宇品駅

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宇品駅
宇品駅。ホーム中ほどから西望 ホーム上は旧糧秣支廠倉庫 (1986.9)
宇品駅。ホーム中ほどから西望
ホーム上は旧糧秣支廠倉庫 (1986.9)
うじな
Ujina
丹那 (2.1km)
所在地 広島県広島市
所属事業者 日本国有鉄道
所属路線 宇品線
キロ程 5.9km(広島起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1897年明治30年)5月1日
廃止年月日 1966年昭和41年)12月20日
テンプレートを表示
配線図 1974年 国土交通省の航空写真より作成。細部の渡り線は未反映

宇品駅(うじなえき)は、かつて広島県広島市(現在の南区宇品)にあった日本国有鉄道(国鉄)宇品線。同線の終着駅であった。

駅構造[編集]

単式ホーム1面1線と、複数の貨物用側線を有していた地上駅。ホームは563mあり、京都駅の558mよりも長く日本一だったと言われていた。ホーム上には陸軍糧秣支廠のレンガ倉庫があり、1986年まで通運業者の倉庫として使用されていた。また、広島港県営上屋などへの専用線も分岐していた。なお、近くには広島電鉄宇品線路面電車)の海岸通電停があった。

利用状況[編集]

以下の情報は、広島市勢要覧に基づいたデータである。

年度 1日平均
乗車人員
1日平均
降車人員
1947年昭和22年) 4,451 -
1948年(昭和23年) 2,895 -
1949年(昭和24年) 2,200 -
1950年(昭和25年) 2,230 -
1951年(昭和26年) 1,729 1,724
年度 1日平均
乗車人員
年度毎
乗客数
年度毎
降車数
年度毎
発送貨物(t)
年度毎
到着貨物(t)
1952年(昭和27年) 1,184.2 432,246 - - -
1953年(昭和28年) 1,031.7 376,564 - - -
1954年(昭和29年) 905.2 330,400 - - -
1955年(昭和30年) 844.7 309,171 - - -
1956年(昭和31年) 793.9 289,763 - - -
1957年(昭和32年) 744.4 271,694 - 72,767 33,295
1958年(昭和33年) 515.1 188,015 203,522 63,591 29,908
1959年(昭和34年) 449.4 165,826 188,100 70,312 38,451
1960年(昭和35年) 419.7 153,195 176,560 59,322 44,197
1961年(昭和36年) 373.8 136,443 138,724 62,536 60,701
1962年(昭和37年) 382.7 139,700 140,449 60,527 63,765

以上の1日平均乗車人員は、年度毎乗客数を365(閏年が関係する1955・1959年は366)で割った値を、小数点第二位で四捨五入。小数点一位の値にした物である。

年度 1日平均
乗車人員
年度毎
総数
定期券
総数
普通券
総数
年度毎
発送貨物(t)
年度毎
到着貨物(t)
1963年(昭和38年) 380.6 278,611 146,460 132,151 55,999 83,326
1964年(昭和39年) 426.2 311,097 136,064 175,033 49,142 96,093
1965年(昭和40年) 415.3 303,189 165,012 138,177 50,541 83,823
1966年(昭和41年) 281.8 205,712 117,582 88,130 30,197 59,140

以上の1日平均乗車人員は、乗車数と降車数が同じであると仮定し、年度毎総数を365(閏年が関係する1963年は366)で割った後で、さらに2で割った値を、小数点第二位で四捨五入。小数点一位の値にした物である。

乗車数グラフ

Ujina sta graph.jpg

歴史[編集]

  • 1897年明治30年)5月1日 - 陸軍省線の駅として開業。山陽鉄道が借入れ、一般駅として営業。
  • 1901年(明治34年)9月1日 - 営業休止。
  • 1902年(明治35年)12月29日 - 移転し営業再開。
  • 1906年(明治39年)12月1日 - 山陽鉄道の国有化に伴い、陸軍省から逓信省官設鉄道)に移管。
  • 1909年(明治42年)10月12日 - 線路名称制定、宇品線所属駅となる。
  • 1919年大正8年)9月1日 - 旅客営業廃止(貨物駅となる)、山陽本線に所属線を変更。
  • 1923年(大正12年)2月15日 - 荷物の取扱を再開(一般駅に戻る)。
  • 1930年昭和5年)12月20日 - 芸備鉄道が借入れ、旅客営業(荷物取扱を含む)を開始。国鉄駅としては荷物の取扱を廃止し貨物駅となる。
  • 1937年(昭和12年)7月1日 - 芸備鉄道の国有化に伴い、国鉄駅としても旅客営業を開始(一般駅となる)。所属線を宇品線に変更。
  • 1966年(昭和41年)12月20日 - 宇品線部分廃止に伴い廃止。宇品積卸線の終着地点(宇品貨物取扱所)となる。
  • 1972年(昭和47年)4月1日 - 宇品線廃止。宇品四者協定線の終着地点となる。
  • 1986年(昭和61年)10月1日 - 宇品四者協定線廃止

その他[編集]

  • 廃止後もホームが残っていたが広島南道路建設のため、2004年(平成16年)5月に撤去された。

隣の駅[編集]

日本国有鉄道
宇品線
丹那駅 - 宇品駅

参考書籍[編集]

関連文献[編集]

関連項目[編集]