大崎市立古川中学校
| 大崎市立古川中学校 Osaki Municipal Furukawa Junior High School | |
|---|---|
.jpg) 正門から見た体育館と本校舎 | |
 北緯38度34分43秒 東経140度57分6秒 / 北緯38.57861度 東経140.95167度 | |
| 過去の名称 |
古川町立古川中学校 古川市立古川中学校 |
| 国公私立の別 | 公立学校 |
| 設置者 |
 大崎市 |
| 校訓 | 常に正しきを求めて 向上的態度を持とう |
| 設立年月日 | 1947年4月1日 |
| 開校記念日 | 4月18日 |
| 共学・別学 | 男女共学 |
| 学期 | 2学期制 |
| 学校コード | C104222150016 |
| 所在地 | 〒989-6152 |
|
宮城県大崎市古川二ノ構7番54号 | |
| 外部リンク | 古川中学校ホームページ |
 ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 | |
大崎市立古川中学校（おおさきしりつ ふるかわちゅうがっこう）は、宮城県大崎市古川二ノ構にある公立中学校。
通称「古中（ふるちゅう）」。
生徒数は公立中学校では県内トップクラスを誇る宮城北部のマンモス校。
大崎市立古川第一小学校が隣接、宮城県古川黎明中学校・高等学校が付近に位置している。
概要[編集]
新学制実施により1947年4月1日に古川町立古川中学校として創立し，4月18日が開校記念日となっている。
スクールカラーは旧古川市の市花「アヤメ」の紫色で，制服のデザインにも採用されている。
学区[編集]
市立古川第一小学校，市立古川第四小学校学区から構成されている。
沿革史[編集]
大崎市立古川中学校「沿革史」を一部参照[1]。
| 年度 | 卒業回 | 沿革 |
|---|---|---|
| 1947 | 1 | 新学制実施により「古川町立古川中学校」として創立，第１回生輩出 |
| 1948 | 2 | 校章，校旗制定 |
| 1949 | 3 | 校舎新築落成移転，校歌，同窓会発足 |
| 1950 | 4 | 古川町の市制施行により校名を「古川市立古川中学校」に変更。 |
| 1960 | 14 | 校旗制定 |
| 1961 | 15 | ２号校舎落成 |
| 1962 | 16 | 校門，時計台完成，すもう道場落成，制服制定 |
| 1963 | 17 | ３号校舎落成，荒尾中学校統合 |
| 1968 | 22 | 武道館落成，運動クラブ室１０室落成 |
| 1971 | 25 | 鉄筋三階建 新校舎落成（現本校舎） |
| 1979 | 33 | 在校生一部は古川東中学校開校に伴う分離編入 |
| 1987 | 41 | 体育館落成式 |
| 1988 | 42 | 部室棟落成 |
| 1990 | 44 | 特別教室棟（含，給食調理室）落成 |
| 1998 | 52 | 校訓「常に正しきを求めて 向上的態度を持とう」制定 |
| 2001 | 55 | 外ばきの指定靴解除完全実施 |
| 2005 | 59 | 市町村合併に伴い，校名を「大崎市立古川中学校」に変更 |
| 2006 | 60 | 在校生一部は古川南中学校開校に伴う分離編入 |
| 2008 | 62 | ２号，３号校舎解体工事 |
| 2015 | 69 | 新武道場「柏心錬武館」落成記念式典 |
| 2017 | 71 | 創立７０周年記念式典，新制服デザイン制定 |
| 2022 | 76 | 新制服タイプ「ブレザー・スラックスタイプ」導入 |
| 2024 | 78 | 部活動規定一部改定，全員入部制から任意加入制へと改定 |
校章[編集]
「大崎市立古川中学校創立70周年記念誌」を参照。
校歌の一節に「かしわの緑 稲の穂に 若き命の幸あいて」とあるように，「かしわ」の葉の中に「稲穂」をあしらい，その中心に「古中」の二文字を浮き立たせているのが，古川中学校の校章であり，昭和２３年に制定された。「稲穂」は，大崎耕土の中心に位置し，歴史ある伝統校としての光彩を放つ姿を象徴し，「かしわ」は晩秋多くの木々が落葉しても，春に新芽が芽生えるまで落葉せず，よく風雪に耐えて立っており，まさに後輩を助け導き，伝統と歴史を伝え，新しいものを創造していこうとする先輩の導い愛情と連帯と協力のもと，力強く生きる古中健児の姿を示唆している。
教育方針[編集]
文部科学省「校訓を活かした学校づくりの在り方について（報告書）」を参照[2]。
校訓[編集]
「常に正しきを求めて 向上的態度を持とう」
昭和３７年から親しまれていたこの校訓は，平成１０年度にあらためて制定され，正式には「校訓」として位置づけられる。以来，この校訓は学校教育目標として親しまれている。
郷土の偉人吉野作造博士の教えを校訓として設定しており，目指す生徒像や目指す教師像は時代の要請とともに変化することはあっても，この校訓は学校経営の中核としてして，永年，不動のものとなっている。
校訓を基に目指す生徒像，目指す教師像，スローガンを設定して全教育活動を推進しており，教育活動推進の要として校訓を十分に機能させている。
スローガン[編集]
「誇り」「夢」「前進」
【目指す生徒像】
◯古中に学ぶ「誇り」を持つ生徒
◯将来を見つめ「夢」を追い求める生徒
◯仲間とともに「前進」する生徒
生徒会[編集]
正式名称「古川中学校生徒会」で，本部は校内におき，生徒全員で構成されている。
設置専門委員[編集]
生活委員会，保健美化委員会，広報委員会，図書委員会，福祉委員会
交通安全委員会，応援委員会，放送委員会，給食委員会，学年委員会
設置実行委員会[編集]
①体育祭実行委員会
②選挙管理実行委員会
③合唱コンクール実行委員会
学級[編集]
普通学級[編集]
１年次は中１ギャップ解消を目的に１学級約３0人編制で構成，２年次からは１学級４０人編制で構成される。各学級名はアラビア数字で設定される。
青葉学級[編集]
特別支援学級で「青葉学級」と呼ばれている。各学級名はローマ数字で設定される。
設備[編集]
運動設備[編集]
体育館・柏心錬武館（武道場）・部室棟（含，卓球場）・第１グランド・第２グラウンド・プール
年間行事[編集]
前期[編集]
入学式，学期始業式，修学旅行（３年），生徒総会，体育祭，学期終業式
後期[編集]
学期始業式，生徒会選挙，合唱コンクール，３年生を送る会，卒業式，離任式，修了式
設置部活動[編集]
運動部[編集]
陸上部，剣道部，卓球部，柔道部，野球部，サッカー部，ソフトボール部
男子・女子ハンドボール部
男子・女子バレーボール部
男子・女子ソフトテニス部
男子・女子バスケットボール部
文化部[編集]
弦楽部，美術部，家庭部，吹奏楽部，囲碁・将棋部
特設クラブ[編集]
特設バドミントン部，特設水泳部，特設相撲部，等
指定服[編集]
制服[編集]
2017年度から創立70周年記念行事を機に，一般的な標準型学生服から学校オリジナルデザインへ変更となった。
全タイプのジャケットの胸元には輝く3本のライン，旧古川市の市花のアヤメの紫，緒絶川沿いの藤の花の淡い紫，清流を表す白の3色が刺繍されている。
また2022年度からは「ブレザー・スラックスタイプ」の導入に伴い，男女で区別していたのを，タイプごとに区別するようになり，男女問わず，３つのタイプから選択することになっている。
標準型学生服タイプ[編集]
- 伝統である詰襟学生服デザインにこだわりつつも，全体的にシャープな雰囲気ができるように仕立てられている。ジャケットは濃紺色でノーカラー。スラックスは1タックで濃紺色の無地。
ブレザー・スカートタイプ[編集]
- 以前までの制服の柔らかさを継承するため，ブレザーはショールカラーを採用している。スカートは生地そのものの折り方で模様を出していて，チェック柄となっている。シャツには学校指定のリボンを着用することになっている。
ブレザー・スラックスタイプ[編集]
- 2022年度から導入された新タイプでブレザーはスカートタイプと同様ショールカラーを採用している。スラックスは「標準型学生服タイプ」と同様のデザインだが，シルエットが女性体型向けになっている。シャツには学校指定のネクタイを着用することになっている。
指定運動着[編集]
長袖[編集]
- 長袖はネイビーベースに白と赤のラインが刺繍されている。左腕側には「古川中」の文字が印刷されている。
半袖[編集]
- 半袖シャツはネイビーベースの胸元にワンポイントでFURUKAWAの頭文字と語尾を図案化した「FA」が印刷されている。背中にはワンポイント同様FURUKAWAの頭文字と語尾を図案化した「FURUKAWA J.H.S.」が印刷されている。
アクセス[編集]
鉄道[編集]
バス[編集]
- 「千手寺町」バス停より徒歩4分
- 「古川黎明中高前」バス停より徒歩5分
- 「道の駅おおさき」バス停より徒歩6分
主な卒業生[編集]
脚注[編集]
- ^ “沿革史｜大崎市立古川中学校”. www2.educ.osaki.miyagi.jp. 2023年8月8日閲覧。
- ^ “「校訓を活かした学校づくりの在り方について」の報告書及びリーフレットの作成について：文部科学省”. 文部科学省ホームページ. 2024年3月23日閲覧。