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出雲日御碕灯台

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ファイル:DSC 0613.jpg
出雲日御碕灯台
煉瓦と石造りの構造
内部構造模型
灯台から

出雲日御碕燈台(いずもひのみさきとうだい)は、島根県出雲市にある灯台である。

概要

日御碕の突端に立ち、日本一の灯塔の高さを誇る石造灯台。周辺は、大山隠岐国立公園の一部となり、日本海を臨む景勝地。尚、の字がつく唯一の灯台でもある。

世界灯台100選日本の灯台50選に選ばれた日本を代表する灯台で、歴史的文化財的価値が高いため、Aランクの保存灯台となっている。また、全国に6箇所しかない最大の第1等レンズを使用した第1等灯台でもある。

歴史

1900年明治33)に着工し、1903年(明治36)4月1日に初点灯した。建設当初から日本一の灯塔の高さを誇る大型の石造洋式灯台である。日本人の設計・施工によるもので、同県八束郡森山産の凝灰質砂岩を用い、柱状節理石英角斑岩の基盤の上に建ち、100余年の風雪に耐えてきた。1993年平成5)から翌年にかけて、耐震補強にあわせた保全が行われた。

データ

付属施設

  • 照射塔

一般公開

一般公開(有料大人中学生以上200円、小人無料)されている参観灯台で、上まで登ることができる。日本一高い灯台上からは、日本海を一望の下にすることが出来る。

内部階段の一番上付近18段は、勾配があまりにも急で、登るの際よいが下るときは十分注意しないと危険である。

灯台資料展示室

灯台資料展示室も併設されていて、この灯台の歴史、機能・役割などを学べ、貴重な資料も多数展示されている。

関連項目

外部リンク