八家地蔵

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高さ約210cmの八家地蔵
木場山より見る八家地蔵兵庫県姫路市的形福泊498養泉寺)

八家地蔵(やかじぞう)は、兵庫県姫路市的形町福泊にある鎌倉時代建立の地蔵(地蔵菩薩半跏像)。

概要[編集]

姫路市的形町福泊の海岸沿いに位置し、近隣の養泉寺が所有及び管理する。

鎌倉時代の作で、花崗岩製。高さは台座含めると210cmと[1]、石造の地蔵としては稀な大きさである。光背は編笠状で、本体と同じ石から彫り出されている。蓮台は異なる石から造られる。左足踏み下げで、右手に錫杖、左手には宝珠を持つ。やや面長のふくよかな顔面で、大きな白毫を持ち、目、鼻は造りが大きく温和な表情を見せ、堂々とした体躯で、全体に平安時代の作風を思わせる[2]。姫路市の文化財に指定されている[1][3]

由来[編集]

伝承によると、奈良時代の僧行基が大亀に乗って海中から浮かび上がり、この地蔵を安置して、開眼供養したという。当初は八家から福泊への道沿いにあったが、北条氏御内人であった安東蓮聖1302年(乾元元年)に福泊港を整備した際に、その繁栄を願ってこの地蔵を現在地に移したとされる[1][4]

ギャラリー[編集]

交通[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ a b c d e “港の繁栄祈り移設 八家地蔵 - 兵庫 - 地域”. 朝日新聞. (2016年4月26日). http://www.asahi.com/area/hyogo/articles/MTW20160426290130001.html 
  2. ^ 地蔵菩薩半跏像(八家地蔵)”. 姫路市. 2020年2月22日閲覧。
  3. ^ 市指定文化財(絵画・彫刻)”. 姫路市. 2020年2月22日閲覧。
  4. ^ 二 信仰のふるさと書写山 (五) 八家地蔵”. 郷土史 ひめじ. 兵庫県教育委員会. 2020年2月22日閲覧。

外部リンク[編集]