根本寛

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根本 寛(ねもと ひろし、1940年(昭和15年) - )は、日本の筆跡鑑定人。

1985年より筆跡学の研究を行い、日本筆跡心理学協会(後述)および一般社団法人・日本筆跡鑑定人協会を設立し会長を務める。このほか中小企業診断士の資格も持ち、近代経営研究所の所長でもある。各所からの依頼により司法分野の筆跡鑑定を多く行う。また、筆跡と書き手の性格の結びつきをテーマとする筆跡心理学の研究で知られ多数の著書がある。神奈川県横浜市青葉区在住

人物[編集]

中小企業診断士として経営コンサルタント業に携わるなか、人事面のアドバイスに対する必要性から筆跡心理学の研究を始める[要出典]

筆跡心理学は、欧米では「グラフォロジー」 (graphology) と呼ばれ、一般的に学問として認められているとされるが、日本では東北福祉大学教授の黒田正典や慶應義塾大学名誉教授の槇田仁などにより研究が行われているものの、まだなじみが薄かったこの学問を世に広めるため、自ら「日本筆跡心理学協会」を設立し、筆跡鑑定や性格診断および、これらについての執筆・テレビ出演・講演などの活動に奔走する。2004年には、主に女性向けのアプローチとしてメールマガジン「筆跡心理研究家 ヘンリー根本の開運筆跡診断!幸せの扉をひらく文字ぐせの魔法」を創刊。また、筆跡心理学の体系的理論を再構築した通信教育を行っている。

この筆跡心理学をベースにした「筆跡鑑定人」として精密な鑑定を得意とするため、マスコミや弁護士からの信頼も厚いとされ[要出典]附属池田小事件神戸連続児童殺傷事件長崎男児誘拐殺人事件名古屋市連続通り魔殺傷事件佐世保小6女児同級生殺害事件第五福竜丸の日誌・文部科学省に届いた自殺予告文・塩尻市男女変死事件・浦安市介護施設拘束疑惑事件・謎の一万円札騒動などに関するマスコミ出演や、弁護士や市民から多くの民事事件の鑑定依頼を受け、多岐にわたり筆跡鑑定の実績を持つ[要出典]。2012年より、根本の主宰する日本筆跡心理学協会は、東京都弁護士協同組合の特約店として筆跡鑑定、印影鑑定を行っている。

こうした活動の結果、徐々に筆跡心理学の社会的認知も高まりつつあり[要出典]2005年には大人のDSトレーニングの筆跡心理学を担当したほか、2006年には日本テレビスッキリ!!」にて「運命セラピスト」としてレギュラー出演をするなど、その活動の幅を広げている。

また、日本の筆跡鑑定の水準の向上と、筆跡鑑定の希望者が安心して鑑定を依頼できる鑑定環境を提供することを目的として、2009年に「一般社団法人日本筆跡鑑定人協会」を設立・登記している。

職歴[編集]

  • 1968年1982年 - 主に経営管理者および社会人教育業務を歴任[要出典]
  • 1982年〜 - 中小企業診断士の資格を取得し近代経営研究所を創設。経営コンサルタント業務を行う。神奈川県商工労働センター非常勤職員、(社)神奈川トラック協会指定コンサルタントとなる[要出典]
  • 1990年〜 - 経営コンサルタント業務における人事面指導の必要から日本筆跡診断士協会に所属し筆跡心理学を学び、その後独立して日本筆跡心理学協会を設立。筆跡鑑定、筆跡診断、筆跡教育、執筆、講演などを行い現在に至る。立正大学特別講師、(社)日本能率協会通信教育講師、自己ブランディング大学講師を務める[要出典]

所属団体

  • 中小企業診断協会・神奈川県経営診断協会・東京中小企業家同友会
  • 日本筆跡心理学協会(後述)・一般社団法人日本筆跡鑑定人協会

日本筆跡心理学協会[編集]

2005年(平成17年)4月25日、代表・根本により設立。正確には「株式会社日本筆跡心理学協会」であり、商標登録がなされている。

筆跡心理学(筆跡学)の研究・普及および、それを活用した性格診断・教育・執筆・講演および筆跡鑑定の実践と普及を目的とするとしている。

活動内容[編集]

  • 筆跡鑑定及鑑定人養成 - 民間人による高品質の鑑定と高能力の鑑定人の養成。
  • 性格診断 - その方の性格とその傾向、行動傾向、強み・弱みの把握と矯正など。
  • 相性診断 - 結婚相手、ビジネスパートナー、後継者、その他の方との相性と注意点。
  • 企業人事 - 採用、昇進、リーダー特性などの診断とアドバイス。
  • 講演 - 商工会議所や経営者団体での勉強会、研修会など。
  • 通信教育 - 筆跡アドバイザー、1~3級のコース。
  • マスコミ対応 - 筆跡がかかわる事件についての判断、鑑定、解説など。

著書・執筆活動[編集]

  • 『筆跡診断』(廣済堂出版・2000年)
  • 『筆跡をかえて成功する方法』(ワニブックス・2000年)
  • 『Web現代』(講談社・IT週刊誌)に筆跡診断コーナーを開設(2002年)
  • 『カードック』(日刊自動車新聞社)にて紙上筆跡診断を連載(2002年〜)
  • 『文字ぐせの魔術』(かんき出版・2003年)
  • メールマガジン『開運筆跡診断!幸せの扉をひらく文字ぐせの魔法』創刊(2004年〜)
  • 『筆跡心理テスト』(宝島社・2005年)
  • 『魔法の筆跡テスト』(PHP研究所・2005年)
  • 『こわいほどわかる筆跡診断』(廣済堂出版・2005年)
  • 『成功文字マスターノート』(きこ書房・2005年)
  • 日経ベンチャー(日経BP社)など雑誌20誌に筆跡心理学の記事を出稿(2005年)
  • 大人のDSトレーニング(任天堂)にて筆跡心理学を担当(2005年)
  • 筆跡鑑定の実務書『筆跡事件ファイル』(廣済堂出版・2007年)
  • App Storeにて電子ブック『筆跡診断』を発売。(2011年3月)
  • その他、「企業支援・育成講座」(近代セールス社)、「マンションで犬と暮らす幸福」(WAVE出版)、『商業界』『カードック』『TKC出版』など多数。

出演[編集]

  • 2001年2003年 - テレビ各局にて附属池田小事件・神戸連続児童殺傷事件・長崎男児誘拐殺人事件・名古屋市連続通り魔殺傷事件に関する筆跡鑑定を行う。
  • 2004年 - 日本テレビ「筆跡鑑定人の世界」およびテレビ朝日の番組に出演し、佐世保小6女児同級生殺害事件に関する加害少女の筆跡鑑定を行う。
  • 2005年 - 日本テレビ、TBSテレビ、フジテレビ、テレビ東京、よみうりテレビ、関西テレビなどに筆跡心理学の解説者として延べ28回の出演。
  • 2006年 - 日本テレビ「スッキリ」の「運命セラピスト」としてレギュラー出演(4〜8月)。TBSテレビ「筑紫哲也 ニュース23」で、第五福竜丸の日誌の鑑定。日本テレビ、TBSテレビ、フジテレビ、テレビ東京の番組で文部科学省に届いた自殺予告文の筆跡鑑定をそれぞれ行う。
  • 2007年
    • 1月 - テレビ朝日の番組で、塩尻市男女変死事件に関する筆跡鑑定を行う。
    • 2月 - TBSテレビの番組で、浦安市無認可介護施設拘束疑惑事件に関する筆跡鑑定を行う。
    • 7月 - テレビ各局の番組に出演し、謎の一万円札騒動に関する筆跡鑑定を行う。
    • 10月 - 姫井由美子民主党)の偽筆事件に関し、本人の筆跡であるとの鑑定を行う。
  • 2009年
    • 1月 - 毎日放送「VOICE」で、一澤帆布工業の遺言書鑑定についての警察系鑑定人を批判する趣旨で事例を発表(翌月、TBSテレビ「NEWS23」でも同様の発表)。
    • 3月 - 司法専門誌「JW(ジュディワールド)No.5」に、鑑定態度の望ましい事例として紹介される。
    • 5月 - TBSテレビの番組で、中田カウス脅迫事件と筆跡鑑定について解説。
    • 10月 - TBSテレビにて首都圏連続不審死事件で犯人とされる女性容疑者の筆跡診断を行う。
  • 2010年
  • 2011年
    • 2月 - 東京スポーツ新聞にて15億円疑惑の民主党藤井裕久の筆跡鑑定を行う。
    • 10月 - NHK BSプレミアムにおいて孫文他の筆跡を鑑定。
  • 2012年
    • 6月 - 東京テレビキー局各局の依頼により、オウム真理教容疑者の高橋克己の筆跡の分析などを行う。
    • 6月 - 新聞社の依頼により小沢一郎夫人離婚状の真贋鑑定を行い、本人筆跡であることを認定。

 

外部リンク[編集]