広島市信用組合
広島市信用組合のデータ | |
---|---|
英名 | Hiroshima Credit Cooperative |
統一金融機関コード | 2680 |
法人番号 | 7240005001681 |
代表者氏名 | 山本明弘(理事長) |
店舗数 | 34店 (2010年3月31日現在) |
設立日 | 1952年 |
所在地 |
730-0036
広島県広島市中区袋町3番17号
|
外部リンク | 広島市信用組合 |
広島市信用組合(ひろしまししんようくみあい)は、広島県広島市中区に本店を置き、同市を中心に営業を展開する信用組合であり、「シシンヨー」の愛称で親しまれる[1]。全国の信用組合で唯一、日本格付研究所(JCR)から格付けを取得。また、広島修道大学、広島経済大学と産学連携に関する協定を連結した。(2011年3月31日時点)
概況[編集]
- 出資金:177億48百万円
- 職員数:412人
- 店舗数:34支店
- 預金高:3,854億円
- 貸出金:3,494億円
- 当期純利益:1,823百万円
- コア業務純益(ROA):3,304百万円(1.59%)
- 自己資本比率:11.60%
- 不良債権比率:1.92%
- 格付け:(JCR)A- 見通し「ポジティブ」
経営特徴[編集]
①株式運用は行わず、投資信託や、NISAは取り扱わない[2]。よって、『算数の経営』による計算できる経営を実現。
②不良債権を残さないバルクセールの徹底。バルクセールによって、営業店、本部の事務コストが大幅に軽減されている。不良債権の部分直接償却は行っていない。
③預貸率90%を方針化しており、融資の判断は原則3日以内で決裁[1]。
知名度[編集]
①規模はやや小さいものの、「本業特化」「シンプルな経営」というビジネスモデルがマスコミ等に評価されている。また、全国の金融機関の中でも注目されており、他の金融機関からの視察がある。
②2011年度から、マツダスタジアムでスポンサードゲームを開催した。
③中小企業白書では、地域密着型の金融機関の事例として掲載された。
④官民ファンドに3億円、県下の金融機関を含め民間からの初めての出資を実施した[3]。
沿革[編集]
- 1952年 広島商工会議所にて創立総会開催
- 1957年 西条信用組合を合併
- 1972年 吉田信用組合を合併
- 2001年 広島第一信用組合を合併
ATMについて[編集]
広島市信用組合のATM・CDでは、広島銀行のキャッシュカードは、平日8:45-18:00の出金は手数料が無料、左記以外の時間帯は時間外手数料が必要となる。また、「しんくみ お得ねっと」で提携している信用組合のキャッシュカードは、平日8:45-18:00の出金及び土曜9:00-14:00は手数料が無料となる。
関連項目[編集]
脚注[編集]
- ^ a b “賃上げで勝つカイシャ 愚直に賃上げする信用組合の異色の取り組み 広島市信用組合の山本明弘理事長(前編)”. 日経ビジネスオンライン. (2014年3月27日) 2014年4月3日閲覧。
- ^ “賃上げで勝つカイシャ 増益はもういい、職員にもっと還元したい 広島市信用組合の山本明弘理事長(後編)”. 日経ビジネスオンライン. (2014年4月3日) 2014年4月3日閲覧。
- ^ “広島市信組、官民ファンドに3億円出資決定”. 日本経済新聞. (2011年7月26日) 2014年4月3日閲覧。