中村孝次郎
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中村 孝次郎(なかむら こうじろう、1891年〈明治24年〉5月28日[1] - 1968年〈昭和43年〉11月17日[2][3])は、日本の大蔵官僚。
経歴
[編集]長野県上水内郡の松本家に生まれ、中村みねの養子となった[1]。1917年(大正6年)、東京帝国大学法学部英法科を卒業し、同年に高等文官試験に合格[1]。大蔵属、副司税官、品川税務署長、税関事務官、大阪税関監視部長・総務課長、横浜税関総務課長、門司税関監視部長・総務課長を務めた[1]。1933年(昭和8年)、関東庁事務官となり、財務局経理課長、財務課長を歴任[1]。さらに札幌税務監督局長、神戸税関長、大蔵省為替局長、同資金局長を務めた[4]。
退官後、北支那開発株式会社理事・経理部長[4]、同副総裁を歴任した。
親族
[編集]栄典
[編集]- 1940年(昭和15年)8月15日 - 紀元二千六百年祝典記念章[5]
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 日本官界情報社編『日本官界名鑑 昭和十二年版』日本官界情報社、1937年。
- 人事興信所編『人事興信録 第14版(下)』人事興信所、1943年。