五十嵐ジャンヌ

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五十嵐 ジャンヌ(いがらし ジャンヌ、1968年[1] - )は、日本の美術研究家。

千葉県生まれ[1]1991年東京芸術大学美術学部卒業[2]1995年大阪大学大学院文学研究科博士前期課程修了[2]1996年、パリ古人類学研究所(第四紀:地質学、古人類学、先史学)高等教育免状(DEA)取得[2]2003年フランス国立自然史博物館博士号取得(先史学博士)[2]2008年、東京芸術大学大学院美術研究科博士リサーチセンター非常勤講師[2]。専門はヨーロッパ旧石器時代美術[3]

1990年代から2000年代にかけて、ラスコーをはじめ、フランススペインに現存する旧石器時代の洞窟壁画50か所以上を調査する[1]2016年から2017年にかけて開催された特別展「世界遺産 ラスコー展~クロマニョン人が残した洞窟壁画~」で学術協力をする[4]

著書[編集]

  • 『なんで洞窟に壁画を描いたの?ー美術のはじまりを探る旅』(新泉社、2021年)
  • 『洞窟壁画考』(青土社、2023年)

出典[編集]

  1. ^ a b c トリエンナーレスクール”. あいちトリエンナーレ実行委員会. 2018年4月22日閲覧。
  2. ^ a b c d e 化石人類の壁画─ 具象,幾何学形,混成像”. 日本心理学会. 2018年4月22日閲覧。
  3. ^ 吉田勝次『素晴らしき洞窟探検の世界』筑摩書房、2017年10月、226頁。ISBN 978-4-480-06997-9 
  4. ^ 特別展「世界遺産 ラスコー展~クロマニョン人が残した洞窟壁画~」”. 国立科学博物館. 2018年4月22日閲覧。

外部リンク[編集]