外毒素

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外毒素(がいどくそ、exotoxin)とは細菌が菌体外に放出する毒素の総称であり、その成分はタンパク質あるいはポリペプチドである。外毒素は水に溶けやすくその多くは酵素である。内毒素が菌種間で毒性が非特異的であるのに対して外毒素の毒性は特異的である。外毒素はタンパク質であるためホルマリン等で処理すると毒性を失うが、免疫原性を有するトキソイドとなる。外毒素を産生するのはほとんどすべてのグラム陽性菌といくつかのグラム陰性菌である。代表的な外毒素としてClostridium perfringensのα毒素、破傷風菌ボツリヌス菌の神経毒、コレラ菌のコレラ毒素、病原性大腸菌(O157)のベロ毒素黄色ブドウ球菌の腸管毒トキシンB、ロイコシジン、毒素性ショック症候群毒素などのエンテロトキシンがある[1][2][3]

出典[ソースを編集]

  1. ^ 鹿江雅光、新城敏晴、高橋英司、田淵清、原澤亮編 『最新家畜微生物学』 朝倉書店 1998年 ISBN 4254460198
  2. ^ 獣医学大辞典編集委員会編集 『明解獣医学辞典』 チクサン出版 1991年 ISBN 4885006104
  3. ^ 生田哲 『バクテリアのはなし』 p74、日本実業出版、1999年2月25日、ISBN4-534-02902-0

関連項目[ソースを編集]