上島享
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上島 享(うえじま すすむ、1964年3月22日 - )は、京都府出身の京都大学文学研究科 歴史文化学講座教授。
経歴
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京都市生まれ。1988年3月京都大学文学部史学科卒業、1993年3月京都大学大学院博士後期課程満期退学。1995年1月「平安後期国家財政の研究」にて論文博士(文学)取得。
1996年4月京都府立大学文学部専任講師、1997年10月に同大学助教授、2007年4月に同大学准教授。
2011年11月『日本中世社会の形成と王権』で角川源義賞受賞。
2013年4月 京都大学大学院文学研究科准教授、2016年4月 同大学教授。
人物
[編集]京都大学の教養部で上横手雅敬の講義を受けて中世成立期の国家論を志すようになり[1]、国史研究室進学後は大山喬平の指導を受ける。同期には川端新や野田泰三がいる[2]。父親は同じく中世史家の上島有。中世成立期を中心に政治・宗教文化・社会経済の広い視野に立脚した研究を行っている[3]。
著書
[編集]- 『日本中世社会の形成と王権』(名古屋大学出版会) 2010年 ISBN 978-4-8158-0635-4
共編著
[編集]- 「院政期に彩った人々」(朝日新聞出版、『週刊 新発見日本の歴史』17号) 2013年
- 『日本仏教の展開 文献より読む史実と思想』(春秋社) 2018年 ISBN 978-4-393-13803-8
- 『日本宗教史を問い直す』(吉田一彦共編、吉川弘文館、日本宗教史1) 2020年 ISBN 9784642017411
- 『世界のなかの日本宗教』(吉田一彦共編、吉川弘文館、日本宗教史2) 2021年 ISBN 9784642017428
- 『宗教の受容と交流』(佐藤文子共編、吉川弘文館、日本宗教史4) 2020年 ISBN 9784642017442