室谷哲

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室谷 哲
(むろたに さとる)
生誕 1949年7月
居住 日本の旗 日本
研究分野 歴史学
経済学
研究機関 東京都立大学
静岡県立大学
出身校 国際基督教大学
教養学部卒業
東京大学大学院
経済学研究科
博士課程満期退学
主な業績 アメリカ農民研究
大衆消費社会の研究
アメリカ映画の研究
プロジェクト:人物伝

室谷 哲(むろたに さとる、1949年7月 - )は、日本歴史学者経済学者社会経済史学アメリカ思想史アメリカ社会史)。学位経済学修士東京大学1976年)。

東京都立大学経済学部助手静岡県立大学国際関係学部教授、静岡県立大学副学長などを歴任した。

来歴[編集]

生い立ち[編集]

1949年7月生まれ[1]国際基督教大学に進学し、教養学部社会科学科にて学んだ[2]1974年3月、国際基督教大学を卒業した[2]。その後、東京大学大学院に進学し、経済学研究科にて学んだ[2]1976年、東京大学より経済学修士学位を授与された[3]1981年3月、東京大学の大学院の博士課程を満期退学した[2]

研究者として[編集]

東京都立大学(のちの首都大学東京)において、経済学部にて助手を務めた[4]。その後、静岡県立大学に転じ、国際関係学部にて助教授に就任した[4]。のちに、静岡県立大学にて、国際関係学部の教授に昇任した[1]。国際関係学部においては、主として国際言語文化学科の講義を担当した[1]。なお、静岡県立大学の大学院においては、国際関係学研究科の教授を兼務した[1]。国際関係学研究科においては、主として比較文化専攻の講義を担当した。さらに、静岡県立大学の副学長に就任した[1]2015年3月31日、静岡県立大学を退職した[5]

研究[編集]

専門は歴史学経済学であり、特に社会経済史学、アメリカ思想史、アメリカ社会史といった分野を研究するなど[6]、その範囲は経済史をはじめ、思想史社会史など多岐にわたっている。具体的には、アメリカ合衆国における、農民史の研究が知られている[7][8][9][10]。そのほかにも、大衆消費社会アメリカ映画を論じている[7][11][12][13][14]

学術団体としては、アメリカ史研究会、アメリカ経済史研究会、国際行動学会などの学会に所属した[15]

人物[編集]

ライトレールの導入、推進に熱心である。静岡県静岡市へのライトレールトランジット導入を目指す「LRTで結ぶ会」に参画しており[16]、副会長を務めた[17][18]

略歴[編集]

著作[編集]

共著[編集]

  • 木村浩美尾浩子編著『文化・文明の新しき地平』北樹出版1988年ISBN 4893840274
  • 榊正子ほか著、静岡県立大学英米文化研究室編『多様化する言語文化研究』静岡県立大学英米文化研究室、1990年
  • 畑光夫ほか著、静岡県立大学英米文化研究室編『変動期の言語文化研究』静岡県立大学英米文化研究室、1992年
  • 静岡県立大学英米文化研究室編『英米の言語と文化』静岡県立大学英米文化研究室、1993年
  • 松本克己ほか著、静岡県立大学英米文化研究室編『変容する言語文化研究』静岡県立大学英米文化研究室、1994年
  • 静岡県立大学英米文化研究室編『言語文化研究の新展開』静岡県立大学英米文化研究室、1995年

執筆、寄稿等[編集]

論文執筆[編集]

  • 室谷哲稿「19世紀末アメリカ農民運動再考――経済的要因をめぐる一試論」『土地制度史学』23巻2号、政治経済学・経済史学会、1981年1月20日、43-59頁。ISSN 0493-3567
  • 室谷哲稿「中西部反『独占』的農民運動と独占資本主義体制の成立――農民生活史からの一視座」『社會經濟史學』48巻2号、社会経済史学会、1982年7月15日、176-192・232-231頁。ISSN 0038-0113
  • 室谷哲稿「19世紀末期アメリカ北部における『農民層分解』――統計分析の視座をめぐって」『経済と経済学』53号、東京都立大学経済学会1983年12月、35-55頁。ISSN 0386-8737
  • 室谷哲稿「100年後のソースタイン・ヴェブレン――『有閑階級』と『経済人』」『アメリカ史研究』22号、アメリカ史研究会、1999年、27-37頁。ISSN 0387-8228
  • 室谷哲稿「ポピュリズム外伝――『オズの魔法使い』考」『アメリカ経済史研究』2号、アメリカ経済史研究会、2003年9月、65-80頁。ISSN 1347-1554
  • 室谷哲稿「現代アメリカ映画にみるアメリカの心」『ことばと文化』9巻、静岡県立大学2006年、31-63頁。ISSN 1345-1685
  • 室谷哲稿「グローバル化時代の『テロ』映画とアメリカ社会」『ことばと文化』10巻、静岡県立大学、2007年、75-87頁。ISSN 1345-1685
  • 室谷哲稿「アメリカ社会の自画像――裁判劇をめぐって」『ことばと文化』11巻、静岡県立大学、2008年、51-66頁。ISSN 1345-1685
  • 室谷哲稿「アメリカの自画像――9.11テロ・ドキュメンタリーの見方・見られ方」『ことばと文化』12巻、静岡県立大学、2009年、55-81頁。ISSN 1345-1685

論文翻訳[編集]

書評[編集]

  • 室谷哲稿「常松洋・松本悠子編『消費とアメリカ社会――消費大国の歴史-』」『社會經濟史學』72巻1号、社会経済史学会、2006年5月25日、117-119頁。ISSN 0038-0113

脚注[編集]

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  1. ^ a b c d e 「教員情報詳細」『教員情報詳細:静岡県立大学教員データベース静岡県立大学
  2. ^ a b c d 「学歴」『教員情報詳細:静岡県立大学教員データベース静岡県立大学
  3. ^ 「学位」『教員情報詳細:静岡県立大学教員データベース静岡県立大学
  4. ^ a b 「主な経歴」『教員情報詳細:静岡県立大学教員データベース静岡県立大学
  5. ^ 「教員人事」『はばたき』129号、静岡県立大学広報委員会2015年6月1日、18頁。
  6. ^ 「専門分野」『教員情報詳細:静岡県立大学教員データベース静岡県立大学
  7. ^ a b 「主要研究テーマ」『教員情報詳細:静岡県立大学教員データベース静岡県立大学
  8. ^ 室谷哲「19世紀末アメリカ農民運動再考――経済的要因をめぐる一試論」『土地制度史学』23巻2号、政治経済学・経済史学会、1981年1月20日、43-59頁。
  9. ^ 室谷哲「中西部反『独占』的農民運動と独占資本主義体制の成立――農民生活史からの一視座」『社會經濟史學』48巻2号、社会経済史学会、1982年7月15日、176-192・232-231頁。
  10. ^ 室谷哲「19世紀末期アメリカ北部における『農民層分解』――統計分析の視座をめぐって」『経済と経済学』53号、東京都立大学経済学会1983年12月、35-55頁。
  11. ^ 室谷哲「ポピュリズム外伝――『オズの魔法使い』考」『アメリカ経済史研究』2号、アメリカ経済史研究会、2003年9月、65-80頁。
  12. ^ 室谷哲「現代アメリカ映画にみるアメリカの心」『ことばと文化』9巻、静岡県立大学2006年、31-63頁。
  13. ^ 室谷哲「グローバル化時代の『テロ』映画とアメリカ社会」『ことばと文化』10巻、静岡県立大学2007年、75-87頁。
  14. ^ 室谷哲「アメリカの自画像――9.11テロ・ドキュメンタリーの見方・見られ方」『ことばと文化』12巻、静岡県立大学2009年、55-81頁。
  15. ^ 「所属学会」『教員情報詳細:静岡県立大学教員データベース静岡県立大学
  16. ^ 「主な社会活動」『教員情報詳細:静岡県立大学教員データベース静岡県立大学
  17. ^ 「アンケート調査結果を静岡市へ要望書として提出しました。」『2008katudou』LRTで結ぶ会、2008年12月3日
  18. ^ 「福祉のまつりに参加しました。」『2010福祉のまつり』LRTで結ぶ会、2010年9月26日

関連項目[編集]

関連人物[編集]