国際博物館会議

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国際博物館会議(こくさいはくぶつかんかいぎ、International Council of Museums=ICOM)は、1946年に創設された博物館国際組織で、フランスパリに本部を置く[1]

概要[編集]

世界137カ国(地域を含む)から約3万人の博物館専門家が参加している[1]。地球規模で博物館と博物館専門家を代表する団体として、ユネスコと協力関係を保ち、国連では経済社会理事会の諮問資格を有している[1]

ICOMには、国別に組織された114のNational Committees(国内委員会)と、博物館の様々な専門分野に即して組織された31のInternational Committees(国際委員会)がある[1]。それぞれに年次会合などを開催し、博物館にかかわる情報の交換や知識の共有が図られている[1]。3年ごとに、すべての委員会が一堂に会する大会が開催される[1]。このほか、technical committee(専門委員会)として、博物館の倫理に関する問題や、災害等の緊急時における対応を検討する委員会も設けられている[1]

2013年の大会はブラジルリオデジャネイロで開催された。2016年はイタリアミラノで開催される予定である。会長の任期は2期最大6年と定められている。

歴代会長[編集]

ICOM国際委員会[編集]

ICOMには、専門分野に即して組織された31のInternational Committees(国際委員会)がある[2]

  • AVICOM 視聴覚と新技術国際委員会
  • CAMOC 都市の博物館のコレクションと活動に関する国際委員会
  • CECA 教育と文化活動国際委員会
  • CIDOC ドキュメンテーション国際委員会
  • CIMAM 現代美術の博物館とコレクション国際委員会
  • CIMCIM 楽器の博物館とコレクション国際委員会
  • CIMUSET 科学技術の博物館とコレクション国際委員会
  • CIPEG エジプト学国際委員会
  • COMCOL コレクション収集に関する国際委員会
  • COSTUME 衣装の博物館コレクション国際委員会
  • DEMHIST 伝統建築物に関する博物館国際委員会
  • GLASS ガラスの博物館・コレクション国際委員会
  • ICAMT 建築と博物館技術国際委員会
  • ICDAD 応用美術の博物館・コレクション国際委員会
  • ICEE 展示交流委員会
  • ICFA 美術の博物館・コレクション国際委員会
  • ICLM 文学博物館国際委員会
  • ICMAH 考古学と歴史の博物館とコレクションの国際委員会
  • ICME 民族学の博物館・コレクション国際委員会
  • ICMEMO 公共に対する犯罪犠牲者追憶のための記念博物館国際委員会
  • ICMS 博物館保安国際委員会
  • ICOFOM 博物館学国際委員会
  • ICOM-CC 保存国際委員会
  • ICOMAM 武器と軍事に係わる博物館国際委員会
  • ICOMON 貨幣博物館国際委員会
  • ICR 地方博物館国際委員会
  • ICTOP 研修国際委員会
  • INTERCOM 運営管理国際委員会
  • MPR 博物館マーケティング・PR国際委員会
  • NATHIST 自然史の博物館・コレクション国際委員会
  • UMAC 大学付属の博物館とコレクション国際委員会

ICOM日本委員会[編集]

ICOMにおいて、国別に組織されている117のNational Committees(国内委員会)の1つが、ICOM日本委員会である[3]。ICOM規約に従い、その目的達成を図ると共に、国内における会員の諸活動の向上に資する事を目的として、1951年に設立された[3]。事務局は公益財団法人日本博物館協会に置かれている[3]

○主な活動内容[3]

  • ICOM本部との連絡および情報の交換
  • ICOM本部事業への参画
  • 関連する他の国内、国際機構への協力
  • 会員の国際的活動に対する援助

国際博物館の日[編集]

ICOMでは、毎年5月18日を「国際博物館の日」とし、博物館が社会に果たす役割について広く市民にアピールしている [4]

脚注[編集]

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外部リンク[編集]