マイ・ベスト・フレンズ・バースデー

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マイ・ベスト・フレンズ・バースデー
My Best Frined's Birthday
監督 クエンティン・タランティーノ
脚本 クレイグ・ハーマン
クエンティン・タランティーノ
製作 ランド・ヴォスラー
出演者 クエンティン・タランティーノ
クリスタル・ショウ
アル・ハレル
リッチ・ターナー
アレン・ガーフィールド
クレイグ・ハーマン
ロウランド・ワフォード
リンダ・ケイ
スティーヴォ・ポリー
撮影 スコット・マッギル
ランド・ヴォスラー
編集 クエンティン・タランティーノ
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
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マイ・ベスト・フレンズ・バースデー』(: My Best Friend's Birthday)は、クエンティン・タランティーノが初監督を務めた白黒のコメディ映画。自主制作であり未完成[1]

概要[編集]

当時、タランティーノはカリフォルニア州マンハッタンビーチレンタルビデオ店(現在は閉店済み)で働いていた。この企画が始まったのは1984年で、当時のハマンはある若者についての30ページから40ページの脚本を書いていた。その若者は、自分の友人の誕生日に何かいいことをしようとし続けるが、若者の努力は裏目に出るだけだったというこの企画に、タランティーノは脚本共同執筆者兼監督として参加するようになり、彼とハマンは短い脚本の分量を80ページにまで膨らませた。タランティーノとハマンは予算を5000ドルと見積もったうえで、4年がかりでその映画を16mmフィルムに撮影し、レンタルビデオ店や演技のクラスの友人らとともに出演した。撮影クルーには、レンタルビデオ店で働いていた友人のランド・ヴォスラーやロジャー・エイヴァリーも加わっていた。

本作品はタランティーノが撮ってきた映画の中で、最もあからさまにコメディー風の映画である。チャーリー・ローズ英語版とのインタビュー(Collector's Edition DVDのRegion 1で見ることができる)の中で、タランティーノは本作品のことを「ディーン・マーティンジェリー・ルイスの作品みたいなもの」と言っている。

もともと70分ほどの長さであったが、フィルム・ラボの火事のため一部が破損し、36分ほどの長さしか残されていない[2]

この作中のアイデアは、「トゥルー・ロマンス」、「ナチュラル・ボーン・キラーズ」といった以後のタランティーノ作品で生かされた[1]

脚注[編集]

  1. ^ a b キネマ旬報増刊5月10日号フィルムメーカーズ[3]クエンティン・タランティーノ、1998年5月10日号、p.211
  2. ^ Ferrari, Alex (2015年10月14日). “Quentin Tarantino’s Unreleased Feature Film: My Best Friend’s Birthday”. Indie Film Hustle. 2018年11月29日閲覧。

外部リンク[編集]