コンテンツにスキップ

久末弥生

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

久末 弥生(ひさすえ やよい、1972年 - )は、日本法学者。専門は行政法民事訴訟法大阪公立大学教授博士法学)。

略歴

[編集]

早稲田大学法学部卒、同大学院法学研究科修士課程修了、北海道大学大学院法学研究科博士後期課程修了・博士(法学)。

フランス国立リモージュ大学大学院法学研究科正規留学、アメリカ合衆国テネシー州ノックスビル市名誉市民[1]


2008年明治学院大学大学院法務職研究科助手、2011年大阪市立大学大学院創造都市研究科准教授、2017年同教授、2018年大阪市立大学大学院都市経営研究科教授、2022年大阪公立大学大学院都市経営研究科教授[1]。2019年総務省情報公開・個人情報保護審査会委員[2]日本土地法学会理事、2021年国際公共経済学会理事[1]、2022年国土交通省社会資本整備審議会道路分科会臨時委員[3]。その他、大阪府情報公開審査会、大阪府河川整備審議会、大阪府河川水辺の賑わいづくり審議会、大阪府固定資産評価審議会、神戸市都市景観審議会等の委員を歴任[1]

研究テーマは、フランス法、アメリカ法における、都市計画、文化財保護、国土安全保障に関する法制度との比較研究[1]

受賞学術賞

[編集]
  • 大阪市立大学学友会顕彰2011年度優秀テキスト賞(2011年)[4]
  • 第25回国際公共経済学会学会賞(2016年)[5]
  • 第5回大阪市立大学女性研究者特別賞【岡村賞】(2018年)[6][7]

著書

[編集]

単著

[編集]

編著

[編集]
  • 『都市行政の最先端―法学と政治学からの展望』日本評論社、2019年
  • 『判例アメリカ環境法』(共編集)勁草書房、2022年

共著

[編集]
  • 『クリエイティブ経済』(共訳)ナカニシヤ出版、2014年
  • 『判例フォーカス行政法』(共著)三省堂、2019年
  • 『民事手続法の発展:加藤哲夫先生古稀祝賀論文集』(分担執筆)成文堂、2020年
  • 『行政法理論の基層と先端:稲葉馨先生・亘理格先生古稀記念』(分担執筆)信山社、2022年
  • 『海の法文化と陸の法文化』(分担執筆)国際書院、2024年

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d e 研究者詳細 - 久末 弥生 大阪公立大学研究者情報. 2022年4月5日閲覧。
  2. ^ 委員名簿 総務省 情報公開・個人情報保護審査会. 2022年4月5日閲覧。
  3. ^ 社会資本整備審議会”. 国土交通省. 2023年2月11日閲覧。
  4. ^ 書籍詳細 北海道大学出版会
  5. ^ お知らせ 法律文化社
  6. ^ 【お知らせ】第5回 大阪市立大学 女性研究者特別賞・奨励賞 [岡村賞] 受賞者が決定しました 大阪市立大学女性研究者支援室 (2018年11月2日). 2019年1月16日閲覧。
  7. ^ 【レポート】第5回 大阪市立大学 女性研究者特別賞・奨励賞 [岡村賞] 表彰式・記念講演会を開催しました(2018年12月21日) 大阪市立大学女性研究者支援室 (2019年1月9日). 2019年1月16日閲覧。