夏の秘密 (映画)

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夏の秘密
監督 川上裕通
脚本 池田一朗
東条正年
原作 小林久三
音楽 細野晴臣
撮影 満井垣彦
編集 後藤彦治
製作会社 松竹
オスカープロモーション
松竹映像
配給 松竹
公開 1982年9月18日
上映時間 92分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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夏の秘密』(なつのひみつ)は、1982年日本映画[1][2]松竹オスカープロモーション・松竹映像製作、松竹配給。

概要[編集]

小林久三の同名小説の映画化作品。2人の女子高生(真鍋ちえみ三井比佐子)が、失踪したクラスメイト(北原佐和子)の謎をさぐるうちに、殺人事件に遭遇するキャンパス・ミステリー[2]

スタッフ[編集]

挿入歌[編集]

キャスト[編集]

作品の評価[編集]

ラーメン屋主人として出演するビートたけしは「相棒と一緒に出る予定だったんだけど、相棒が借金でやくざに追われて追っ掛け回されて来れなくなっちゃって、それから営業が漫才じゃなくて(一人でやる)漫談になっちゃったんだよ。でも漫談やったら意外にウケるんで、こりゃ一人の方が楽だと思って、ラジオなんかも一人でやるようになった」などと話している[3]。「世界の北野の原点、これがオイラのワースト3」として本作を『みんな〜やってるか!』『コミック雑誌なんかいらない!』と共に挙げ「睡眠薬覚醒剤一緒に飲んでるみたいな睡魔との闘い」と評している[3]

同時上映[編集]

コールガール

脚注[編集]

  1. ^ 夏の秘密 - 松竹
  2. ^ a b 「日本映画シアター 今月のおすすめ作品オールガイド 3人娘パンジー初主演!女子高生の殺人事件をめぐるキャンパス・ミステリー 『夏の秘密』/伊藤つかさから三原順子まで この秋はアイドル・ギャルが日本映画で大活躍だ!」『ロードショー』1982年11月号、集英社、213、215頁。 
  3. ^ a b 高田文夫イッセー尾形ビートたけし大滝詠一高平哲郎中野翠高橋春男『銀幕同窓会 高田文夫と映画育ちの団塊者たち白夜書房、2002年、63–67頁。ISBN 4893677195 

外部リンク[編集]