村岡美枝
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村岡 美枝(むらおか みえ、1960年 - )は、日本の英文学者、翻訳家。
略歴
[編集]村岡花子の義理の娘(実の姪)・みどりの娘として東京都に生まれる。1982年日本女子大学文学部英文学科卒業[1]。1984年日本女子大学大学院文学研究科英文学専攻博士課程前期修了[2]。アメリカ文学専攻。一男一女の母。
翻訳
[編集]- 『あらしのくれたおくりもの』(エリザベス・ウィンスロップ作、ウェンディ・ワトソン絵、福武書店) 1989年
- 『オーリーのぼうけん』(ロジャー・スミス、福武書店) 1991年
- 『アボンリーへの道 うわさの恋人』(L・M・モンゴメリ原作、H・コンキー文、金の星社) 1993年、のちフォア文庫
- 『アボンリーへの道 アビゲイルの求婚者』(モンゴメリ原作、A・クーパー文、金の星社) 1994年
- 『アボンリーへの道 氷上の熱戦』(モンゴメリ原作、L・ツビッカー文、金の星社) 1995年
- 『ウェールズのクリスマスの想いで』(ディラン・トマス文、エドワード・アーディゾーニ絵、松浦直己監修、瑞雲舎) 1997年
- 『アンの想い出の日々』(モンゴメリ、新潮文庫、赤毛のアンシリーズ11) 2012年
関連人物
[編集]- 村岡みどり - 母。翻訳家・歌人。
- 村岡恵理 - 妹。作家。共に「赤毛のアン記念館・村岡花子文庫」を主宰。『アンのゆりかご-村岡花子の生涯-』(マガジンハウス、2008年 ISBN 9784838718726、新潮文庫、2011年 ISBN 9784101357218)という村岡花子の伝記を著し、それが2014年度前期NHK連続テレビ小説『花子とアン』の原案となる。
- 村岡希美 - 再従姉妹。女優。前述の『花子とアン』に出演している。
参考
[編集]脚注
[編集]- ^ “世界へ羽ばたく女性たち 1、蟻川芳子 2、村岡美枝_公開講座/大学公開講座のセカンドアカデミー”. www.second-academy.com. 2022年2月4日閲覧。
- ^ “日本女子大学 メディア掲載紹介サイト » Blog Archive » 【東京新聞 朝刊 21面】「知って 花子の生き方」にて、卒業生 村岡美枝さん”. 2022年2月4日閲覧。