安田理央
安田 理央(やすだ りお、1967年8月22日 - )は、日本のミュージシャン[1]、フリーライター、アダルトメディア研究家[2][3]、AV監督。美学校考現学教室卒[4]。埼玉県出身[4][5]。男性[4]。
よく女性に間違われる名前だが、漢字は違うものの「りお」の読み自体は本名である。2020年には名前の似た女優・内田理央のYouTubeチャンネル「だーりおCHANNEL」で、内田と対談を行った[6]。
来歴
[編集]高校生時代の1984年に、浦和市の小学校の同級生で幼なじみだった増田智之と、ニュー・ウェイヴバンド「モデルプランツ」を結成[5]。翌1985年には8曲入りカセットアルバム『モデルプランツは時計じかけの夢を見るか?』を自主製作でリリース[7]。1986年にはナゴムレコードを主催していたケラに声をかけられ、ナゴムレコードのバンドとの付き合いが始まり、さらに京浜兄弟社とのつながりもできて、同年11月24日に國學院大学で開催されたライブイベント「ツェッペリン号の弁明 テクノ丸もうけ」に出演[8]。1987年にはナゴムレコードのオムニバス・アルバム『おまつり』のレコーディングに参加した[9]。
大学には進学せず[7]、1986年より雑誌編集業務に従事。コピーライター業を経て、1994年よりフリーライターとして活動を開始する。主にアダルトビデオやエロ本、性風俗、インターネットなどのアダルトメディアに関しての執筆が多い[10]。1999年以降、一時はAV監督としても活動した。
以降、「モデルプランツ」としては2009年まで25年にわたり活動を続け、同年11月6日には新宿ロフトで開催された「DRIVE TO 2010」にも出演[11]、同年12月5日・6日の「電動のメリークリスマス FINAL 2DAYS!! モデルプランツ結成25周年&LAST LIVE!」で活動に終止符を打った[12]。
2000年には川崎ぶらとのデュオ「リオ・ブラボー」を結成。2010年10月に10人編成のハイパーロックンロールバンド「野獣のリリアン」を結成[13][14][15]、フリーキーファンクバンド「Roswells」などにボーカリストとして参加する。
また、2009年には完全自主制作で「黄金期のエロ本を再現する」をコンセプトに、DVDマガジン『No1 in HEAVEN』を創刊。2013年には「色と食」をコンセプトにしたDVDマガジン『ウララカ』を新たに創刊した。
成年向け雑誌の編集部を描いた2022年の映画『グッドバイ、バッドマガジンズ』の、安田による横山翔一監督へのインタビュー記事が『週刊プレイボーイ』に掲載された[16]。
人物
[編集]音楽活動
[編集]- モデルプランツ(1984年 - 2009年12月)
- リオ・ブラボー(2000年 -)
- 野獣のリリアン(2010年10月-)
- Roswells(2012年 -)
著書
[編集]単行本
[編集]- 『裏デジタルカメラの本』(1997年、秀和システム)
- 『OPEN&PEACE 風俗嬢ヴァイブス』(1999年、メディアックス)
- 『デジハメ娘。』(2003年、二見書房)
- 『日本縦断 フーゾクの旅』(2004年、二見書房)
- 『痴女の誕生 アダルトメディアは女性をどう描いてきたのか』(2016年、太田出版)
- 『巨乳の誕生 大きなおっぱいはどう呼ばれてきたのか』(2017年、太田出版)
- 『AV女優、のち』(2018年、角川新書)
- 『日本エロ本全史』(2019年、太田出版)
- 『ヘアヌードの誕生 芸術と猥褻のはざまで陰毛は揺れる』(2021年、イースト・プレス)
- 『日本AV全史』(2023年、ケンエレブックス)
- 『アダルトメディア大全』(2024年、三才ブックス)
編集
[編集]漫画原作
[編集]- 『たちまち はだかの業界物語』(2017年‐2020年、日本文芸社、作画:前川かずお)
電子書籍
[編集]共著
[編集]- 『ネットトラベラーズ95』(1995年、翔泳社)
- 『ネットトラベラーズ96』(1996年、翔泳社)
- 『オトナの裏パソコン』(1996年、ジャパンミックス)
- 『20世紀のアダルトビデオ』(1998年、アスペクト)
- 『日曜官能家EX』(1998年、イーストプレス)
- 『薬ミシュラン』(2000年、太田出版)
- 『サブカルチャー世界遺産』(2001年、扶桑社)
- 『別冊宝島 100万人のアダルトビデオ』(2003年、宝島社)
- 『ファントム』(2006年、二見書房)
- 『エロの敵 今、アダルトメディアに起こりつつあること』(2006年、翔泳社、雨宮まみと共著)
- 『昭和・平成お色気番組グラフティ」(2014年、河出書房新社)
- 『エロ本黄金時代』(2015年、河出書房新社)
- 『日本昭和エロ大全』(2020年、辰巳出版)
- 『日本昭和トンデモエロ大全』(2022年、辰巳出版)
雑誌連載
[編集]インターネットラジオ番組
[編集]脚注
[編集]- ↑ モデルプランツのblog エキサイトブログ、2026年3月6日閲覧。
- ↑ “コンビニ大手が成人向け雑誌の取扱終了…山田太郎議員が線引きの曖昧さや排除の行き過ぎに懸念(AbemaTIMES)”. ABEMA PRIME (2019年9月6日). 2020年1月7日閲覧。
- ↑ キンゾー (2019年3月17日). “どこからエロ本なのか? コンビニ「成人誌」販売中止で曖昧な境界線に切り込む”. 日刊SPA!. 2019年4月1日閲覧。
- 1 2 3 “平成を彩ったあのAV女優たちは今…? 時代を駆け抜けた人気女優の共通点とは?”. ダ・ヴィンチニュース. 2019年4月1日閲覧。
- 1 2 History 1984年 モデルプランツ結成 モデルプランツのblog、エキサイトブログ、2006年7月31日、2026年3月6日閲覧。
- ↑ “内田理央YouTubeチャンネルでサブカル全開!ディープ過ぎ!美人女優なのに”. デイリースポーツ online (2024年11月23日). 2024年11月23日閲覧。
- 1 2 History 1985年 カセットアルバム~活動休止 モデルプランツのblog、エキサイトブログ、 2006年8月4日、2026年3月6日閲覧。
- ↑ History 1986年 活動再開~活動休止 モデルプランツのblog、エキサイトブログ、2006年8月4日、2026年3月6日閲覧。
- ↑ History 1987年 ソロユニット~「おまつり」レコーディング モデルプランツのblog、エキサイトブログ、 2006年8月7日、2026年3月6日閲覧。
- ↑ “【緊急インタビュー連載】アフターコロナ:アダルト業界の未来#4 アダルトメディア研究家・安田理央編”. メンズサイゾー (2020年5月22日). 2024年2月5日閲覧。
- ↑ モデルプランツは2009年で活動を終了します モデルプランツのblog、エキサイトブログ、 2009年9月6日、2026年3月6日閲覧。
- ↑ モデルプランツ結成25周年&LAST LIVE! モデルプランツのblog、エキサイトブログ、 2009年12月1日、2026年3月6日閲覧。
- ↑ ちゃたにこうじ [@chatanet]「是非!僕と安田理央さんのツインボーカルが楽しめるのは野獣のリリアンだけ!」2010年10月5日。X(旧Twitter)より2025年10月27日閲覧。
- ↑ 安田理央 [@rioysd]「日記しらべたら。2010年10月14日に「新宿和民>かっちゃんで野獣のリリアン初ミーティング。」だって。で、もう22日に初ライブなのな(笑)。」2017年3月2日。X(旧Twitter)より2025年10月27日閲覧。
- ↑ 安田理央 [@rioysd]「昨日は野獣のリリアン、ボーカル隊のレコーディングでした。」2025年10月6日。X(旧Twitter)より2025年10月27日閲覧。
- ↑ “エロ本編集部を描いた映画『グッドバイ、バッドマガジンズ』横山翔一監督インタビュー!”. 週プレNEWS (2023年2月4日). 2023年10月19日閲覧。
- ↑ “書籍詳細 - アダルトメディア年鑑2024|イースト・プレス”. イースト・プレス (2023年12月26日). 2023年12月29日閲覧。
- ↑ “インターネットラジオ番組「安田理央と遠藤遊佐のダメダメ60分」第1回”. 2012年5月24日閲覧。
- ↑ “インターネットラジオ番組「安田理央と遠藤遊佐のダメダメ60分」第25回”. 2014年9月4日閲覧。
- ↑ “トイズハートプレゼンツ インターネットラジオ「安田理央と遠藤遊佐のダメダメ酒場」”. 2014年9月14日閲覧。
外部リンク
[編集]- LOVE FOR SALE 安田理央公式サイト
- ダリブロ 安田理央公式ブログ - はてなブログ
- モデルプランツのblog - エキサイトブログ
- 安田理央 (rioysd) - X(旧Twitter)
- 野獣のリリアン (Lilyyarn) - Facebook
- Roswells (roswellsjp) - Facebook