大戸川

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大戸川
水系 一級水系 淀川
種別 一級河川
延長 38 km
平均の流量 -- m³/s
流域面積 190 km²
水源 信楽山地(滋賀県)
水源の標高 -- m
河口・合流先 瀬田川(滋賀県)
流域 滋賀県
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大戸川(だいどがわ)は、滋賀県南部を流れる淀川水系一級河川

地理[編集]

滋賀県甲賀市信楽町多羅尾字瀑谷に源を発し、信楽盆地を貫流し、田上山地金勝山地を間を分け入り、大津市の田上盆地を経て瀬田川(淀川)に合流する[1]。途中、約50の支川が合流する[2]。全長は約38 km[1]。別名として「田上川」や「信楽川」とも呼ばれる[3]。 滋賀県を流れる河川の多くは琵琶湖に流入するが、大戸川は直接瀬田川に合流する[4]

大戸川は大津・信楽圏域に属しており、森林が圏域の土地の約8割を占める[2]京都奈良に近いため、大戸川上流では藤原京平城京などの建設のために多くの木材が伐採されていった[5]

支流[編集]

  • 大神有川(中流に“鶏鳴の滝”がある)
  • 田代川
  • 天神川(中流に日本最古のオランダ堰堤が現存する)

水勢[編集]

大戸川の流れは「水七合に砂三合」と言われてきた[1]。流域の人々は、大戸川は田畑に恵みをもたらされた一方で、度々氾濫による水に悩まされていた[1]。そのため、河道の変更[6]や集落の移転[7]もみられた。また、南郷洗堰が建設されるまで、大戸川と瀬田川の合流部付近では中州が形成され、瀬田川の流水を妨げ琵琶湖の水位上昇の原因となった[1]

流域の自治体[編集]

滋賀県
甲賀市大津市

出典[編集]

参考文献[編集]

  • 「角川日本地名辞典」編纂委員会 『角川地名大辞典 25滋賀県』 角川書店、1979年4月8日
  • 建設省近畿地方建設局大戸川ダム工事事務所(編) 『大戸川 水害の歴史』 建設省近畿地方建設局大戸川ダム工事事務所、2000年3月31日
  • 国土交通省近畿地方整備局 (2016年7月). “大戸川ダム建設事業の検証に係る検討報告書 (PDF)”. 国土交通省近畿地方整備局. 2018年9月4日閲覧。

関連文献[編集]

  • 季刊『湖国と文化~第39号~』より、特集「滋賀の治水・利水」

関連項目[編集]