ニュージーランド人

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ニュージーランド人
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HayleyWestenraWikipedia1.jpgMeriMangakahia1890s.jpgEdmund Hillary, c. 1953, autograph removed.jpg
総人口
5,000,000+[1]
居住地域
 ニュージーランド
4,370,000
オーストラリアの旗 オーストラリア 566,815 2 8[2]
イギリスの旗 イギリス 58,286 1 6[3]
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 22,872 1 5[3]
カナダの旗 カナダ 9,475 1 6[3]
オランダの旗 オランダ 4,260 1 6[3]
アラブ首長国連邦の旗 アラブ首長国連邦 4,000 7[4]
日本の旗 日本 3,146 2 3[3]
アイルランドの旗 アイルランド 2,195 1 6[3]
香港の旗 香港 >2,000[5]
ドイツの旗 ドイツ 1,643 2 6[3]
 ノルウェー 929 2 6[3]
フランスの旗 フランス 890 1 4[3]
 スウェーデン 687 1 6[3]
 デンマーク 382 1 6[3]
タイ王国の旗 タイ 300 2 5[3]
スペインの旗 スペイン 275 1 6[3]
イタリアの旗 イタリア 234 2 6[3]
 オーストリア 156 1 6[3]
 フィンランド 88 1 6[3]
言語
英語 · マオリ語 · NZ Sign Language · その他
宗教
大多数はキリスト教、その多くはプロテスタントだが、カトリック教徒もいる。その他の宗教としては、マオリの伝統信仰仏教ヒンドゥー教イスラム教ユダヤ教シク教などがある。不可知論無神論も広まっている[6]

1. 当該国に居住するニュージーランド生まれの人口
2. 当該国に居住するニュージーランド国籍の人口
3. 1995年現在
4. 1999年現在
5. 2000年現在
6. 2001年現在
7. 2009年推計
8. 2010年推計

ニュージーランド人(ニュージーランドじん、英語: New Zealanders)は、ニュージーランド国籍を有する人々であり、口語的には「キウイ(ズ)(Kiwis)」とも呼ばれる[7][8]。ニュージーランドは、多民族社会であり、様々な民族的出自をもつ人々が生活している。もともとは、先住民であるマオリだけが住んでいたが、19世紀以降は、スコットランド人イングランド人アイルランド人を中心に、比較的少数のフランス人オランダ人スカンディナヴィア人、南スラヴ人などを加えた、様々な民族性をもったヨーロッパ系のニュージーランド人たちが、人口の面でも優勢になった。2010年8月現在、ニュージーランドにはおよそ437万人が居住しているものと推計されている[1]

概要[編集]

近年、ニュージーランドの民族構成は、変化を遂げつつあり、新規移民の到着、高い出生率、異人種間結婚の増加などにより、マオリや、アジア系、太平洋諸島民や、異人種間結婚によって複数の人種的出自をもつ人々の比率が、ヨーロッパ系だけの血統を引く人々に比べて高い伸びを見せており、将来は、人口の過半を占めるに至るものと推測されている[9]

1986年の国勢調査以来、エスニシティに関する回答が複数回答可能となった。初回の1986年では2つ以上のエスニック集団を出自とすると回答したのは、全国民の4パーセント強だったが、その割合は回を追うごとに増加し、2006年の調査では9.9パーセントとなっている[10]。2001年の国勢調査の後、エスニシティに関する質問のその他の回答欄に、祖先の出自に囚われず「ニュージーランド人」と書くべきという議論が起こった。1986年の調査では「ニュージーランド人」や、それに類する回答を記入した人は2万人余りだったが、2006年国政調査では人口の11パーセントに当たる43万弱の人々が、自分の帰属集団として「ニュージーランド人」を選択している[10]

ニュージーランド人の大部分はニュージーランドに住んでいるが、国外に居住している者も相当の数にのぼっており、2001年の推計では、ニュージーランド国外に居住している人々は、ニュージーランド生まれの14%、46万人にのぼるともいわれた。そのうち、ニュージーランド生まれの国外居住者の4分の3以上にあたる36万人は、オーストラリアに住んでいた。このほかにも、ニュージーランド人の国外コミュニティが形成されているところは、イギリスアメリカ合衆国カナダをはじめ英語圏の各地にあるが、他の場所にも少人数のものが存在している[3]。このようにディアスポラ状態の国外居住者の数は、2010年の時点でも増加傾向にあると報じられ、65万人以上のニュージーランド人は国外におり、そのうち566,815人は2010年6月の時点でオーストラリアに住んでいると推定されている[2]

出典・脚注[編集]

  1. ^ a b Estimated resident population of New Zealand”. Statistics New Zealand (2010年8月). 2010年8月11日閲覧。
  2. ^ a b Australian Department of Immigration and Citizenship (2010年11月). “Australian Immigration Fact Sheet 17. New Zealanders in Australia”. 2011年9月15日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q John Bryant and David Law (2004年9月). “New Zealand’s Diaspora and Overseas-born Population: The diaspora”. New Zealand Treasury. 2010年8月10日閲覧。
  4. ^ Matthew Chung (2009年11月6日). “From F1 to Fifa, the show rolls on”. The National. 2014年2月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年8月11日閲覧。
  5. ^ http://www.nzembassy.com/hong-kong/new-zealanders-overseas/living-hong-kong
  6. ^ en:Religion in New Zealand」参照。
  7. ^ Gary Morley (2010年6月24日). “Kiwis hope to take flight at World Cup”. CNN. 2010年8月11日閲覧。
  8. ^ Kiwi and people: early history”. Te Ara Encyclopedia of New Zealand. 2010年8月11日閲覧。
  9. ^ Gillian Smeith and Kim Dunstan (2004年6月). “Ethnic Population Projections: Issues and Trends”. Statistics New Zealand. 2010年8月10日閲覧。
  10. ^ a b 青柳まちこ『国勢調査から考える人種・民族・国籍』 明石書店 2010年 ISBN 978-4-7503-3274-1 pp.178-184.

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

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