三宅康文
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三宅 康文(みやけ やすぶみ、1937年 - )は、東京都出身の男性書体デザイナー。
経歴
[編集]- 1956年、都立駒場高等学校卒業後、青山美術研究所で学ぶ。
- 1962年、三宅レタリング研究所設立。
- 1964年、銀座三菱ギャラリーにて個展開催。新書体〈簡略化文字〉を提案。
- 1966年、日本レタリングデザイナー協会結成に参加。
- 1968年、第1回レタリング公募展にて会員賞受賞。
- 1970年より写植メーカー、モリサワのリリースする書体をデザイン。
- 1990年代以降はニィスを中心にコンピュータ用フォントを数多く制作している。視認性、可読性を重視した書体デザインを行っている。数多くの企業ロゴタイプを制作しているほか、文字を題材にしたアート作品も発表している。
代表作品
[編集]- モリサワ
- じゅんファミリー
- アローファミリー
- ニィス
- JTCウインファミリー
- JTC神楽
- JTC民芸文字「匠」
- 大日本スクリーン製造
- ダイゴ
- ケアゲ
- オイケ
著作
[編集]- 『レタリングマニュアル』(1969年11月/創土社)
- 『ひげ文字:モリサワ写植書体』(1981年6月/マール社)
- 『アローGLシャドウ:モリサワ写植体』(1981年8月/マール社)
参考文献
[編集]- 『日本レタリング年鑑1969』(日本レタリングデザイナー協会・編、グラフィック社)