別府ブルーバード劇場
別府ブルーバード劇場 Beppu Blue Bird | |
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情報 | |
正式名称 | 別府ブルーバード劇場 |
開館 | 1949年 |
客席数 | 80席 |
設備 | DS[要曖昧さ回避]/DSR[1] |
用途 | 映画上映 |
運営 | 有限会社おかむら |
所在地 |
〒874-0920 大分県別府市北浜1丁目2-12 ブルーバード会館2F |
アクセス | 別府駅東口より徒歩5分 |
外部リンク | 公式サイト |
別府ブルーバード劇場(べっぷブルーバードげきじょう)は、大分県別府市にある老舗映画館。
歴史[編集]
昭和24年(1949年)、現館長の岡村照の父親である中村伝助が大分県別府市で映画館を創業[2]。創業時の館名は「青い鳥」。後に「ブルーバード」に変更する。創業当時は平屋の木造建築であったが、数回の改築を経て現在の5階建てビルとなる。当時は、欧州映画やニュース映画を上映していた[3][4]。
昭和45年(1970年)に当時館長であった療養中の父親が、翌年には館長を引き継いだ夫が心不全で他界。岡村照が館長となる。昭和30年代、日活映画を専門に上映していた時期に館名を「日活ブルーバード」に、昭和40年代に洋画再映館「テアトルブルーバード」に、昭和50年(1975年)には松竹映画を専門に上映し「松竹ブルーバード」に変更。平成11年(1999年)、松竹映画専門館から邦画・洋画を上映する再映館となる。館名も「別府ブルーバード劇場」となる[3]。現在は岡村館長と家族、映画ライターの森田真帆とスタッフで運営されている[4][5]。平成29年(2017年)からは「Beppuブルーバード映画祭」を開催[6]。令和5年(2023年)7月20日から23日まで、別府市で第1回「別府短編映画祭」が開催され、ブルーバード劇場もイベント会場となった[7]。
エピソード[編集]
- 映画の舞台挨拶や「Beppuブルーバード映画祭」、「別府短編映画祭」には、監督の塚本晋也、白石和彌、阪本順治、田口清隆、土屋哲彦、俳優の小山明子、加藤雅也、阿部サダヲ、津田寛治、リリー・フランキー、真木よう子、剛力彩芽など多くの著名人が登壇している[6][8][7]。
- 令和5年(2023年)4月22日、『縁石 ふちいし』の舞台挨拶が行われ、監督の齊藤工と主演の安部賢一が来館した[9]。
脚注[編集]
- ^ “別府ブルーバード劇場”. 映画.com 2023年5月2日閲覧。
- ^ “別府ブルーバード劇場の創業”. 別府ブルーバード劇場. (2021年8月31日) 2023年5月2日閲覧。
- ^ a b “別府ブルーバード劇場”. 港町キネマ通り 2023年5月2日閲覧。
- ^ a b “[道あり]別府唯一の映画館長 岡村照さん<1>映画の灯 守り続ける”. 読売新聞. (2021年8月24日) 2023年5月2日閲覧。
- ^ “[道あり]別府唯一の映画館長 岡村照さん<4>新たな仲間が催し発案”. 読売新聞. (2021年8月31日) 2023年5月2日閲覧。
- ^ a b “Beppuブルーバード映画祭に行って来た!こんなにも映画人から愛される理由”. 映画.com. (2019年12月5日) 2023年5月2日閲覧。
- ^ a b “斎藤工監督ら登場、別府市で第1回「短編映画祭」 18本上映、トークも”. 大分合同新聞 (2023年7月25日). 2023年7月30日閲覧。
- ^ “別府市のブルーバード劇場で映画祭 加藤雅也さん、真木よう子さんら登壇”. 大分経済新聞 (2018年11月19日). 2023年5月4日閲覧。
- ^ “齊藤工監督、オール別府ロケの短編「縁石 ふちいし」に英語字幕を付ける熱い意図”. 映画.com (2023年4月25日). 2023年5月2日閲覧。