本間太希

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ほんま たいき

本間 太希
生誕 1996年平成8年)
新潟県
住居 新潟県新潟市西区
国籍 日本の旗 日本
出身校 新潟大学
職業 Webデザイナー
ブイロガー
活動期間 2022年(令和4年)~
著名な実績 「インスリン注射しながら自転車日本一周」
配偶者 なし
公式サイト TAIKI Official Web Site
テンプレートを表示
たいき / 1型糖尿病
YouTube
チャンネル
活動期間 2022年[注釈 1]
ジャンル 闘病記
登録者数 1万5400人
総再生回数 411万7666回
チャンネル登録者数・総再生回数は
2023年7月12日時点。
テンプレートを表示

本間 太希(ほんま たいき、1996年[1]~)は、日本Webデザイナーブイロガー[注釈 2]2022年令和4年)3月に1型糖尿病を発症し、SNSなどで1型糖尿病患者の日常などについて発信している[1]

経歴[編集]

1996年(平成8年)に新潟県で生まれる。新潟大学在学中(3年生)には、フレッシュジュース専門店「JUICE TECH+」をオープンさせ、Webサイトのデザインを担当した[2][1]

2022年(令和4年)3月、風邪のような症状を感じ、1週間後に突然道端で過呼吸になり緊急搬送される。医師から告げられた病名は生活習慣に関係なく発症する「1型糖尿病」で、2週間程度入院した[3]。1日4回以上のインスリン注射を行わなければならない生活を強いられたが、病気を患いつつも前向きに生きているインフルエンサーに元気づけられ、入院期間中に自身もSNSで情報を発信し始めた[4][5]。特に、発症当時について語ったYouTubeの動画は、大きな反響を呼んだ[3][4]

一方、退院後も頻発する低血糖のため、仕事がままならなくなった上、糖尿病に対する偏見で鬱になり、フリーのWebデザイナーに転向した[1][6]

2023年(令和5年)6月1日、同じ病気を持つ患者と交流し体験や悩みを聞いていく『インスリン注射しながら日本一周』を決行。1日約50kmを走り10月に新潟へ帰る予定となっている[7]。TBSに対し、糖尿病に関する偏見を無くしたいと考えていると話した[3]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ チャンネル作成は2013年1月であるが、初の動画を投稿したのは2022年10月である。
  2. ^ ブイロガー(:Vlogger)とは、動画ブログ(Vlog)を発信する人のこと。

出典[編集]

  1. ^ a b c d 25歳で突然「1型糖尿病」に…食事を前に手が震えた地獄のような日々から"食べる喜び"を取り戻すまで 「偏見を払拭したい」注射を打ちながら自転車で日本一周に挑戦”. PRESIDENT Online(プレジデントオンライン) (2023年7月3日). 2023年7月14日閲覧。
  2. ^ UX新潟テレビ21 | 県内で増加!?お店経営に挑戦する学生”. UX新潟テレビ21. 2023年7月14日閲覧。
  3. ^ a b c 「糖尿病は“自分の個性”」新潟市の糖尿病インフルエンサー(26) “インスリン注射しながら”自転車で日本一周 | TBS NEWS DIG (1ページ)”. TBS NEWS DIG (2023年6月14日). 2023年7月14日閲覧。
  4. ^ a b 25歳で糖尿病発症の男性、YouTube動画が100万再生超え”. yutura. 2023年7月14日閲覧。
  5. ^ にいがた経済新聞 (2023年5月30日). “【独自】「インスリン注射しながら自転車日本一周」、1型糖尿病の本間太希(たいき)さん(新潟市西区)の挑戦 | にいがた経済新聞”. にいがた経済新聞. 2023年7月14日閲覧。
  6. ^ インスリン注射しながら自転車日本一周|TAIKI Official Web Site”. インスリン注射しながら自転車日本一周|TAIKI Official Web Site. 2023年7月14日閲覧。
  7. ^ 「1型糖尿病PRへ自転車で日本一周の旅 本間 太希さん」『北海道新聞』、2023年7月12日、朝刊。

外部リンク[編集]