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帯一郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
たて いちろう
帯 一郎
本名 帶刀 繁隆(たてわき しげたか)
生年月日 不詳年
没年月日 不詳年
出生地 日本の旗 日本
職業俳優
ジャンル 劇映画時代劇現代劇特撮映画
活動期間 1950年 - 1957年
主な作品
ゴジラ
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帯 一郎(たて いちろう[1][2][注釈 1]生没年不詳)は、日本の元俳優である[1][2][3][4]。本名は帶刀 繁隆(たてわき しげたか)[3][4]。趣味はパチンコ[5]

人物

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1950年代、東宝の専属俳優として活動していた[1][2][3][4]。特に、1954年(昭和29年)11月3日に公開された本多猪四郎監督映画『ゴジラ』で演じた、GHK実況アナウンサー役が有名である[2]

ところが、1957年(昭和35年)7月30日に公開された鈴木英夫監督映画『最後の英雄』以降の出演作品が見当たらず、同年以降に発行された東宝の社員名簿にも名前が記載されていない[1][2][3][4]。同じく東宝の専属俳優であった記平佳枝によれば、俳優業は早く廃業して別の会社に行ってしまった、と証言している[5]。また、中島春雄によれば、在籍当時は好男子でモテたという[2]没年不詳

主な出演作品

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東宝

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特筆以外、全て製作・配給は「東宝」である。

脚注

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注釈

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  1. ^ 『ゴジラ』(1954年)のDVDのオーディオコメンタリーで宝田明は、帯の姓を「おび」と呼称している。
  2. ^ 渡辺プロダクション共作。
  3. ^ 三上プロダクション共作。
  4. ^ a b c ノンクレジット。

出典

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  1. ^ a b c d e f g h モスラ映画大全 2011, p. 91, 「脇役俳優辞典29」
  2. ^ a b c d e f g h i j 初代ゴジラ研究読本 2014, p. 115, 「オール初代ゴジラ俳優大図鑑」
  3. ^ a b c d 映画年鑑 1954年版 1954, p. 477, 「全国映画関係人名録」
  4. ^ a b c d 映画年鑑 1955年版 1955, p. 582, 「全国映画関係人名録」
  5. ^ a b 初代ゴジラ研究読本 2014, p. 115, 「加藤茂雄と記平佳枝が語るゴジラ出演者」
  6. ^ a b 東宝特撮映画全史 1983, p. 535, 「主要特撮作品配役リスト」
  7. ^ ゴジラの逆襲”. 東宝 WEB SITE. 東宝. 2022年3月2日閲覧。

参考文献

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  • 『東宝特撮映画全史』監修 田中友幸東宝出版事業室、1983年12月10日。ISBN 4-924609-00-5 
  • 洋泉社MOOK 別冊映画秘宝洋泉社
    • 『別冊映画秘宝 モスラ映画大全』洋泉社〈洋泉社MOOK〉、2011年8月11日。ISBN 978-4-86248-761-2 
    • 『別冊映画秘宝 初代ゴジラ研究読本』洋泉社〈洋泉社MOOK〉、2014年8月24日。ISBN 978-4-8003-0452-0