松本道弘

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松本 道弘(まつもと みちひろ、1940年 - )は、日本の英語通訳者、英語講師[1]

経歴[編集]

大阪府生まれ[1]。高校生のとき、校長が行なった臨時の授業をきっかけに、英語学習に注力するようになった[2]関西学院大学卒業後、日商岩井勤務[1]。通訳者として、西山千に師事し、駐日アメリカ合衆国大使館同時通訳者、NHK教育テレビの上級英語講座の講師などを勤めた[1]産業能率短期大学、のち産業能率大学助教授[3]名古屋外国語大学教授などを経て、1997年からホノルル大学教授となった[4][5]

松本は、早い時期から日本におけるディベート教育の必要性を主張し、1970年代から著書『知的対決の論理 : 日本人にディベートができるか』(朝日出版社1975年)や、翻訳書『ディベートの方法:討論・論争のルールと技術』(産業能率短期大学出版部、1978年)などを刊行するとともに、各地で普及活動にあった。1993年には、国際ディベート学会を創設し[4]、会長となっている[1]

ヒストリーチャンネルや、ナショナルジオグラフィックチャンネルなどの番組に、英語で日本文化を紹介する役回りで出演したことがある[1]

英語道[編集]

松本は子ども頃から柔道に打ち込んでおり、大学時代には3段になるほどだったが、柔道はスポーツではなく武道であるという捉え方をしていた[2]。大学のころに、「武道の心を英語に吹き込み、英語で日本一になってやろう」と決心したという[2]。後には独自の「英語道」を提唱し、この考えに基づいた英語検定試験「ICEEコミュニケーション検定試験」を主宰するようになった[1]

1986年に英語と異文化交流を学ぶ私塾として「弘道館」を設け、2005年にこれを「紘道館」と改称した[6]

著作[編集]

英語教育や日本文化について140冊を越える著作があるとされる[1][7]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g h 松本道弘プロフィール”. 紘道館. 2015年2月15日閲覧。
  2. ^ a b c 第6回・同時通訳者/松本道弘”. Wailingual. 2015年2月15日閲覧。
  3. ^ 1982年4月時点では、産業能率大学助教授:第1回ミズノ・オピニオンズ・コンサート”. ミズノスポーツ振興財団. 2015年2月15日閲覧。
  4. ^ a b ワールドフォーラム2009年9月例会 松本 道弘 氏 のご報告 オバマの行方-パックス・アメリカーナの崩壊と米国の行方- 国際ディベート学会会長 松本 道弘 氏”. World Forum. 2015年2月15日閲覧。
  5. ^ 2001年10月時点では、ホノルル大学教授:Hindell, Juliet (2001年10月12日). “Opinion: Katakana clangers”. Shukan ST (The Japan Times). http://st.japantimes.co.jp/english_news/opinion/2001/op20011012/op20011012main.htm?print=english 2015年2月15日閲覧。 
  6. ^ 紘道館とは?”. 紘道館. 2015年2月15日閲覧。
  7. ^ 「松本, 道弘, 1940 - 」に一致する資料”. 国立国会図書館. 2015年2月15日閲覧。

外部リンク[編集]