ベゼラ・ダシルバ・サムエル・ジュニオル

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ベゼラ・ダシルバ・サムエル・ジュニオル
BEZERA DA SHIRUBA SAMUERU JUNIOR
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1989-05-30) 1989年5月30日(34歳)
出身地 ブラジルの旗 ブラジルサンパウロ市
ラテン文字 BEZERA DA SHIRUBA SAMUERU JUNIOR
身長 191cm
体重 83kg
選手情報
愛称 ベゼラ・ジュニオル
ポジション MB
指高 236cm
利き手
スパイク 342cm
ブロック  
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ベゼラ・ダシルバ・サムエル・ジュニオル: BEZERA DA SHIRUBA SAMUERU JUNIOR [1]1987年7月23日 - )は、日本の男子バレーボール選手。ブラジルサンパウロ市生まれ、広島県出身。ポジションはミドルブロッカーVプレミアリーグJTサンダーズに所属していた。登録名はベゼラ・ジュニオル

本名表記およびラテン表記はJT公式に準拠する。なおブラジルポルトガル語ではサムエル・ベセーラ・ダ・シウヴァ・ジュニオルSamuel Bezerra da Silva Júnior)。

来歴[編集]

父親がブラジル人で、母親が日系三世ブラジル人で、ベゼラ自身は現在日本に帰化している[2][3]。ブラジル・サンパウロ市で生まれ、父親の自動車関連企業での仕事のため、9歳から広島県安芸郡府中町で暮らす[2][3]

幼い頃からサッカーをしており、府中町立府中緑ヶ丘中学校入学後も当初はサッカーをしていたが足を痛め断念した[2][3]。2003年中学2年時、猫田勝敏の次女が教諭として顧問をしていた府中緑ヶ丘中バレー部に誘われ入部する[2]。当初はウイングスパイカー(レフト)だった[3]

2005年、地元バレーの名門であるの崇徳高校へ進学する[3]。2年先輩に廣本遥、1年先輩に明石良介佐々木剛迫谷竜児、同期に赤澤直樹本多洋に鍛えられ、ミドルブロッカーとなったのはこの高校時代からである[3]春高バレーインターハイで全国を経験した。

2008年、福山平成大学へ進学する[3]。2009年大学2年の時に中国大学リーグ初優勝、全日本インカレでは筑波大学を破りベスト8入りした[3]。この活躍によりJTサンダーズよりスカウトされることになり[3]、大学在学中の2011年に内定選手となり、同年8月に帰化した[1][4]

2012年、大学卒業後正式にJTサンダーズへ入部[3]。同期は小澤翔安永拓弥[1]。2018/19シーズンをもってJTを退団[5]

所属チーム[編集]

個人成績[編集]

Vプレミアリーグレギュラーラウンドにおける個人成績は下記の通り[6]

シーズン 所属 出場 アタック ブロック サーブ レセプション 総得点 備考
試合 セット 打数 得点 決定率 効果率 決定 /set 打数 エース 得点率 効果率 受数 成功率
2012/13 JT 12 11 20 9 45.0% % 3 0.27 28 1 3.57% 6.3% 3 66.7% 13
2013/14 2 0 0 0 0.0% % 0 0.00 0 0 0.00% 0.0% 0 0.0% 0
2014/15 0 0 0 0 0.0% % 0 0.00 0 0 0.00% 0.0% 0 0.0% 0

脚注[編集]

  1. ^ a b c 小澤翔選手、安永拓弥選手、ベゼラ・ダシルバ・サムエル・ジュニオル選手の入部が内定しました』(プレスリリース)JTサンダーズ、2011年12月http://www.jti.co.jp/knowledge/thunders/news/2011/1112_03/index.html2014年8月4日閲覧 
  2. ^ a b c d ベゼラ「早くJTレベルに」”. 中国新聞 (2011年12月13日). 2012年1月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年8月4日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h i j インタビュー”. JTサンダーズ公式. 2014年8月4日閲覧。
  4. ^ バレーJTにベゼラ内定”. 中国新聞 (2011年12月13日). 2012年1月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年8月4日閲覧。
  5. ^ 「月刊バレーボール」2018年6月号 98ページ
  6. ^ Vリーグ機構. “選手別成績”. 2015年11月2日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]