常盤町 (桐生市)

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常盤町
日本
都道府県 群馬県
市町村 桐生市
地区 第六区
等時帯 UTC+9 (JST)

常盤町(ときわちょう)は、群馬県桐生市の旧町名である。

現在の仲町三丁目の東部にあたる。1966年(昭和41年)の住居表示の実施により、仲町の一部となった。

地理[編集]

桐生市の中部に位置し、東町泉町高砂町旭町川岸町とともに桐生市第六区に属していた。

東部は中通りを境として清水町に、南部は新川を境として浜松町に、西部は旭町に、北部は高砂町にそれぞれ接していた。

桐生ガス本社の所在地であり、町内中部に両毛線が通じている。新川には常盤橋が架かっていた。

歴史[編集]

かつての今泉村の一部にあたる。1873年(明治6年)に、今泉村、堤村、本宿村、村松村が合併して安楽土村となる。

1889年(明治22年)の町村制施行により、桐生新町、新宿村、安楽土村、下久方村、上久方村平井が合併して桐生町が発足、安楽土村は桐生町の大字の一つとなる。1921年(大正10年)の市制施行を経て、1929年(昭和4年)に大字が廃止され、常盤町が新設された。

1966年(昭和41年)の住居表示の実施に伴う町名変更により、旭町川岸町のそれぞれ一部と常盤町の全域が仲町三丁目となった。ときわ集会所や旧常盤橋など付近の施設に名残りが見られる。

参考文献[編集]

関連項目[編集]