モンゴリアンバーベキュー

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モンゴリアンバーベキュー
Mongolian Beef.jpg
繁体字 蒙古牛肉
簡体字 蒙古牛肉
英文表記 Mongolian beef

モンゴリアンバーベキュー(蒙古烤肉)、モンゴリアンビーフは、は薄切りにした牛肉、一般に脇腹の肉を野菜とともに炒め、海鮮醤醤油トウガラシを使って作る香ばしい茶色のソースを掛けたアメリカ風中華料理である。牛肉は通常ワケギもしくはミックスベジタブルとともに提供され、スパイシーな味付けがなされている。豚肉や鶏肉なども用いられる[1]。モンゴリアンバーベキューはパリパリに揚げた春雨もしくはの上に載せて供される。

概説[編集]

1950年代初頭に台湾で生まれたスタイルで、客が選んだ肉と野菜を、店員が任意の味付けで炒める。単なる料理というよりも、巨大な鉄板で豪快に調理するパフォーマンスを楽しむ側面が大きい。国名・地名を冠した単語の例に漏れず、モンゴルには存在しない料理であり、食材や調理過程に伝統的なモンゴル料理の技法や食材は取り入れられていない。「モンゴリアン」という名前は「エキゾチックな」 料理という印象をあたえるために使用されたと考えられる。

歴史[編集]

1951年台北のレストランで吳兆南中国語版が考案した[2][3]。日本統治時代から一般に浸透していた鉄板焼きのバリエーションとして生まれたものと考えられる。1960年代にアメリカに伝わり、現在は非常にポピュラーな料理となっている。

提供形式[編集]

モンゴリアンBBQ
肉や野菜を自由に選ぶ

客の注文に応じて肉野菜炒めを作り、それを食べ放題で提供する。日本ではほとんど馴染みのない料理であるが、米軍基地内のレストランで提供される例はある。また、沖縄県北谷町には専門店が存在する。

炒める作業以外はセルフサービスであり、ライスやパン、スープやサラダなどの副菜や飲み物は客が自分でサーブする。日本で一般的な食べ放題の焼肉屋とほぼ同じである。

  1. 店内に並べられた肉、野菜、調味料を客が自由に皿や丼に盛り、鉄板のそばにいる調理人に渡す。
  2. 店員は客の指示に従い、刀剣を模した独特の大きなヘラで炒めた後に客に返す。

材料は、牛肉豚肉鶏肉ラム肉七面鳥肉海老豆腐キャベツたまねぎにんじんもやしブロッコリーたけのこマッシュルームピーマンパイナップルパパイヤなど非常に多彩で、味付けに用いるソースも数~十数種類から選べる。ライス中華麺を一緒に炒めることで焼きめし焼きそばを作ることも可能である。

脚注[編集]

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関連項目[編集]

外部リンク[編集]