交通指導員

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交通指導員(こうつうしどういん)とは、学校保育所幼稚園などで、園児・児童・生徒等に対して交通安全教育や交通指導、交通整理(交通誘導ではない)を行う職員である。

概要[編集]

都道府県市町村から委嘱を受けた非常勤の特別職地方公務員であることが多く、殆どは交通安全協会職員。協会会員ではない

任期や業務内容は委嘱する自治体によって様々であり交通巡視員と異なり警察本部職員ではない。

自治体によって異なるが、警察官に類似した制服を着用している場合が多い。

制服がある場合の警察官との違いは、右肩に警察官と類似したワッペンを付けており、上部は警察本部名ではなく「安協」や「交指」の文字、旭日章の中に「交」や「指」の字が入った略章になっていることなど。 制服がある場合は、夏服、合服、冬服と貸与される。 階級章は自治体により事なる。

自治体により、勤務実績に応じて報奨金が支払われる。

学校登校時の安全指導や交通安全運動、自治体主催の各イベントなどで交通整理や通行止めなどの対応も行う。

関連項目[編集]