決意する。ハーバード大学に行ってエリートビジネスマンになるか、イタリアに行ってシェフになるかを迷う。
  • 留学費を稼ぐためにバイク急便でアルバイトを始める。営業成績でトップになり3カ月で100万円を貯める。[8]
  • コネなし、金なし、英語力なしで渡米。英語が全く話せなかったので最初の3か月は記憶がないという。お金がなかったため、留学中は極貧生活。夏休みは日本へ一時帰国し、バイク便やトラックの運転手で留学費を稼いでいた。
  • 大学生時代は、冷戦中の激動の中ということもあり、国際政治学の世界に魅了される。将来は、政治家、外交官、国際職員、戦争ジャーナリストになりたいと思っていた。
  • 在学中にバックパックを背負い世界35カ国を放浪。イスラエル、ロシア、チェコ、グアテマラにも留学。
  • 大学在学中、アメリカ大統領選挙活動に参加。ロス・ペロー候補の大学代表となり地元のラジオ番組討論会で討論する。
  • 政治家を目指していたが、まずは経済界で経験を積みたいと思い、世界経済の中心地ニューヨークへ移住。ニューヨークの新聞社に就職するものの、編集職にはつけず営業部に配属される。
  • サラリーマン生活1年後、インターネット時代の到来を予測し起業する。
  • 坂本龍馬、勝海舟、ジョン万次郎の子孫らから誘いをうけ一般財団坂本龍馬財団の理事となる。
  • 日本画家千住博との深い親交の元、ポプラ社より2冊の本を企画プロデュースする。「私が芸術について語るなら」
  • ワイン好きが高じて、ソムリエの資格を取得する。
  • 海外進出では、まだ全く無名だった旭酒造(獺祭)、サンエックス(リラックマ)、イワコー(おもしろ消しゴム)や手塚プロダクション、アガリクスなどを手掛けてきた。取引先はMoMAニューヨーク近代美術館(NY)や大英博物館(London)、や量販店のターゲットなど多岐に渡る。展示会は、NY NOW、Stationary Show、Licensing Expo、Comic Convention、ICFF(国際家具、インテリア)、Book Expo、Toy Fair、Pet Show、International Beauty Show、Japan Expo(パリ)等に出展してきた。

著作[編集]

主な著書[編集]

主な企画本[編集]

  • 千住博著「私が芸術について語るなら-未来のおとなへ語る」ポプラ社2011
  • 千住博著「私が芸術について語るなら」ポプラ社2011

主な出演番組[編集]

  • 「フェイス」NHK 2017
  • 「田村淳の訊きたい放題」Tokyo MX 2017

主な論文[編集]

  • Analyzing the Financial Impact of Pirate-Edited Video Sites on the US Japanese Animation Market, Centeris2015, P.377-380(2015年10月)
  • デジタル時代の米国アニメ市場における動画サイトの一考察,情報社会学会誌 Vol.9 No.2:P. 21-28(2014年11月)
  • Marketing Strategies for Japanese Industry within the U.S. Animation Market, International Journal of Business & Social Science Vol.5.No.8: P.280-287(2014年7月)
  • 米国アニメ市場における日本企業の競争戦略再考,情報社会学会誌Vol.9 No.1: P.43-53(2014年5月)
  • Building New Strategies for Japanese Animation in the U.S. Market, Collected Papers Transformation of human behavior under the influence of The Infosocionomics Society, Vol.1, P.41-48 Institute of Policy and Cultural Studies of Chuo University and The Infosociomonics Society(2014年3月)
  • Global Business Strategy of Japanese Anime~SWOT Analysis of Anime business~, Virtual and Networked Organizations - Emergent Technologies and Tools:P.1-6 (2013年 11月)
  • Consideration for the business development of contents industry in the United States ~ the market for Japanese Anime and copyrights, 8th International Conference on Knowledge-Based Economy & Global Management. P.219-226, STUST Press (2013年 11月)

脚注[編集]

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  1. ^ 日本経済新聞1999年9月6日
  2. ^ 日本経済新聞2001年7月2日
  3. ^ 日本経済新聞2001年3月3日
  4. ^ 「グラウンド・ゼロ」扶桑社2002
  5. ^ ジャニーズ百科事典 ジャニーズJr.
  6. ^ 私がジャニーズを辞めた理由「ニューヨーカーの条件40回」
  7. ^ 「とにかく、どこかの会社にもぐりこむための77のヒント」扶桑社1999
  8. ^ 「リベンジ人生道場」扶桑社2002

外部リンク[編集]