マリオ・カサス

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この名前は、スペイン語圏の人名慣習に従っています。第一姓(父方の)はカサス第二姓(母方の)はシエラです。
マリオ・カサス
マリオ・カサス
本名 Mario Casas Sierra
生年月日 (1986-06-12) 1986年6月12日(31歳)
出生地 ガリシア州ア・コルーニャ県ア・コルーニャ
国籍 スペインの旗 スペイン
職業 俳優モデル
活動期間 2005-
配偶者 マリア・バルベルデ(2009–2014)
ベルタ・バスケス(2014–)
公式サイト www.mariocasasworld.com

マリオ・カサス(Mario Casas Sierra, 1986年6月12日 - )は、スペインア・コルーニャ県ア・コルーニャ出身の俳優。テレビドラマ『Los hombres de Paco』や『El Barco』、映画『El camino de los ingleses』、『空の上3メートル』、『その愛を走れ』などの演技で知られている。

経歴[編集]

マリオ・カサスは1986年にガリシア地方ア・コルーニャ県ア・コルーニャに生まれた[1]。カサス家は1994年にバルセロナに転居した[2]。カサスは5人兄弟姉妹の長男であり、シェイラ(1987年生)、クリスティアン(1992年生)、オスカルスペイン語版(1998年生)、ダニエル(2014年生)がいる[3]。クリスティアンとオスカルは俳優である[4]。サッカークラブではデポルティーボ・ラ・コルーニャFCバルセロナを応援している[2]。幼い頃は警察官・消防士・サッカー選手などになるのが夢だったが[1]クリスティーナ・ロタスペイン語版の演劇学校で学んだことで俳優になることを決意し、17歳の時にマドリードに転居した[2]

まずはいくつかのコマーシャルに出演し、2005年にはテレビドラマ『Obsesión』に脇役として出演[1]。その後はテレビドラマ『Motivos personales』、『Mujeres』にも出演した。2006年にはアントニオ・バンデラス監督の『El camino de los ingleses』で映画デビューし、国内メディアの注目を集めた。同年にはラ・セクスタのテレビドラマ『SMS』に出演。2007年から2010年に放送されたアンテナ3のコメディドラマ『Los hombres de Paco』では国外の視聴者にも存在を知らしめた。2009年には2つのヒット映画、『Fuga de cerebros』と『灼熱の肌』に出演し、前者ではアマイア・サラマンカ英語版の相手役、後者ではヨン・ゴンサーレス英語版の親友役を務めた[2]。この2作品は揃って公開初週の興行収入第1位を記録している。2010年にはパコ・カベサス監督の『Carne de neon』に出演。同年の最高興行収入記録を上げた『空の上3メートル』ではマリア・バルベルデの相手役を務めた。2012年には『Tengo ganas de ti』でバルベルデやクララ・ラゴと共演[5]

2011年から、カサスはブランカ・スアレス英語版とともにアンテナ3のテレビドラマ『El Barco』に出演している。2012年に20ミヌートス紙が行った「セクシーな俳優」の調査では2位にランクインした[6]。2012年にはアルベルト・ロドリゲス監督の『UNIT 7 ユニット7/麻薬取締第七班』に出演し[7]、同じく2012年にはクララ・ラゴらとともに『その愛を走れ』に出演した[8]。2013年には3本の映画に出演。1本目はシャム・マディラジュ英語版監督の英語作『ファイナル・ゲーム』であり、アメリカ人俳優のジェシカ・ロウンズジェームズ・レマーサン・カンディエゴ・ボネータ英語版などと共演した。2013年後半にはマルセロ・ピニェイロ英語版監督の『Ismael』に出演し、アレックス・デ・ラ・イグレシア監督の『スガラムルディの魔女』にウーゴ・シルバとともに出演した[9]マイケル・ラドフォード監督の『La mula』ではマラガ・スペイン映画祭で男優賞を受賞している[1]。2013年末から2014年初頭にはバンデラスらとともに、コピアポ鉱山落盤事故を主題とする英語作品『チリ33人 希望の軌跡』を撮影した[10]。2015年にはイグレシア監督のコメディ映画『グラン・ノーチェ!最高の大晦日』に出演し、フェルナンド・ゴンサレス・モリーナ英語版監督のロマンティックドラマ『Palmeras en la Nieve』に出演した[11]

フィルモグラフィー[編集]

テレビドラマ[編集]

作品 放送局
2011–2013 El barco アンテナ3
2007–2010 Los hombres de Paco アンテナ3
2006–2007 SMS ラ・セクスタ
2006 Mujeres ラ2
2005–2006 Obsesión TVE
2005 Motivos personales テレシンコ

長編映画[編集]

原題 日本語題 監督
2015 Toro キケ・マイーリュ
2015 Palmeras en la Nieve フェルナンド・ゴンサレス・モリーナ
2015 Mi Gran Noche グラン・ノーチェ!最高の大晦日 アレックス・デ・ラ・イグレシア
2015 Los 33 チリ33人 希望の軌跡 パトリシア・リッヘン
2014 Eden ファイナル・ゲーム シャム・マディラジュ
2013 La mula マイケル・ラドフォード
2013 Ismael マルセロ・ピニェイロ
2013 Las brujas de Zugarramurdi スガラムルディの魔女 アレックス・デ・ラ・イグレシア
2012 Tengo ganas de ti その愛を走れ フェルナンド・ゴンサレス・モリーナ
2012 Grupo 7 UNIT 7 ユニット7/麻薬取締第七班 アルベルト・ロドリゲス
2010 Carne de neon パコ・カベサス
2010 Tres metros sobre el cielo 空の上3メートル フェルナンド・ゴンサレス・モリーナ
2009 Mentiras y gordas 灼熱の肌 アルフォンソ・アルバセーテ
ダビド・メンケス
2009 Fuga de cerebros フェルナンド・ゴンサレス・モリーナ
2006 El camino de los ingleses アントニオ・バンデラス

短編映画[編集]

作品 監督
2010 Dinero fácil カルロス・モンテーロ
2010 La wikipeli 2: Miedo ジャウマ・バラゲロ
2009 Paco ホルヘ・ロエラス
2007 Sintonia diario Pop ギリェルモ・ミエサ

受賞とノミネート[編集]

スペインの旗 フェロス賞
年度 部門 作品 結果
2016 助演男優賞 グラン・ノーチェ!最高の大晦日 受賞
2014 助演男優賞 スガラムルディの魔女 受賞
主演男優賞 La mula ノミネート
スペインの旗 フォトグラマス・デ・プラータ
年度 部門 作品 結果
2016 映画男優賞 Palmeras en la nieve 受賞
2014 映画男優賞 スガラムルディの魔女 ノミネート
2013 映画男優賞 UNIT 7 ユニット7/麻薬取締第七班 受賞
2012 テレビ男優賞 The Boat ノミネート
2011 映画男優賞 空の上3メートル ノミネート
スペインの旗 スペイン映画批評家協会賞
年度 部門 作品 結果
2016 新人男優賞 グラン・ノーチェ!最高の大晦日 ノミネート
2014 新人男優賞 La mula ノミネート
スペインの旗 スペイン俳優組合賞
年度 部門 作品 結果
2011 新人男優賞 Los hombres de Paco ノミネート
スペインの旗 マラガ・スペイン映画祭
年度 部門 作品 結果
2013 男優賞 La mula 受賞
アメリカ合衆国の旗 ACE賞
年度 部門 作品 結果
2011 新人男優賞 空の上3メートル 受賞
部門 作品 結果
アリカンテ映画祭 2012 アリカンテ映画賞 ノミネート
ラテン・エンタメ批評家協会賞 2011 新人男優賞 Tres metros sobre el cielo 受賞
エニェ映画賞 2009 助演男優賞 Sex, Lies and Parties 受賞
EP3アワード 2009 新人男優賞 Sex, Lies and Parties 受賞
レスガイシネマッド・フェスティバル・アワード 2009 レスガイシネマッド・アワード Sex, Lies and Parties 受賞
ミクロフォノ・デ・オロ賞 2011 テレビ男優賞 Los hombres de Paco
The Boat
受賞
モストレス国際短編映画祭 2011 男優賞 Easy Money ノミネート
マスト!アワード 2010 男優賞 Los hombres de Paco
Sex, Lies and Parties
ノミネート
ネオックス・ファン・アワード 2012 映画男優賞 I Want You 受賞
スペイン映画新人賞 2009 新人男優賞 Brain Drain
Sex, Lies and Parties
ノミネート
上海賞 2009 映画男優賞 Sex, Lies and Parties ノミネート
ヴィラ=レアル国際短編映画祭 2011 男優賞 Easy Money 受賞
サラゴサ映画祭 2009 新人男優賞 Brain Drain
Sex, Lies and Parties
受賞
2010 Tres metros sobre el cielo 受賞

脚注[編集]

  1. ^ a b c d “Mario Casas Biografía” (Spanish). Prensa Corazon. http://prensacorazon.com/mario-casas-biografia/ 2012年11月2日閲覧。 
  2. ^ a b c d Redondo, David; Blázquez, Clara (2009年6月18日). “Entrevista a Mario Casas, en exclusiva” (Spanish). Punto de Encuentro. http://www.puntoencuentrocomplutense.es/2009/06/entrevista-a-mario-casas/ 2012年11月2日閲覧。 
  3. ^ “Mario Casas se toma unos días de descanso en familia” (Spanish). アンテナ3. (2011年7月28日). http://www.antena3.com/celebrities/famosos-espanoles/marios-casas-toma-dias-descanso-familia_2011072800031.html 2012年11月2日閲覧。 
  4. ^ “La hermana de Mario Casas asalta la banca de 'Allá tú'” (Spanish). エル・ムンド. (2011年3月3日). http://www.elmundo.es/elmundo/2011/03/01/television/1299010606.html 2012年11月2日閲覧。 
  5. ^ “Mario Casas, María Valverde y Clara Lago presentan 'Tengo ganas de ti'” (Spanish). Hola. (2012年6月19日). http://www.hola.com/cine/2012061959166/mario-casas-maria-valverde-tengo-ganas-de-ti/ 2012年11月2日閲覧。 
  6. ^ “Los Actores Españoles Mas Sexies De La Television” (Spanish). (2011年2月17日). http://listas.20minutos.es/lista/los-actores-espanoles-mas-sexies-de-la-television-186153/ 2012年11月2日閲覧。 
  7. ^ OPENING NIGHT FILM AND RECEPTION: Unit 7 (Grupo 7) Moving Image, 2014年4月4日
  8. ^ “Mario Casas, María Valverde y Clara Lago presentan 'Tengo ganas de ti'” (Spanish). Hola. (2012年6月19日). http://www.hola.com/cine/2012061959166/mario-casas-maria-valverde-tengo-ganas-de-ti/ 2012年11月2日閲覧。 
  9. ^ “Mario Casas y Hugo Silva, dos atractivos 'hechizados' en la nueva cinta de Álex de la Iglesia” (Spanish). Hola. (2012年9月28日). http://www.hola.com/cine/2012092860947/hugo-silva-mario-casas-rodaje/ 2012年11月2日閲覧。 
  10. ^ Antonio Banderas, Mario Casas y Juliette Binoche presentan ‘Los 33’ con los mineros de Atacama”. Hola (2014年2月3日). 2016年4月18日閲覧。
  11. ^ Mario Casas protagoniza la adaptacion del best seller”. ABC (2013年9月20日). 2016年4月18日閲覧。

外部リンク[編集]