ビデオチャレンジャー
ビデオチャレンジャーとは1987年、タカラ(現・タカラトミー)が発売した玩具。ビデオテープの画面に専用の光線銃でターゲットを撃つ玩具である。
解説[編集]
ビデオテープの画面に映るターゲットを専用の光線銃で撃つゲーム玩具。ゲームオーバーはなく、プレイヤーはビデオ終了まで何回当ったのか判定する。ファミリーコンピュータの大ヒットやNEC-HEから発売されたPCエンジンの影響もあってで殆ど売れず短命で終えてしまった。
ハード[編集]
専用銃「チャレンジブラスター」を使用する。専用ビデオソフトの映像に合成されたターゲットに銃口を合わせトリガーを引くと、スコアが加算される。
ターゲットは三種類の点滅パターン[1](通常得点(+100)、高得点(+500)、ダメージ(-100))を持つ。
得点はブラスターに設置されたカウンターに表示される。
ターゲットに連続して命中させると効果音が鳴り、ボーナスモード[2]に突入する。
ボーナスモード中は得点が倍増する。
一定時間が経過するとボーナスモードは終了する。
トリガーを引かない状態で映像中のダメージパターンに銃口が向いていると、得点が減点される。
発売されたソフト[編集]
- カーバトルゲームということもあり、暴走族、敵対車両がターゲットに設定されているだけでなく、車を操作するギミックとして"ステアリングターゲット"が盛り込まれている。
その他[編集]
例外的存在ではあるが「トランスフォーマー ザ☆ヘッドマスターズ」の一時期のオープニング映像に、ビデオチャレンジャーに対応した映像効果が付加されていた。映像中の戦闘シーンのデストロンのキャラにターゲットパターン、射撃描写部分にダメージパターンが合成されている。
1987年から1988年まで講談社のコミックボンボンで本製品を題材にしたホビー漫画「ビデオチャレンジャー弾(池田淳一)」が連載されていた。
脚注[編集]
関連項目[編集]
仮面ライダーBLACK
キャプテンパワー
ともに映像に連動する玩具"インタラクティブ・トイ"が展開された作品。