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南院 (和歌山県高野町)

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南院

本堂
所在地 和歌山県伊都郡高野町大字高野山680
位置 北緯34度13分0.08秒 東経135度34分59.24秒 / 北緯34.2166889度 東経135.5831222度 / 34.2166889; 135.5831222座標: 北緯34度13分0.08秒 東経135度34分59.24秒 / 北緯34.2166889度 東経135.5831222度 / 34.2166889; 135.5831222
山号 高野山
宗派 高野山真言宗
寺格 別格本山
本尊 浪切不動明王重要文化財
開山 子島真興僧都
正式名 高野山別格本山浪切不動尊別当南院
札所等 近畿三十六不動尊霊場第36番
文化財 木造不動明王立像(波切不動)
公式サイト 南院
法人番号 2170005004911 ウィキデータを編集
南院の位置(和歌山県内)
南院
南院
南院 (和歌山県)
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本坊前の山門と寺号標

南院(なんいん)は、和歌山県伊都郡高野町にある高野山真言宗別格本山寺院。総本山金剛峯寺塔頭宿坊山号高野山本尊は浪切不動明王

歴史

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東大寺の子院である南院の僧・子島真興僧都によって創建された[1]。本尊の浪切不動明王は、空海より帰国する時に嵐に遭った際、船上で空海が自ら赤栴檀(しゃくせんだん)の霊木で彫り上げたものであるという。空海はその不動明王に祈願するや、不動明王から光が発せられて荒波を切り、嵐を鎮めて無事に帰国できたと伝わる。そのことから名を波切不動明王という[2]。波切不動明王像は当初は壇上伽藍の山王院に安置されていたが、南院住職が維範大徳の時(平安時代)に当院に移された。

浪切不動明王は毎年6月28日に開帳される。

境内の北に隣接して徳川家霊台がある。

境内

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  • 本堂 - 外陣天井画は吉田高嶺の描いた八大浪切龍王(鳴龍)。天井画の下で手をたたくと、音が響く鳴き龍となっている[3]
  • 仏舎利塔 - 宝塔1988年昭和63年)建立。スリランカのジャワルダナヤ大統領から贈られた仏舎利を奉納する[4]。南院でスリランカ出身のシロガマ・ヴィマーラ大僧正が修行した縁による[4]
  • 庫裏
  • 客殿
  • 庭園 - 徳川家霊台に隣接し、稚児大師と称されるの花が咲く[5]
  • 宿坊
  • 山門

文化財

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重要文化財

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前後の札所

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近畿三十六不動尊霊場
35 明王院 - 36 南院

交通

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脚注

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  1. ^ 南院”. 高野山別格本山 南院. 2022年11月16日閲覧。
  2. ^ 浪切不動明王”. 高野山別格本山 南院. 2022年11月17日閲覧。
  3. ^ 鳴龍 / 南院紹介”. 高野山別格本山 南院. 2022年11月16日閲覧。
  4. ^ a b 仏舎利塔”. 高野山別格本山 南院. 2022年11月16日閲覧。
  5. ^ 巡礼高野山 新潮社2008年11月20日発行
  6. ^ 木造不動明王立像(波切不動)/ 国指定文化財等データベース”. 文化庁. 2022年11月17日閲覧。

外部リンク

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