リーガ・パラグアージャ

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ディビシオン・プロフェシオナル
加盟国 パラグアイの旗 パラグアイ
大陸連盟 CONMEBOL
創立 1906
参加クラブ 12
リーグレベル 第1部
下位リーグ ディビシオン・インテルメディア
国内大会 コパ・パラグアイ英語版
国際大会 コパ・リベルタドーレス
コパ・スダメリカーナ
最新優勝クラブ オリンピア (44回目) (2019クラウスーラ)
最多優勝クラブ オリンピア (44回)
公式サイト APF
2020

リーガ・パラグアージャ(Liga Paraguaya)は、パラグアイのサッカー1部リーグである。プリメーラ・ディビシオン(Primera División de Paraguay)とも表記される。12クラブによって争われる。下部リーグはセグンダ・ディビシオン(Segunda División de Paraguay)またはディビシオン・インテルメディア(División Intermedia)である。

強豪クラブはパラグアイの首都アスンシオンに集中しており、アスンシオン市以外に本拠地を構えるクラブの優勝は2回しかない。スポンサー名からコパ・TIGO-ビシオン・バンコとも呼ばれる。

歴史[編集]

1906年、エル・ディアリオ紙の取締役であるドン・アドルフォ・リケルメがオリンピア・アスンシオンクラブ・グアラニークラブ・リベルタクラブ・ヘネラル・ディアスクラブ・ナシオナルの5つのクラブを取りまとめ、アマチュアリーグであるリーガ・パラグアージャ・デ・フトゥボル(Liga Paraguaya de Fútbol)を組織した。ウィリアム・パーツ、フニオ・ゴドイ(オリンピア)、ラモン・カバジェロ、マヌエル・ベジャ、サルバドール・メリアン(グアラニー)、フアン・エスカラーダ(リベルタ)、セサル・ウルダピジェータ(ヘネラル・ディアス)、ビセンテ・ガデア(ナシオナル)がそれぞれのクラブの代表者であった[1]。初年度となった1906年のリーガ・パラグアージャは決勝でオリンピアを破ったグアラニーが優勝した。1921年にはパラグアイサッカー協会が南米サッカー連盟(CONMEBOL)に加盟し、1925年には国際サッカー連盟(FIFA)に加盟した。1941年にはプロリーグに移行した。

大会形式[編集]

優勝と昇降格[編集]

2008年にアペルトゥーラ(前期リーグ)とクラウスーラ(後期リーグ)の2ステージ制が導入され、各ステージの最上位クラブが優勝となる[2]。2007年までは、アペルトゥーラとクラウスーラの最上位クラブが優勝決定戦を行って年間王者を決定していた。ひとつのクラブが両ステージで最上位となった場合は、そのクラブが自動的に年間王者となった。過去3年間で最も獲得勝ち点率の低いクラブは自動的にディビシオン・インテルメディア(2部)に降格となり、2番目に低いクラブはインテルメディアの2位のクラブと昇降格プレーオフを行う。インテルメディアの優勝クラブは自動的にプリメーラ・ディビシオン昇格となり、さらに昇降格プレーオフに勝利したクラブが翌シーズンのプリメーラ・ディビシオン参戦の権利を得る。

南米カップ戦出場権[編集]

コパ・リベルタドーレスに4枠、コパ・スダメリカーナに4枠の計8枠の南米カップ戦出場枠を割り当てられている。アペルトゥーラとクラウスーラの優勝クラブが自動的にコパ・リベルタドーレスのグループステージ出場権を得る。予選に出場できる最後の2枠は、シーズンの通算成績で上位のクラブ(各ステージの優勝クラブを除く)に割り当てられる。コパ・リベルタドーレス出場権がないクラブの中でシーズンの通算成績で上位の3クラブとコパ・パラグアイ英語版の優勝クラブがコパ・スダメリカーナの出場権を得る。

2020シーズン所属クラブ[編集]

クラブ名 ホームタウン ホームスタジアム 収容人数
ドセ・デ・オクトゥブレ イタウグア Luis Alberto Salinas 10,000
セロ・ポルテーニョ アスンシオン ヘネラル・パブロ・ロハス 45,000
ヘネラル・ディアス ルケ ヘネラル・アドリアン・ハラ 3,500
Guaireña F.C. Villarrica Parque del Guairá 12,000
グアラニー アスンシオン ロヘリオ・リビエレス 6,000
リベルタ アスンシオン Dr.・ニコラス・レオス 10,000
ナシオナル アスンシオン アルセニオ・エリコ 4,000
オリンピア アスンシオン マヌエル・フェレイラ 25,000
リーベル・プレート アスンシオン River Plate 6,000
サン・ロレンソ サン・ロレンソ Gunther Vogel 5,000
ソル・デ・アメリカ ビージャ・エリサ ルイス・アルフォンソ・ヒアグニ 10,000
スポルティボ・ルケーニョ ルケ フェリシアーノ・カセレス 25,000

歴代大会結果[編集]

アマチュア時代[編集]

プロ時代[編集]

クラブ別優勝回数[編集]

クラブ 優勝回数 準優勝回数 優勝年 準優勝年
オリンピア 44 25 1912, 1914, 1916, 1925, 1927, 1928, 1929, 1931, 1936, 1937, 1938, 1947, 1948, 1956, 1957, 1958, 1959, 1960, 1962, 1965, 1968, 1971, 1975, 1978, 1979, 1980, 1981, 1982, 1983, 1985, 1988, 1989, 1993, 1995, 1997, 1998, 1999, 2000, クラウスーラ2011, クラウスーラ2015, アペルトゥーラ2018, クラウスーラ2018, アペルトゥーラ2019, クラウスーラ2019 1906, 1907, 1915, 1917, 1920, 1923, 1926, 1939, 1941, 1943, 1955, 1961, 1963, 1969, 1972, 1973, 1974, 1986, 1987, 1994, アペルトゥーラ2011, アペルトゥーラ2012, アペルトゥーラ2016, クラウスーラ2016, クラウスーラ2017
セロ・ポルテーニョ 32 33 1913, 1915, 1918, 1919, 1935, 1939, 1940, 1941, 1944, 1950, 1954, 1961, 1963, 1966, 1970, 1972, 1973, 1974, 1977, 1987, 1990, 1992, 1994, 1996, 2001, 2004, 2005, アペルトゥーラ2009, アペルトゥーラ2012, クラウスーラ2013, アペルトゥーラ2015, クラウスーラ2017 1914, 1937, 1938, 1942, 1945, 1948, 1951, 1953, 1957, 1958, 1959, 1960, 1964, 1968, 1971, 1976, 1980, 1984, 1991, 1993, 1995, 1997, 1998, 1999, 2006, アペルトゥーラ2010, クラウスーラ2010, クラウスーラ2011, クラウスーラ2014, クラウスーラ2015, アペルトゥーラ2018 , クラウスーラ2018, アペルトゥーラ2019
リベルタ 20 22 1910, 1917, 1920, 1930, 1943, 1945, 1955, 1976, 2002, 2003, 2006, 2007, アペルトゥーラ2008, クラウスーラ2008, クラウスーラ2010, クラウスーラ2012, アペルトゥーラ2014, クラウスーラ2014, アペルトゥーラ2016, アペルトゥーラ2017 1909, 1924, 1927, 1928, 1929, 1931, 1944, 1950, 1952, 1953, 1954, 1956, 1967, 1977, 1990, 1992, 2004, 2005, アペルトゥーラ2009, クラウスーラ2009, クラウスーラ2013, クラウスーラ2019
グアラニー 11 16 1906, 1907, 1921, 1923, 1949, 1964, 1967, 1969, 1984, アペルトゥーラ2010, クラウスーラ2016 1916, 1925, 1947, 1957, 1965, 1966, 1970, 1989, 1996, 2000, 2003, クラウスーラ2008, アペルトゥーラ2013, アペルトゥーラ2014, アペルトゥーラ2015, アペルトゥーラ2017
ナシオナル 9 10 1909, 1911, 1924, 1926, 1942, 1946, クラウスーラ2009, アペルトゥーラ2011, アペルトゥーラ2013 1918, 1921, 1927, 1949, 1962, 1964, 1982, 1985, アペルトゥーラ2008, クラウスーラ2012
ソル・デ・アメリカ 2 11 1986, 1991 1912, 1913, 1935, 1940, 1946, 1952, 1957, 1978, 1979, 1981, 1988
スポルティボ・ルケーニョ 2 4 1951, 1953 1975, 1983, 2001, 2007
プレシデンテ・アイェス 1 0 1952

歴代得点王[編集]

プロ化以降の得点王の一覧である。1906年から1934年までのアマチュア時代のデータは失われている[3]。2008年からはトルネオ・アペルトゥーラ(前期リーグ)とトルネオ・クラウスーラ(後期リーグ)の2ステージ制を採用しているため、それぞれのステージ単独での得点王とシーズン通算の得点王のそれぞれを記載している。

得点王回数ランキング[編集]

順位 回数 選手 シーズン
1 3回 パラグアイの旗 マシモ・ロロン 1954, 1955, 1956
1 3回 パラグアイの旗 パブロ・セバージョス 2007, 2010, 2011
3 2回 パラグアイの旗 フランシスコ・ソサ 1937, 1942
3 2回 パラグアイの旗 ファビオ・フランコ 1941, 1948
3 2回 パラグアイの旗 ポルフィリオ・ロロン 1944, 1945
3 2回 パラグアイの旗 レオカディオ・マリン 1946, 1947
3 2回 パラグアイの旗 ダリオ・ハラ・サギエル 1949, 1950
3 2回 パラグアイの旗 アントニオ・ラモン・ゴメス 1951, 1952
3 2回 パラグアイの旗 フアン・バウティスタ・アグエロ 1957, 1958
3 2回 パラグアイの旗 ヘナーロ・ガルシア 1964, 1965
3 2回 パラグアイの旗 サトゥルニーノ・アルーア 1970, 1972
3 2回 パラグアイの旗 マリオ・ベロン 1973, 1974
3 2回 パラグアイの旗 フェリクス・ブリテス・ロマン 1986, 1987
3 2回 パラグアイの旗 フランシスコ・フェレイラ 1993, 2000
3 2回 アルゼンチンの旗 エクトル・ヌニェス 1994, 1995
3 2回 パラグアイの旗 マウロ・カバジェロ 1998, 2001
3 2回 パラグアイの旗 フアン・サムディオ 2002, 2004

クラブ別得点王輩出数[編集]

クラブごとの得点王輩出数のランキングである。2008年以降はシーズン通算の得点王を数に含め、ステージごとの得点王は含めていない。

順位 人数 クラブ
1 23人 セロ・ポルテーニョ
2 20人 リベルタ
3 15人 オリンピア
4 7人 グアラニー
5 6人 ナシオナル
6 4人 リーベル・プラテ
6 4人 ソル・デ・アメリカ
8 3人 スポルティボ・ルケーニョ
9 2人 プレシデンテ・ハジェス
9 2人 ルベン・ニュ
11 1人 CAコレヒアレス
11 1人 カピタン・フィガリ
11 1人 CAテンベタリー

記録と統計[編集]

フアン・サムーディオは歴代最多の111得点を挙げている[8][9]マウロ・カバジェロがサムーディオに続き、1992年から2007年の間に107得点を挙げた。1936年、フラミニオ・シルバ(オリンピア)は1シーズンとしては史上最多の34得点を挙げた。マシモ・ロロン(1954年、1955年、1956年)とパブロ・セバージョス(2007年、2010年、2011年)は史上最多の3度の得点王を獲得している。1994年と1995年に得点王を受賞したアルゼンチンのエクトル・ヌニェスは、外国人として唯一の連続得点王受賞者である。

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]