戊
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戊(ぼ、つちのえ)は、十干の5番目である。
陰陽五行説では土性の陽に割り当てられており、ここから日本では「つちのえ」(土の兄)ともいう。
概要[編集]
方位では中央に宛てられる。時刻では午前4時ごろを指し、午前4時から午前6時までを戊夜(ぼや)という。
戊の字は「茂」に通じ、植物の成長が絶頂期にあるという意味で、十干の5番目に宛てられた。
十干を順位づけに使った場合には、戊は5番目の意味となる。
中国語の化合物命名法では、ペンタン、ペンチル基など、炭素を5つ含む化合物や官能基に付けられる。