レンタマン

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『アニメ・V・コミック レンタマン』は、ネクスタートから発売されていたレンタルビデオマガジン。"雑誌感覚のレンタルビデオ"という発想で創刊され、1991年5月から11月まで隔月で発売された[1]。

概要[編集]

レンタルビデオショップが日本全国に普及した1990年代当時の状況を受け、その名の通りレンタルショップを中心として展開する漫画雑誌感覚のビデオマガジンという意欲的な狙いで企画された、連続形式のビデオシリーズである[2]。隔月発行の1本のレンタルビデオマガジンに毎回複数のアニメを収録するという、新しい試みだった[1][2]。

連載アニメ[編集]

漫画の連載のような形で4つの作品が各巻に1話ずつ収録され、1991年5月から11月まで2か月おきに4巻までリリースされた[2]。

収録された各アニメ作品は、その後にそれぞれ独立したOVAとしてまとめられ、リリースされている[1][2]。

収録内容[編集]

創刊第1号[編集]

1991年5月21日発売。

  • 『あばしり一家』〜ACT1. 炸裂バイオレンス!! 俺達に正義は無い〜
  • 『夢枕獏とわいらいと劇場』〜夢蜉蝣〜
  • 『寿五郎ショウ』〜下品な一家〜
  • 『紅いハヤテ』〜第1話 ハヤテ誕生〜
  • 『神谷明のトーク&トーク』（ゲスト：永井豪、頓宮恭子）

第2号[編集]

1991年7月21日発売。

  • 『あばしり一家』〜ACT2. 地獄! パラダイス学園〜
  • 『夢枕獏とわいらいと劇場』〜深山幻想譚〜
  • 『寿五郎ショウ』〜怪獣王国〜
  • 『紅いハヤテ』〜第2話 日光の天狗〜
  • 『神谷明のトーク&トーク』（ゲスト：山崎理、矢尾一樹）

第3号[編集]

1991年9月21日発売。

  • 『あばしり一家』〜ACT3. 暴動! パラダイスの嵐〜
  • 『夢枕獏とわいらいと劇場』〜骨董屋〜
  • 『寿五郎ショウ』〜さらに下品な一家〜
  • 『紅いハヤテ』〜第3話 日光の天狗（後編）〜
  • 『神谷明のトーク&トーク』（ゲスト：板野一郎、鶴ひろみ）

第4号[編集]

1991年11月21日発売。

  • 『あばしり一家』〜ACT4. 裏切りの報酬〜
  • 『夢枕獏とわいらいと劇場』〜四畳半漂流記〜
  • 『寿五郎ショウ』〜理由なき反抗〜
  • 『紅いハヤテ』〜第4話 南総の崩壊〜
  • 『神谷明のトーク&トーク』（ゲスト：江口寿史）

刊行リスト[編集]

タイトル 発売日 規格 規格品番 レーベル 備考
アニメ・V・コミック レンタマン 創刊第1号 1991年5月21日 VHS PCVF-30006 ポニーキャニオン
アニメ・V・コミック レンタマン 第2号 1991年7月21日 PCVF-30007
アニメ・V・コミック レンタマン 第3号 1991年9月21日 PCVF-30008
アニメ・V・コミック レンタマン 第4号 1991年11月21日 PCVF-30009

関連映像ソフト[編集]

タイトル 発売日 規格 規格品番 レーベル 備考
寿五郎ショウ 1992年2月5日 VHS PCVF-10017 ポニーキャニオン
LD PCLP-00270
夢枕獏 とわいらいと劇場 1992年3月4日 VHS PCVF-10021
LD PCLP-00278
あばしり一家 1992年3月21日 VHS PCVF-30022
LD PCLP-00279
紅いハヤテ（1）〜ハヤテ誕生 1992年2月21日 VHS PCVF-10018
LD PCLP-00276
紅いハヤテ（2）〜日光の天狗 1992年2月21日 VHS PCVF-10019
LD PCLP-00277
紅いハヤテ（3）〜南総の崩壊 1992年3月21日 VHS PCVF-10023
LD PCLP-00280
紅いハヤテ（4）〜決戦 1992年6月19日 VHS PCVP-10808
LD PCLP-00315

脚注[編集]

  1. ^ a b c “アニメ・V・コミック レンタマン”. スタジオぴえろ. 2022年11月29日閲覧。
  2. ^ a b c d “『夢枕 獏 とわいらいと劇場』”. WEBアニメスタイル. 株式会社スタイル. 2022年11月29日閲覧。
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