血清病

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Serum sickness
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診療科 Immunology
症候学 Fever, rash, joint pain[1]
継続期間 Few weeks[1]
原因 Certain vaccines (such as rabies), antivenom, immunomodulators (such as rituximab or thymoglobulin)[1][2]
診断法 Blood tests, skin biopsy[2]
鑑別 Serum sickness–like reaction (SSLR), acute rheumatic fever, Kawasaki disease, Dengue, Stevens-Johnson syndrome, IgA vasculitis[1][2]
治療 Stopping the cause, antihistamines, NSAIDs, steroids, plasma exchange[1][2]
予後 Good[1]
頻度 Rare[1]

血清病(けっせいびょう)は、ヒト以外のタンパク質に対するアレルギー反応の一種である[2]。一般的な症状には、発熱、発疹、関節痛などがあげられる[1]。通常、曝露後7〜14日で発生し、症状は数週間続く[1]。合併症はまれであるが、血清病の発症が繰り返されると腎不全を引き起こす可能性がある[1]

最も一般的な原因は、特定のワクチン狂犬病など)、抗毒素免疫調節剤リツキシマブチモグロブリンなど)の摂取である[1][2]。根本的なメカニズムには、過敏症、特に免疫複合体過敏症タイプIII )が関与している[2]。診断は尿検査、血液検査、皮膚生検によって確認される場合がある[1][2]

治療は、多くの場合、状態の原因となっている薬剤の投与を停止する簡単な治療である[1]。症状を改善するために抗ヒスタミン薬NSAIDが使用される場合がある[1]。より重度の症状にはステロイドが使用される[1]。これらが効果的でない場合には、血漿交換が選択肢にあげられる[2]。一般的に治療による効果は良好である[1]

血清病はまれな疾患である[1]。ただし、腎移植後にチモグロブリンで治療された人の最大27%に発生する可能性がある[2]。血清病は1905年にクレメンス・フォン・ピルケベーラ・シックによって最初に詳細に説明された[3]

脚注[編集]

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q Rixe, N; Tavarez, MM (January 2020). Serum Sickness. PMID 30855896. 
  2. ^ a b c d e f g h i j Serum sickness”. dermnetnz.org. DermNet NZ. 2021年2月14日閲覧。
  3. ^ Jackson R (October 2000). “Serum sickness”. J Cutan Med Surg 4 (4): 223–5. doi:10.1177/120347540000400411. PMID 11231202. 

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