ユリシーズの瞳

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ユリシーズの瞳
Το βλέμμα του Οδυσσέα / Ulysses' Gaze
監督 テオ・アンゲロプロス
脚本 テオ・アンゲロプロス
トニーノ・グエッラ
ペトロス・マルカリス
製作 エリック・ユーマン
ジョルジオ・シルヴァーニ
フィービ・エコノモプロス
出演者 ハーヴェイ・カイテル
マヤ・モルゲンステルン
エルランド・ヨセフソン
音楽 エレニ・カラインドルー
撮影 ヨルゴス・アルヴァニティス
アンドレアス・シナノス
配給 日本の旗 フランス映画社
公開 日本の旗 1996年3月23日
上映時間 177分
製作国 ギリシャの旗 ギリシャ
フランスの旗 フランス
イタリアの旗 イタリア
言語 英語ギリシャ語
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ユリシーズの瞳』(ユリシーズのひとみ、原題:ギリシア語: Το βλέμμα του Οδυσσέα, To Vlemma tou Odyssea / Ulysses' Gaze)は、1995年制作のギリシャフランスイタリアの映画

オデュッセイア」をモチーフに、ギリシャ最古の映画フィルムを行方を探し求め、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争で動乱のバルカン半島を彷徨する映画監督の旅を描いた壮大な叙事詩映画。テオ・アンゲロプロス監督の『シテール島への船出』、『こうのとり、たちずさんで』に続く「国境三部作」の第3作目。

あらすじ[編集]

映画監督のAは、回顧上映と、バルカン半島最初の映画作家マナキス兄弟のドキュメンタリー映画を作るため、アメリカから故郷のギリシャに帰国した。そして、マナキス兄弟が未現像のまま遺したという幻の3巻のフィルムを探す旅に出る。

Aはタクシーでアルバニアを経て、マケドニアのにあるマナキス兄弟の博物館に行くが、手がかりは得られなかった。次いでブルガリアルーマニアブカレストを経て、セルビアベオグラードで旧友の記者ニコスと合流したAは、ベオグラード映画博物館の元教授を老人ホームに訪ねる。

元教授は、幻のフィルムはサラエヴォの映画博物館の館長であるイヴォ・レヴィが現像を試みていたが、戦争の勃発で音信不通になってしまったと語る。Aは戦火のサラエヴォでレヴィに会う。戦争のため完成寸前でフィルムの現像を諦めたというレヴィに、何があっても現像すべきだと説得するA。レヴィは彼の説得を聞き入れて、フィルムの現像に着手する。

レヴィの娘ナオミと知り合ったAは、戦闘が止んだ束の間の間、懐かしい恋人のように語り合う。やがて、フィルムの現像は成功するのだが、そんな彼らに再開した戦闘の現実が襲いかかる。

キャスト[編集]

受賞[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 当初、この役はジャン・マリア・ヴォロンテが演じる予定であったが、撮影開始直前に急死した。
  2. ^ Festival de Cannes: Ulysses' Gaze”. festival-cannes.com. 2009年9月5日閲覧。
  3. ^ FIPRESCI - Awards - 1995
  4. ^ 毎日映画コンクール 第51回(1996年) - 毎日新聞

外部リンク[編集]