ロスバスタチン

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ロスバスタチン
Rosuvastatin-Formulae V 1.png
IUPAC命名法による物質名
臨床データ
胎児危険度分類
  • AU: D
  • US: X
法的規制
投与方法 経口
薬物動態データ
生物学的利用能 20%
代謝 肝臓
半減期 19 時間
排泄 尿、便
識別
CAS番号
(MeSH)
287714-41-4
ATCコード C10AA07 (WHO)
PubChem CID: 6439133
DrugBank APRD00546
ChemSpider 393589
化学的データ
化学式 C22H28FN3O6S
分子量 481.539

ロスバスタチン(Rosuvastatin)は、塩野義製薬が創成した医薬品である。高コレステロール血症の治療薬で、日本ではアストラゼネカとの併売、他国ではアストラゼネカが販売している。商品名クレストール

禁忌[編集]

  • 過敏症の既往歴のある患者
  • 肝機能が低下していると考えられる患者(急性肝炎、慢性肝炎の急性増悪、肝硬変、肝癌、黄疸)
  • 妊婦または妊娠している可能性のある婦人および授乳婦
  • シクロスポリンを投与中の患者

原則禁忌[編集]

  • 腎機能に関する臨床検査値に異常がある患者へのフィブラート系薬剤との併用

副作用[編集]

治験時の副作用発現率は18.8%であり、主な副作用は、筋肉痛(3.2%)、ALT(GPT)上昇(1.7%)、CK(CPK)上昇(1.6%)であった。

添付文書に重大な副作用として記載されている項目は、横紋筋融解症ミオパチー、免疫性壊死性ミオパチー、肝炎、肝機能障害、黄疸、血小板減少、過敏症状(血管浮腫等)、間質性肺炎末梢神経障害多形紅斑である[1]。(多形紅斑は頻度不明。その他は0.1%未満。)

作用機序[編集]

いわゆるスタチン系薬剤のひとつである。メバロン酸代謝を阻害するHMG-CoA阻害剤であるが、その薬効は他剤と比較して強力であり、「ストロングスタチン」のひとつとされる。

特徴[編集]

ロスバスタチンは、心血管疾患のない中等度リスクの人において、心血管イベントを有意に抑制した[2]。(ハザード比 25%低下、P<0.001)

出典[編集]

  1. ^ クレストール錠2.5mg/クレストール錠5mg 添付文書” (2016年10月). 2016年11月6日閲覧。
  2. ^ Yusuf S, et al. Cholesterol Lowering in Intermediate-Risk Persons without Cardiovascular Disease N Engl J Med 2016; 374:2021-2031. DOI: 10.1056/NEJMoa1600176