佐島勤
佐島 勤 (さとう つとむ) | |
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ペンネーム | 佐島 勤(さとう つとむ) |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 |
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活動期間 | 2011年 - |
ジャンル | ライトノベル |
代表作 | 『魔法科高校の劣等生』 |
デビュー作 | 『魔法科高校の劣等生』 |
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略歴
2008年から2011年の間、会社員生活のかたわら佐島勤(さとう つとむ)名義でオンライン小説を小説投稿サイトで発表する。子供の頃から架空の世界を頭の中で組み立てるのは好きだったが、小説を書こうとした切っ掛けはWeb小説を読み始めた時点から[1]。2011年12月に投稿サイトのアカウントは削除され、現在は閲覧できない。なお、第16回電撃小説大賞(2009年)に未公開のSF作品を別のペンネームで投稿した経験がある[2]。
2011年7月に『魔法科高校の劣等生』を電撃文庫から出版し、商業デビューする。現在も会社員を続けている兼業作家。
作風
ジュブナイルSF研究家の三村美衣による取材では、古典SFやソノラマ文庫のSFジュブナイルからの影響が強いと語っている。作家では夢枕獏や菊地秀行、好きな小説では菊地の『インベーダー・サマー』を挙げている[3]。
『魔法科高校の劣等生』7巻のあとがきで「時代遅れの娯楽小説書き」という立場から「昭和の時代には特に珍しくもなく過激とも言えないレベルだが、おそらくライトノベル的には冒険だった」描写を含むと述べ、同作のプロフィール欄でも「遅れてきたジュブナイル作家」と称するなど、時代的に古いセンスで描いていると本人は認めている。
執筆スタイルとしては、構成やあらすじ、書きたいシーンなどを先に考えてから本文を仕上げていくタイプ[4]。文字数制限を意識していれば範囲内に収められるが、意識する必要がない場合、ついつい内容を詰め込んでしまう傾向がある[5]。
人物像
子供の頃の夢は、宇宙ロケットの開発者か、宇宙開発プロジェクトの投資家になる事だった[1]。『魔法科高校の劣等生』の作者プロフィールによると、日本の片田舎に生まれ、少年時代は国産・海外のスペースオペラ小説を読んで過ごし、青年時代(就職まで)はファンタジー小説と伝奇小説に傾倒したという。作風や発言には理系を思わせる一面があるが、出身地や生年月日などの詳細なプロフィールは公開されていない。
「とてもきっちりした方で、性格が作風に表れている」「やはりSF系のものには一家言あるよう」と担当編集者の三木一馬は語っていた[6]。
作品リスト
- 魔法科高校の劣等生シリーズ(電撃文庫、アスキー・メディアワークス)
脚注
- ^ a b 『電撃の缶詰』2013年10月号「オトナ履歴書 #6」
- ^ 『魔法科高校の劣等生』1巻あとがき
- ^ 『ダ・ヴィンチ』2012年7月号
- ^ 『魔法科高校の劣等生』11巻あとがき
- ^ 『魔法科高校の劣等生』8巻あとがき
- ^ ラノベ質問状 : 「魔法科高校の劣等生」 文庫版での“エクストラ”を『まんたんウェブ』2011年8月12日
外部リンク
- 電撃文庫『魔法科高校の劣等生』 (@dengeki_mahouka) - X(旧Twitter)