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千葉開

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
千葉 開
基本情報
本名 千葉 開
階級 バンタム級
国籍 日本の旗 日本
誕生日 (1993-03-03) 1993年3月3日(31歳)
出身地 岩手県大船渡市
スタイル オーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数 19
勝ち 15
KO勝ち 9
敗け 4
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千葉 開(ちば かい、1993年3月3日 - )は、日本の元プロボクサー。現在横浜光ボクシングジムのマネージャー兼トレーナー。第52代OPBF東洋太平洋バンタム級王者。

経歴・人物

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岩手県大船渡市出身。その後に沖縄へ移住[1]那覇市立小禄中学校[2]を経て沖縄県立那覇高等学校中退[3]

ボクシングは平仲明信が主宰する平仲ボクシングスクールにて始める。祖父はアマチュアの日本チャンピオンだった人物。実妹はプロゴルファー千葉華(2022年プロテスト合格)[4]

戦歴

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2019年5月10日、後楽園ホール中川抹茶とバンタム級8回戦を行い、8回3-0(77-75、78-75、77-76)判定勝ちした[5]

2020年12月26日、墨田区総合体育館石川春樹と対戦し、8回3-0(80-72×2、79-73)で判定勝ちした[6]

2021年5月21日、後楽園ホールでOPBF東洋太平洋バンタム級王座決定戦として中嶋一輝と対戦し、12回0-3(112-116、111-117、109-119)で判定負けし、王座獲得に失敗した[7]

2021年10月30日、後楽園ホールで高山涼深と対戦し、8回0-3(75-76、74-77、73-77)で判定負けした[8]

2022年9月22日、後楽園ホールで開催された「あしたのジョー メモリアル2022」にてOPBF東洋太平洋バンタム級王者の栗原慶太に挑戦し、12回0分50秒TKO勝ちし、王座を獲得した[9]

2023年3月4日、後楽園ホールで開催された「ダイナミックグローブ」にて前OPBF東洋太平洋バンタム級王者の栗原慶太とダイレクトリマッチを行ない、2回2分7秒TKO負けを喫し、王座を失った[10]。同試合敗戦後、現役を引退して同年5月から横浜光ボクシングジムでマネージャー兼トレーナーを務めている。

戦績

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  • アマチュアボクシング - 12戦9勝3敗(3KO)
  • プロボクシング - 19戦15勝(9KO)4敗
日付 勝敗 時間 内容 対戦相手 国籍 備考
1 2015年12月5日 3R 0:48 TKO 今川未来(木更津グリーンベイ) 日本の旗 日本 プロデビュー戦
2 2016年6月4日 1R 1:49 TKO ルスリ・ヤント インドネシアの旗 インドネシア
3 2016年11月21日 1R 2:58 TKO 徐棟旭 大韓民国の旗 韓国
4 2017年2月22日 4R TKO サーイチョン・オーウワンスワン タイ王国の旗 タイ
5 2017年5月20日 3R TKO ルンニルン・サイトーンジム タイ王国の旗 タイ
6 2017年8月5日 6R 判定3-0 定常育郎(T&T) 日本の旗 日本
7 2017年10月7日 5R 2:12 TKO 松原陵(帝拳 日本の旗 日本
8 2018年1月20日 4R 0:26 TKO ブライアン・ロベターニャ フィリピンの旗 フィリピン
9 2018年5月11日 8R 判定2-1 田淵圭祐(八尾) 日本の旗 日本
10 2018年8月22日 6R TKO プファ・ポーノブノン タイ王国の旗 タイ
11 2018年12月15日 6R 判定3-0 鄭珉廷 大韓民国の旗 韓国
12 2019年5月10日 8R 判定3-0 中川抹茶角海老宝石 日本の旗 日本
13 2019年11月2日 2R 1:49 TKO ジョージ・ルモリー インドネシアの旗 インドネシア
14 2020年12月26日 8R 判定3-0 石川春樹RK蒲田 日本の旗 日本
15 2021年5月21日 12R 判定0-3 中嶋一輝大橋 日本の旗 日本 OPBF東洋太平洋バンタム級王座決定戦
16 2021年10月30日 8R 判定0-3 高山涼深ワタナベ 日本の旗 日本
17 2022年5月20日 8R 判定3-0 鶴海高士(寝屋川石田 日本の旗 日本
18 2022年9月22日 12R 0:50 TKO 栗原慶太(一力) 日本の旗 日本 OPBF東洋太平洋バンタム級タイトルマッチ
19 2023年3月4日 2R 2:07 TKO 栗原慶太(一力) 日本の旗 日本 OPBF王座陥落
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獲得タイトル

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  • 第52代OPBF東洋太平洋バンタム級王者

脚注

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  1. ^ "2度目の挑戦で初戴冠 綾里出身ボクサー・千葉開選手 東洋太平洋バンタム級新王者に". web東海新報. 株式会社東海新報社. 10 October 2022. 2023年6月29日閲覧
  2. ^ "ボクシング、千葉(小禄中出)判定で敗れる 勝負の10R仕留めきれず バンタム級王座決定戦". 琉球新報デジタル. 琉球新報社. 12 May 2021. 2023年6月29日閲覧
  3. ^ 逃げるように去った沖縄「この世界にすべて懸ける」28歳のプロボクサー、挑む王者決定戦 沖縄タイムス 2021年5月5日
  4. ^ "ルーキーの千葉華が3差11位発進 尊敬する兄は元東洋太平洋バンタム級王者". スポーツ報知. 報知新聞社. 29 June 2021. 2023年6月29日閲覧
  5. ^ 松永宏信が日本SW級新王者新藤寛之を6回TKO Boxing News(ボクシングニュース) 2019年5月10日
  6. ^ 赤穂亮まだまだ強い! 圧巻の2回TKO勝ち 19歳の佐々木尽 KOで日本ユース王座獲得 Boxing News(ボクシングニュース)2020年12月26日
  7. ^ 強打の中嶋一輝 判定でOPBFバンタム級王座獲得「倒せなくて悔しい」 Boxing News(ボクシングニュース)2021年5月21日
  8. ^ 前日本S・ライト級王者の鈴木雅弘が辛勝 日本ライト級挑戦権獲得で逆2階級制覇に前進 Boxing News(ボクシングニュース)2021年10月30日
  9. ^ 千葉開が東洋太平洋バンタム級王座獲得 強打の栗原慶太に最終回TKO勝ち Boxing News(ボクシングニュース)2022年9月22日
  10. ^ 栗原慶太が2回TKOで千葉開にリベンジ 3度目の東洋太平洋バンタム級王座獲得 Boxing News(ボクシングニュース)2023年3月4日

関連項目

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外部リンク

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前王者
栗原慶太
第52代OPBF東洋太平洋バンタム級王者

2022年9月22日 - 2023年3月4日

次王者
栗原慶太